カテゴリ:その他の日記
この間の水曜日、アルベール・ラモリスの「赤い風船」と「白い馬」の二本立て上映を観に、お気に入りの映画館Reflet Medicis(ルフレ・メディシス)へ行ってきました。 ・・・そう・・・「行って」だけ来たのです、映画は観れずに・・・。 上映開始10分前に着くと、ルフレ・メディシスの中にはいつになく子供が溢れかえっていました。 みんな「赤い風船」を観に来たのに違いありません。 チケット売り場がとても混んでいるのを見て、先にトイレに行く事にしました。 ・・・でもこれが悪かった。 同じく混んでいたトイレで散々待った後いざチケット売り場に行くと「満席です」と言われてしまいました! そんな・・・・。 「赤い風船」のリバイバルはもう何週間も前から始まっていたので、とても意外でした。 親やおじいちゃんおばあちゃんに連れられた子供達が殺到しているのは今週から上映時間が変わったからかもしれないし、もしかしたらこの映画の事がどこかで報じられたのかもしれません。 残念だけど、これだけの観客の入りならこれからしばらく上映は続くだろうな、とも安心しながら、ルフレ・メディシスを出ました。 その日は結局遅れてやってきたディノの提案で、ルフレ・メディシスの隣にある映画館La Filmotheque Quartier Latin(ラ・フィルモテック・カルティエ・ラタン)で、ブレイク・エドワーズの「ティファニーで朝食を」(1961)を観る事にしました。 ディノは観た事がないと言うし、私も15年位前にビデオで一回観て以来あまり覚えていなかったからです。 それにこの日はなぜかとても眠かったので(=自分の理解力に自身がない)ある程度知っている映画を観た方がいい様な気もしていました。 少しヒマを潰してからカルティエ・ラタンに入ると、この映画はもう何ヶ月も前から(確か夏から?)リバイバルされているにも関わらず20人弱の観客が居ました。 2002年の夏、モンパルナスのMK2という映画館で高畑勲の「セロ弾きのゴーシュ」(1982)を知らない人とたった2人で観て以来、リバイバルが始まってから長い映画を観に行く時は 「きっと観客少ないんだろうなぁ」 と覚悟してしまう癖のついている私には、拍子抜けの人数でした。 この映画(私が今更言うまでもない事だけど)オードリーの可愛らしさもさる事ながら、ニューヨークに集まる人々をコミカルに、でも様々に描いていてとても良かったです。 ディノはカポーティーの書いた原作(の、もちろん仏訳版)を持っているそうなので、読もうねという話になりました。 (私はその前に、ずっと読みかけの本があるのでそちらを終わらせなければならないけど・・。) 最後に、帰宅前にスターバックスに寄りました。 ジンジャーケーキとクリスマスブレンドコーヒーのセットがあったので、企画物に乗せられやすいディノの希望で今日はこれに決定。 ナプキンや幾つかくっついてきたシールがクリスマス仕様になっていて、クリスマス好きの私は嬉しくなりました。 (ちなみに今回初めてポットで頼んでみました。) 最後におまけ画像です。(というか、私にはこれがメイン画像?) 私が「赤い風船」を見逃した、トイレ以外のもうひとつの理由はこれです(?)。 この日記の一番最初の写真はキオスクなのですが、これと同じ、ユーロスターの宣伝が貼られています。 これを見た私はちょっと忘れかけていたテレタビーズ魂が蘇って、思わずパチリ。 後でディノにこのポスターを見せたら 「ポーの色は、バッキンガム宮殿の前に居る見張りの人達の服と同じだから選ばれたんだよ」 と言っていたけれど、実際のところどうなのでしょうね? (傘で玄関口を守るつもりなの??) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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