sweet storm

ブランジュリタケウチ どこにもないホームベーカリーレシピ 著者：竹内久典 価格：1,365円（税込、送料込） 楽天ブックスで詳細を見る

ホームベーカリーでパンを焼くことが最近多いのですが、
付属のレシピ集だと、まずくはないけど、
飛び抜けて美味しいということもなくて、
焼きたてだとちょっと美味しいというのと、
原材料がわかっているから安心だということ、
あとは、子供が喜ぶからということで、
惰性のように焼くんですけど(笑)
でも、そのうち家人の誰ともなく、買ってもたいしてかわらない。
みたいなことを言いだすわけです。
つまり、飽きるわけですよね。
で、パン屋さんで買ってくると、美味しいし、
プロのものだけあって、飽きることなく食べられるんですよね。
そして、ホームベーカリーはお蔵入りとなるわけです。

それで、ホームベーカリー用の美味しいレシピを探して
クックパッドなどを検索するのですが、
素人の方が作ったレシピというのは、特に、パンのように、
微妙な量の差などでできばえが変わって、
途中味見して自分好みに修正するのが難しいものだと、失敗することも多く、
しかも、誤字脱字もあり、さらには、自己満足で終わっていて、
不親切で、よくわからないものも多く
なかなか、これというレシピに当たらずにがっかりすることが多かったので、
この際、プロのレシピを手に入れよう、と、この本を手に取りました。
ブランジュリタケウチなんて知らないけれど(笑)、
プロだし、こうしてわざわざ本になるくらいだから美味しいんだろう、と(笑)

中身は、なるほど、ホームベーカリー付属のレシピと違い、さすがプロ。
分量が細かいです。
小麦粉は国産と書いてあるし（近所では国産小麦を売ってなかったし）、
ドライイーストも、フランスのサフで、これまた私の近所では売ってない(笑)
水、牛乳、バターなども１グラム単位なので、
実家にある古い１００グラム刻みのアナログ計りでは
正確に量ることが出来ません(T-T)
ドライイーストなんて、コンマ５グラムと言われても、
小さじでしめしてよ！という感じで(笑)
しかも、本に、小麦を外国産のもので作ると、風味が違う。と書かれていて、
それが、本の通りにやらないと、この味は再現できませんよ。知りませんからね！と
言われているようで（いや実際、暗に言っているのだと思う）、
そのうち、必要なものが揃ったらやってみればいいや、
と、本を閉じたのですが、根がアバウトな性格なので、
家にあるもので、できるだけ忠実にやってみよう。と、思い直し、
ミルクハースというレシピでパンを焼いてみました。
今まで作っていたミルクのパンと違うところは、
バターの量、ミルクを使うけれど、脱脂粉乳も使うところ、
イースト菌の量などで、できるだけ忠実に、しかしアバウトに計量して、
あとはホームベーカリーにおまかせしてみたら、
買ったんかい？？と思うくらい上手なパンが焼けてびっくりしました。
パンのきめが全然違うんです。
パンを手で裂いた時、リボンみたいに生地がふわふわとちぎれる
というと伝わるでしょうか。（伝わらないか(笑)）
風味もすごく良いけど、イースト臭くなくて、しかも、柔らかい！！これはすごい。
パン一斤があっという間に無くなってしまうほど美味しい。
アバウトに計量したのにこの美味しさ。
しかも、材料は、ちょっと都会のスーパーなら置いてありそうなものだけで。
（うちは田舎過ぎて材料が揃いませんでしたが）
田舎の方は、クオカの通販などを利用すれば、簡単に材料が揃うと思います。
レシピに忠実に計量したら、もっと美味しくなるのでは。
というわけで、0.1グラム単位で量れるデジタルのキッチンスケールを
購入しようと決心しました。
ついでにはるゆたかなどの国産強力粉や、サフなども買って、
材料での細かい味の違いもみてみたいです。

ちなみに、ホームベーカリーはパナソニックのものだそうです。
今、人気の機種みたいです。