カテゴリ:Musiques
(1つ前の日記の続きで 相変わらずフランソワーズ・アルディの話です。) さて、そんな彼女が最近自叙伝を出版した。 タイトルは 『Le desespoir des singes... et autres bagatelles』、 無理矢理和訳すると 『猿たちの絶望とその他のささいな事』かな。 (うまく訳せない・・。) そしてなんとこの機会に、 シャンゼリゼのヴァージン・メガストアで サイン会を開くとか!! こ・・これは・・絶対に行くでしょ!! もう何年間も前から アルディへの情熱は昇華している様相だったのに、 急にミーハー心が動き出す。 サイン会のシステムがよく分からないので無難にいこうと思い、 本は当日に現場で買う事に決定。 いよいよその日になり、サインは18時から19時半だというのに 18時40分にヴァージンの前に着く。 もしかしてギリギリかな・・と焦りながらも 店頭の大きなポスター(上の写真)を撮っていると、 隣に立っていた40代ぐらいの男性が声をかけてきた。 「あなたもサインをもらいに来たのですか? もしそうなら、がっかりされるかと思うけれど・・」 なんて言っているのでなにごとかと構えたら、 なんとこの日になって、サイン会は25日に延期になったらしい。 残念だけど・・・アルディの大ファンのこの男性は サインをもらいたいならできるだけ早めに来た方がいいのだと 教えてくれた。 もしも今日予定通りにサイン会が開催されていたら、 遅くに来た私には順番がまわってこなかった可能性もある訳だ。 不幸中の幸いなのかもしれない。 小さい頃からアルディのファンで 今まで彼女から4・5回サインをもらった事のある彼は、 なんと顔と下の名前も覚えてもらっているらしい。 こういうイベントに慣れているみたいで、 この日のうちに本を買っても 25日にサインをもらう支障にはならないと言う。 ・・・よし、だったらせっかく来た事だし、買って帰るか! それにしてもこの男性、 とても礼儀正しくて綺麗なフランス語を話すし、 会話をしているのがとても楽しい。 (こんなにもアルディを好きな人に会ったのが 初めてなので新鮮というのもあるのだけど・・。) ついつい立ち話をしてしまう。 すると、 彼が郊外に住んでいてここまで来るのは一手間だという事、 サイン会の前に本を読み終わっておきたかったから この日は朝5時まで寝ずに読破した事が分かった。 (お気の毒に・・。) 結局この日はその男性と連絡先を交換して別れたあとに アルディの新刊と、 彼に教えてもらったこの本を買いました。 これは2002年に発売されたもので、 Gilles Verlantという人がアルディの言葉を拾いながら 彼女の周りの出来事をたくさんの大型写真とともに 綴ったもの。 (今は10ユーロになっているのでラッキー。) 素敵な写真がたくさんあって、 その幾つかをアップしたい気もあるけれど 長くなったのでまたいつか・・。 25日のサイン会の時間はまだ決まっていないらしかったけれど、 会社にぶつからない限りは絶対に絶対に行くつもりです。 楽しみだなぁ・・やっぱり、フランスに住んでいてよかったかも。 アルディに何を言うか、 短くても感動の伝わるメッセージを考えておかなくちゃ(笑)。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.19 08:30:12
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