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カテゴリ:絵本
17日に絵本を使ったリ-ディング・ライティング指導法の
ワ-クショップが無事終わりました~☆ ご参加くださいました皆様、ブログを通して、ご協力、見守って下さった まるママさん、いとりんさん、他皆様、本当にありがとうございました。 とにかく、得るものがたくさんあって、大変有意義な会でした。 作品(絵カ-ド、子供たちのミニブック、クラフト)もたくさん ご紹介頂きましたが、どれも手作りで、心暖まるものばかり。 すみ子さんの暖かいお人柄がしのばれましたね。 子供たちの描いた大きな手足の子供、鏡文字のアルファベット、 アクティヴィティがこんなに楽しくなるのね、と実感した次第です。 ライミングの効果とPhonemic Awarenessがいかに大事なのかも よくわかりましたね。 Phonemic Awarenessは近年、とても大切であるとして注目されています。 ESLというように、移住者やヒスパニックがひしめきあう地域では、 家族との団欒で伝えられてきたナ-サリ-ライムが歌われない、 結果として、知らない子供たちが増えているそうです。 読み書きが遅れがちと言われる子供たちとナ-サリ-ライムを知らない 子供たちで相関関係があるといる学者もいます。 ナーサリーライムにはライミングや早口言葉、Jumping Rhyme等の 言葉遊びもた~くさんありますよね。 これらが読み書きを支える基礎にも繋がっているということなのでしょう。 ESLの教育ではライミング遊び、ポエトリ-を書いたりという指導も 受けられますが、日本ではどうでしょう。 私の教室ではポエトリ-、ライミング遊びをするけど、 先生方と話していて、そのようなアクティヴィティをしているという話を あまり聞かない。 ただ、聞かないだけで実際はやっているのかも しれないが。 でも取り入れ方やポエトリ-リソ-スが日本であまり 紹介されていないので、取り入れているお教室は少ないのではないだろうか。 マザ-グ-スを歌う教室は多いけど、最近は英語教材向けに開発された歌や Chantsに段々と傾倒しているのではないかと感じることもある。 ある本でも読んだのだけど、家で日常的に絵本を読み聞かせてもらって いる子供は自然にPhonemic Awarenessを獲得してしまうそう。 ORTやCTP等のリ-ダ-ではそうはいかないだろう。 システム教材は1ペ-ジに何語と限定しているから、言葉をシャワ-の ように浴びることができない。 リ-ダ-教材は読むために開発されたシステム教材だけど、それを読む 前段階として、読み聞かせの絵本をたくさん聞く、ナ-サリ-ライムを たくさん歌うという事がことの他大事だと思う。 17日のワ-クショップではその部分と、アクティヴィティを理論的に ご説明してくださったのだけど、EFLではどうやって、が課題だと感じた。 私のサ-クルではマザ-グ-ス、読み聞かせの絵本など、全てネイティヴの 子供たちが触れる本物の英語を主に使用しているのだけど、 絵本を読み聞かせるだけで、子供の発音が見る見る内に英語らしいリズムに なった現象をたくさん見てきた。 ナ-サリ-ライム、手遊びもそうです。 そういう自然な接し方が、言葉を育てるのだと、感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 20, 2007 06:07:34 AM
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