テーマ:旧い旧い洋画(394)
カテゴリ:お気に入り映画館
(大島渚の映画をもう一度観に行っていたディノは、Le Balzacの出口まで迎えに来てくれたのでカフェで一杯飲んでから帰ってきました。) 先々月イタリアに行ってから、イタリアにもその言語にも興味が出てきた私は単純な人間・・。 デ・シーカと聞いてすぐに思い浮かぶのは「自転車泥棒」(1948)。 だけど「悲しみの青春」を観て、1901年に生まれ74年に亡くなった彼が齢70歳にして若者のみずみずしさを見事に描いていた事に驚きました。 公開当時はオスカー賞とベルリンの金獅子賞をWで獲った、そして各賞を受けるにふさわしい映画なのに、今夜の観客が10人足らずだったのは残念な限り。 リバイバル上映が始まってから3週目に入っているというのもあるのでしょうけどね。 Le Balzacはこの作品に気合いを入れているのか、2つある部屋のうちの大きい方をこの映画にあてがっていたので、余計そう感じました。 その名の通りrue Balzacにある映画館Le Balzac。 (フランスの映画館のネーミングって、住所から取ったのが多いんです。) 新作映画も公開する傍ら、今回の様に過去の名作をリバイバルで上映したり、月一度の日曜には子供向けに無声映画のピアノ伴奏付き上映会を実施したり(私は行った事がないけれどかなり盛況らしい)、頑張ってくれてます。 シャンゼリゼ地区の中で、お気に入り映画館の一つです。 最終の回に駆け込む事の多い私達にはなかなか難しい事だけど、そのうちLe Balzac内のバーで、コーヒーかワインを飲んでみたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.19 00:04:56
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