テーマ:映画ニュース(1428)
カテゴリ:映画雑感
2つ前の日記の続きで、パリ近郊の2007年観客動員数ベスト11位から15位までを取り上げてみます。
まず11位は気の毒にも「製作:べッソン」という宣伝のせいでなかなか名前を覚えてもらえないジェラール・クラヴジックが監督したTAXi4。 いわゆる「フランスらしい」映画ではないかもしれないけど、フランスの作品ですね。 (とりあえずホッ。) 12位はボーン・アルティメイタム。 13位はクロード・ベリ監督、オドレィ・トトゥ(「アメリ」の女優さん)主演のEnsemble, c'est tout。 日本では未公開の様ですね。 (原題を直訳すると「一緒に、それが総て」かな?) アンナ・ガヴァルダ(Anna Gavalda)の同名のベストセラー小説が原作なんだそうです。 私は予告編(こちらのサイトに行き数秒待っていると勝手に始まります)で主演の2人が 男:Je suis fatigue.(オレは疲れてるんだ) 女:Mais moi aussi, je suis fatiguee.(私だって疲れてるのよ) と言い合っているのを聞くだけで自分まで疲れてしまう「負のオーラ」を感じ(それだけ名演技なのだとも言えるのでしょうが)結局観に行けませんでした・・・。 そして14位が我が(?)ペルセポリス! 去年観た映画のタイトルをきちんと全て振り返った訳ではないので断言はできませんが、私にとっては2007年に観た近年の映画の中で、鑑賞中と直後に1番惹き込まれた作品だと思います。 主人公に比べたら平穏ではあるものの、映画に自分の今までの人生を少々投影させてしまっているというのもあるのかもしれませんが、とにかく「観てよかった」と思っています。 (観た直後の私の感想はこちらです。) 大人対象のアニメが14位だなんてすごい健闘ぶりですが、確かにブームになってましたもんね。 原作漫画を読んでいる人や持っている人も結構見かけたし。 ちなみに意外かもしれませんが、この作品は「フランス製」ですよ♪ (と、フランス映画の健闘ぶりもアピールしてみる私。) 声優にキアラ・マストロヤンニやカトリーヌ・ドヌーブの名が連なっている事から、パッと見で分かるかもしれませんね。 (追記:あくまで個人的な意見ですが・・・・今「ペルセポリス」の日本公式サイトに行って予告編を見てみました。そして、私としてはあらすじに関する予備知識一切なしで映画を観てかえって良かったなと感じました。) 15位はスリーハンドレッド。 歴史大好きな主人は、やっぱり歴史大好きな義弟と一緒に観に行き、後になって「あそこがおかしい」とかなんとかツッコミを入れていましたが、歴史が苦手な私は、その内容すら覚えていません・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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