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カテゴリ:読書
この本、言わずと知れた本屋大賞受賞作。
受賞する前から、読んでみたいと思っていました。 図書館では百数十人が予約待ちの状態で、 本屋では目立つ場所に平積み、オビには150万部突破、とあります。 大きな期待を抱いて購入した訳ですが、 これは、ミステリーというよりは、執事とお嬢様の掛け合い。 コミカルな、というか、なんというか、ライトノベル・・・というジャンル? もう少し、謎解きの部分に力が入っても良いと思うのですが、 短編集だから仕方がないのか、そういう作風なのか。 設定もどこかで見たような設定だし、謎解きのほうも意外性はなくて、 それが残念でしたが、するっと読める本でした。 推理小説だと思って買うとちょっと違うので、 赤川次郎系のミステリだと思うといいのか。 個人的に東川篤哉の作品は好きなのですが、 本屋大賞を取る前に読んでおけば良かった。 期待が大きすぎて、読後、力が抜けてしまいました。 決して駄作ではありません。 最後の3作はとてもおもしろい。 だんだんとおもしろくなります。 でも、大きな山があるわけではなく、 大きな感動があるわけでもないので ちょっと物足りなく感じるのか。 多分、こんなにたくさん売れて、話題になって、 一番驚いているのは作者ではなかろうかと思うのは私だけでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/09/27 11:12:31 AM
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