カテゴリ:Musiques
20歳前後の頃、大好きだった音楽と言えば ピチカートとフランソワーズ・アルディ。 フランス・ギャルも悪くないと思っていたので、当時は 「私ってハ行で始まるアーティストが好きなのね」 と、一人納得していた。 ま、それから時は流れ、今となってはこの中の誰の曲も そんなにしょっちゅうは聴かなくなった。 歌詞に意味あるんだかないんだか分からないピチカートはさておき、 ミシェル・ベルジェと出会ってからの歌が今でも素敵に思える フランス・ギャルもさておき(ゲンスブールは飽きたけど・・)、 アルディはねぇ・・・。 彼女の若い頃の曲(デビューした1962年から1970年ぐらいまで)が 1番好きだったのだけど、今になると歌自体も、 それを大好きでたまらなかった自分自体も、 青臭くって仕方ない気がしてくるので・・・ 滅多に聴かなくなっちゃった。 私の場合はただ単に聞き飽きたっていうのもあるのだけど・・ ・・でも、本人が当時の音楽に距離を置いたコメントをしているのも、 もしかして青臭さがくすぐったすぎるからじゃないかななんて、 勝手な妄想をしてしまいます。 とは言え、今から2・3年前に昔のクリップを集めた 『Le temps des souvenirs』というDVD(写真上)を買った時は、 たくさんの曲を何度も何度もリプレイしてしまった。 それまでに動いている若いアルディを見た事があまりなかったから 感激が止まらなくて・・・。 今でもたまにこのDVDを観始めると止まらなくなってしまう。 ちなみに、 「フランソワーズ・アルディ」という名前に聞き覚えがなくても、 彼女の曲を聴いた事のある日本人は実は多いんじゃないかと思う。 (注意: ここから先、オレンジ文字をクリックするとYouTubeの画像に飛びます。) だって、この『さよならを教えて』って 日本でトレンディー・ドラマ(死語)が全盛だった頃に 何かの番組でしょっちゅうかかっていたらしいし。 私はゲンスブールの言葉遊びが面白いなと感心はしたものの 曲自体をいいなと思った事はなかったけど、 このYouTubeにもアップされているVTR(上のDVDに入っています)は 当時流行と思われるファッションも含めてなんだか好き。 急に終わっちゃうのが辛いけどね・・。 それから、これも聞き覚えのある人は結構いるんじゃないかな? 『Message Personnel』 フランソワ・オゾンの『8人の女たち』(2002年)で、 イザベル・ユペールがカバーしていた曲だから。 この曲は暗いけどすごく好き・・・今でもほんと、大々好きな曲。 (私はどうもゲンスブールよりも ミシェル・ベルジェの曲が好きみたい。 そしてそんな私に、ディノは全然賛成してくれないけど・・。) 最後にもうひとつ。 アルディのデビュー曲『Tous les garcons et les filles』 そんなに好きでもない曲なのになぜ紹介したかと言うと、 当時の音楽を懐古する番組では いつもいつもこのVTRが使われているからです。 (だから余計に好きじゃないの・・。 飽きたというか、たまには他のが見たいというか。 でもフランス人にとって「アルディ」と言えば、 この曲なのかなぁ・・。) 本題に入る前の紹介が長くなってしまったので、 続きは明日にしますね。おやすみなさい。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.18 07:53:13
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