カテゴリ:パリで(安く)映画!
昨日の続きです。 留学前は今よりも更にボ~っと生きていたので日本の事はよく分かりませんが、フランスに住み出して6年経った今、物価の値上がりが目につく様になってきました。 (さすが主婦?) 私がそう感じる背景には、円安がどんどん進んでいるという事もあるのですが。 (私には、いまだに何でも円換算するクセが抜けません。 ユーロが導入された2002年初めには「1ユーロ=110~120円ぐらい?」でざっと計算していたけれど、今では「1ユーロ=160~170円」ですからね・・。) 2001年にフランスに住みだした頃は 「フランスって何て映画の入場料が安いの?!」 と思っていました。 なのに今では、シャンゼリゼにある大手映画館で入場券が10ユーロを超えているところもあるぐらいだし、物価の上昇と円安の影響で、日本で観るのとあまり変わらない感じになってきてしまいました。 そこで今日は、パリで安く映画を観る方法を紹介したいと思います。 (参考に、私がとっても気に入っている名画座・Reflet Medicis Logos(ルフレ・メディスィス・ロゴス)の値段も書いておきます。 Refletは、一般の入場料が8ユーロの映画館です。) 1. 割引を利用する。 パリには、学生・16歳(または18歳)未満の人・60歳以上の人・失業者、それから大家族の人達に割引をしている映画館がたくさんあります。 割引対象になる人のカテゴリーは映画館によって違うのですが、事前にPariscopeで確認して、自分の立場を証明できるもの(学生なら学生証とか)を持っていけばOKです。 (例:Refletでは学生etcなら、6.2ユーロで観れます。) * 注意!! ただし金曜の夜と土日のみ、この割引が適用されない映画館が多いのでご用心!! また映画館によってはタイムサービスを行っているところもあります。 (例:Refletでは12時の回だけ5.5ユーロです。) 2. 回数券を利用する。 大手チェーン映画館だけでなく、カルティエ・ラタンにある様な独立系映画館も、おトクな回数券を販売してるので、これを使うのも手です。 (例:Refletなら20回券が100ユーロ、10回券が57ユーロ。) * 注意!! 購入時は有効期限(半年とか一年とか)に気をつけてください。 3. 映画館を値段で選んでみる。 上記の通りシャンゼリゼにある大手映画館、Gaumont(ゴモン)やUGC(ユージェーセー)では入場料が10ユーロを超えてしまう事があります。 (初めて知った時はびっくりしました。) ですがGaumontやUGCの映画館も、ちょっと場所が変われば安くなるんです。 たとえばオペラ地区にある両館はどちらも、入場料が9ユーロ未満。 オペラ地区もパリの真ん中に位置し、観光名所も多く、パリ市内ではシャンゼリゼの次くらいに華やかな地区なのに納得いきませんが・・・まぁラッキーです。 また、Refletの様な小さな独立系映画館は概して、大手チェーンよりも入場料が安いみたいです。 特に安いのは、映画監督ジャン・ピエール・モッキーの映画館Brady(ブラディ)や、サンミッシェルにあるEspace Saint Michel(エスパス・サン・ミシェル)などで、それぞれ6ユーロ代です。 (どちらもプログラムが偏っているので 「ここだと観たい映画がない!」 って感じる方も多いかも、とは思いますが・・。 しかもどちらもあまり清潔感がなかった様な・・。) たった100~300円の違いですが、まさに塵も積もれば山となる! パリで映画をたくさん観たいと思っている方は、Pariscopeをよ~く眺めて頑張ってみてください♪ 色々な映画館の思い出に浸りながら書いていたら、長くなってしまいました。 他にも安く(またはタダで)映画を観る方法はあるのですが、それはまた今度にしますね。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.28 00:39:03
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