カテゴリ:お気に入り映画館
以前の日記でパリの映画チェーンmk2(エム・カー・ドゥー)について触れたのですが、その記事が長くて分かりにくく、また最近mk2の写真を撮ってきたので、その日記の1部を切り取って新しい日記にしちゃいます。 (なので既に以前の日記を読んでくださった方には「あれ、これ読んだ事あるぞ」っていう部分があるかと思いますが、ご了承ください。) パリの巨大映画チェーンといえばGaumont(日本人の間では通称「ゴーモン」、でも「ゴモン」と言った方がフランス語らしいです)とUGC(ユー・ジェー・セー)。 どちらもパリのあらゆるところに存在し、立地場所によって上映作品やその上映形式を調整しています。 たとえば観光客(=外国人)の多いシャンゼリゼのゴーモンでは字幕版(=吹き替えなし)の映画が、住宅地のゴーモンではお子様向きに吹き替え版で上映されていたり。 巨大なだけあって商業的なのでもちろんシャンゼリゼやオペラなどの超・中心街にも映画館を持っているし、セレクトも娯楽作品が多いです。 それに対して、規模としてはもっと小さいけれど芸術嗜好で頑張っているのがmk2。 大手2社とは異なりパリにしか映画館が無いのですが、それでもなんと10館あります。 ここは何といってもゴーモンやUGCでは上映されない(こちらでは「カルト」と見なされている様な)作品も紹介してくれるのが魅力です。 今思えば「水の女(杉森秀則、2002年)」や「珈琲時光(ホウ・シャオシエン、2003年)を観たのmk2だった気がします。 (もりかしたら、大手すぎるゴーモンとUGCでは上映されなかったんじゃないかな?記憶が曖昧だけど、その可能性はあります。) この2本が特に気に入った訳ではないのですが、そう言えるのも観る機会があったからなんですものね・・・・mk2、ありがとう! 名作のリバイバルや、数年前の作品の再上映にも積極的なmk2。 去年末も、ニュープリントの「サーカス(チャップリン、1928)」を観る事ができました。 mk2は映画に対して積極的で、いつも様々なイベントを開催している模様。 (私はチェックしていないので、詳しくはmk2のHP《http://www.mk2.com/home.php》を参照してくださいね。) 私の持っているゴーモンの「見放題パス」が使えなくなったのは凄く悔しいし、少し恨んでいるけど・・・・でも、これからも期待してます! 投票(をクリック)していただけると嬉しいです。 人気ブログランキングへ 一番上の写真はカルチェ・ラタンにあるmk3 Hautefeuille、次の写真はバスチーユにあるmk2 Bastilleです。 意外な事に「レミーの美味しいレストラン」はこのバスチーユのmk2でも上映されていました。 このチェーンでアニメの上映って珍しそうな気がするのですが。 (普段アニメーション映画をチェックしていないので断言はできませんけど。) 映画が認められたのか、それとも・・・やっぱり巨大資本のなせるワザなんでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.28 22:24:02
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