ブログ更新をしばらくお休みしていた、今年1月半ばのお話。

年末にインフルエンザの予防注射を済ませて、お正月に帰省したときに体調を崩すこともなく、やれやれと思っていた矢先のことです。

パパがひいた風邪が、ルーにうつってしまいました。

鼻水がでて、少し咳もでて、熱っぽい。
測ってみると37.8度。

でもわりと元気そうに遊んでいるし、病院にいくほどではないかなと思い、おうちでおとなしくさせていました。

次の日も同じ感じ。
風邪の症状はあるけど食欲もあったので、前に風邪のときにもらった熱さましのお薬（シロップ）を飲ませて様子をみていました。


でも…

実はかかりつけ小児科のお医者さんから
「37.5度以上の熱が出たら、すぐにひきつけ止めの座薬を入れなさい」
と言われていたんです。

ルーさんは、一度ひきつけ（熱性けいれん）をおこしています。

　　（そのときの様子はこちら
　　　→動物園デビュー→発熱→熱けいれん発生
　　　→熱性けいれん（痙攣）いわゆる「ひきつけ」の対処方法）

一度ひきつけた子はまた起こしやすいので、予防のために常にひきつけ止めの薬を用意しておき、熱が出たらすぐに投薬しなさいって言われていました。

でもね、この薬（ダイアップという座薬）いれると、ルーさんおかしくなるんです…
お医者さんは「ちょっとふらふらするから」という表現をしてましたが、

足元がおぼつかなくなり、まっすぐ歩けなくなって、ふらふら歩いて転んだり、
でもやけにハイテンションになってニヤニヤ笑いまくったり、奇声を発したり、
かと思ったら機嫌をそこねて大泣きしたり。

わかりやすくいうと、ラリっちゃうんです。たちの悪い酔っ払いみたいになっちゃう。


今までは先生の言うとおり、熱が出たらすぐダイアップを入れていたのですが、そのたびにこういう状態になるので、なんだか怖いような気がしていました。

旦那も異常にハイテンションでフラフラな息子をみて
「なんかヤバイ薬なんじゃないのー？」とか言うし。


今回はそんなに熱も出ていないし、ただの風邪みたいだから、まぁダイアップはいいかな？
とか考えていました。
38度超えたら入れようかな、とか。


でも熱は2日目もあまり下がらず、
その日の夜に下がるどころか上がってしまったのです……


夜中の2時頃に目が覚めて、隣に寝ているルーが異様に熱いことに気付きました。
彼も目が開いていて、寝苦しそうに寝返りをうっています。

触ってみると、明らかに熱い。これは確実に38度超えてる。

まずいなあと思いつつ、とりあえず枕元においていたマグのお水を飲ませようとしました。

「お熱でちゃったね。お水のむ？」
と、ストローを口に持っていったら、ルーは咳き込みながらもくわえて少し吸ったようでした。

でもそのとき、彼の動きがぴたっと止まりました。
マグのストローが、口からぽろっと外れて…


あれ？おかしい？


と思った瞬間、けいれんが起こりました。


　　びくっ　びくっ　びくっ


身体が硬直して、顔も硬直して表情はないんだけど苦しそうです。
痙攣は初めてのときより小さくて、時間もほんの10秒くらい。

2度目なので冷静に見れたけど、
その時の私の気持ちは、ああああー…　やっちゃった…

という感じ。

これは防げたことなのに。
私の責任だ。ほんとごめんルー。
さっさとダイアップいれてあげればよかった。


後悔です。



ひきつけがおさまって、落ち着いたところでダイアップ座薬を入れてあげると、すぐにすーっと眠ってくれました。


後から考えると、けいれんが起きたシチュエーションが初めてのとき（約1年前）と全く同じ。
どちらも、真夜中に熱が上がって、目が覚めて水を飲ませていたときに起こっています。

もっと早く気付いてれば…
どうしてすぐ座薬いれてあげなかったんだろう…

色々考えてしまい、私は結局眠れなかったです。


翌朝にもう一度ダイアップを入れて、お昼を食べたあとで病院へいきました。
（ひきつけ止めのダイアップは、一度入れたあと8時間後にもう一度入れる座薬なのです。）


病院へは結局2度行ったけど、インフルエンザではなくただの風邪で、咳止めと熱さましのシロップ薬をもらっただけ。

病気自体はたいしたことなかったのだけど、ひきつけを起こさせてしまったのは本当に後悔しました。


そしてこの後すぐ、今度はルーの風邪を私がもらってしまい、妊婦なので薬も飲めず1週間ほど微熱と鼻水、のどの痛みに苦しむことになったのでした……

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