テーマ:最近観た映画。(39830)
カテゴリ:フランス映画(今世紀)
もう1週間ほど前に観たのになかなか書けないので、取り急ぎメモを残しておきます。 これはクリスマスに集まる家族のお話。 大人になって自立している子供達がカトリーヌ・ドヌーブとジャン・ポール・ルシヨン夫妻の家に 集まってくるけれど、今年は特別な緊張感が走っている。 白血病に冒された母親を助ける為に、適合する骨髄を持っている者は提供すべきなのに 実はこの一家、バラバラになりかけていたから。 特に次男(マチュー・アマルリック)と、彼に絶縁宣言した長女(アンヌ・コンシニ)の間には 壁が立ちはだかっていて・・・というのが最初に提示されるあらすじです。 この作品には一応のストーリーはあるのだけど、 そして登場人物が多い分ドラマもあちこちにあるけれど、 はっきりとしたテーマが明確にある訳ではありません。 私が苦手とするタイプの映画で、しかも2時間半も続くのに 退屈せずに済んだのは監督と役者達の力量によるものなのでしょう。 正直、イライラする瞬間もない訳ではないのだけど・・ 個人的にはマチュー・アマルリックとアンヌ・コンシニの役にはかなりモヤモヤラさせられ、 「どっちもイヤだな~」 なんて思ったけれど、この、ボタンを1つ掛け違えたら除々に全てが狂ってしまった感じは 家族の物語ならではなのかもしれないなんて、妙に感心してしまったり。 この2人の間の緊張感や移植をどうするのかというポイントに適度にハラハラしながら その周りも含めた人間像を観察できる作品でした。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 ところで、アンヌ・コンシニの息子ポールが同監督の『そして僕は恋をする』(1996)の主人公と 同姓同名だった気がするのだけど・・・夢でも見たのかしら、私??? ・・・気になるけど眠いのでまた今度調べようっと! 言うまでもないけれど貫禄たっぷりのドヌーブは魅力的でした。 (ショットによってはエマニュエル・ドゥヴォスと年齢があまり変らなく見える??? ・・・そんなワケないか・・。) マチュー・アマルリックも私が今まで見た中では1番サマになっていた気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.19 09:28:34
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