カテゴリ:グルマン達の外食
ふだん滅多に1人で外食する事のない私ですが、今日はちょっとした心境の変化(?)で Le Refletへご飯を食べに行ってきました。 今日食べたものは特別に好みだった訳ではないのですが、覚え書きとして記しておこうと 思います。 お店に入って、黒板を見ながらすぐに考えました。 何にしようかな・・・。 新しいものを開拓したいから、1年以上前に食べた「Pommes de terre farcis (ポム・ド・テール・ファルスィ)」はやめよう。 それから主人がこの間1人で食べたというリゾットはいま一つだったらしいから避けて・・・。 そう考えている時に「Croustade(クルスタード)」という聞いた事のないものが目についたので 何だかよく分からないけどサクサクしているのだろうなと予測をつけてそれをオーダーする事に。 (たった今ひいた電子仏和辞書によるとこれは日本語では「クルースタード」と言うみたいなので 以降はそう書きますね。) 3種類あるクルースタードのうち、今日の日中話題に出たバスク地方のものを選んでみました。 出てきたのは写真の通り、一見クレープに似た生地で包まれた食べ物でした。 店内の黒板には「piperade」と書かれていて、それは電子辞書によると 「ピペラード(バスク地方のトマトとピーマン入りのオムレツ)」 という事だったのですが、これはちょっと違っていました。 揚げられた生地の中には、ピーマン味のきいたトマトソースがたっぷり入っていて そのソースの中には玉ねぎと半熟卵と生ハムが含まれていたのです。 ・・・このお料理、もしもピーマンの味が無かったなら私はもっと美味しく食べれたと思います。 (私はピーマンは好きだけど、トマトソースの中にその味が紛れているのは 好きではなかったみたいです。) 去年食べた「ポム・ド・テール・ファルスィ」は直訳すると「ファルシされたじゃがいも」なのに 実際にはじゃがいもの内側に何かが入っている訳ではなくて、じゃがいもの上に ラクレット風のチーズとハムが乗っている素朴で大味な、でも美味しいお料理でした。 個人的には、手間のかかっていなそうなそっちの方が好みだったなぁ。 でも、これでお料理を1つ発見できたからまぁいいか。 気になるお値段なのですが、このクルースタードはサラダともちろんパンも付いて たったの8ユーロ! この地区ではかなり安いのではないでしょうか? 今日の一品は正直なところ、グルメ~な方にお勧めしていいものかどうかは分からないけど、 このお店、さっと立ち寄ってぱっと食べたい人にはとにかくお勧めです。 あと以前にも書いたかもしれませんが、このお店は超有名観光地カルチェ・ラタンにおいて (観光客ではなく)若めのパリジャン達に混じって食事をしたいという方や、 この通りにある名画座で映画鑑賞したい方には特に強くお勧めします! (お店の正面には「レストラン」と書かれているけれど、軽く一杯だけ飲むのもOKだし。) 私も実はこの後、ほぼ真向かいの映画館「ルフレ・メディシス・ロゴス」で ジャン・ピエール・リモザンの新作「YOUNG YAKUZA」を観る事にしていたのですが、 ドア・トゥー・ドアが10秒足らずなので安心して食べる事ができました (映画の感想はこちらの日記です。) ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.13 21:28:51
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