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テーマ:海外で出産するぞ!(33)
カテゴリ:妊娠の記録・幸せのキロク
ゆーゆーが産まれてくる希望の日まであと4日と迫ってきた。9ヶ月あったのに、あと4日だ。信じられない、というか、どきどきする、というか、ついに会える喜び、未知の痛さへの恐怖、全ての結果をもう数日で経験してしまうんだと思うとなんともいえない興奮状態になる。普段、人生の変わり目っていうのは徐々に訪れて、時間が経ちやがて、あ、あの時は変わり目だった、と思うことが多いけれど、日付が頭で分かっている今回はなんというか身構えてもしょうがないけど待たずにはいられない、そして避けられないという使命感が差し迫っている身動きできない状態だ。今私にできるのは、希望の日までに産まれないようひたすら寝ているだけ…。
昨日の検診でドクターに「子宮頸が3センチ降りてますねー」と言われた。ゆーゆーはまだまだおなかで暴れているものの、体は完全にスタンバイ状態だ。これだけ体が準備していても産まれる日は予測できないと言われているので、あまり激しく歩いたり走ったりしなければ来週まで持ち越せるんだろう、と信じている。もう何ヶ月もゆーゆーに8月のX日に産まれてくるように、と言ってきたし、最近は体の準備度が早くて焦ったので「とにかく両親が来て、次の日のフランス料理を堪能したらもうでてきていいから、それまでおなかの中で大きく育つんだよ~」と予定日よりも一日繰り上げてもいい、とゆーゆーにそれとなく伝えてきた。おなかから出てきたら、もう戻れないし…早く会いたいけど、生涯で一番幸せな時間かもしれないから十分楽しむように…、産まれる直前のゆーゆーに一生懸命言い聞かせてるとこだ。そして、私もゆーゆーが出てきたらゆーゆーをおなかに感じて楽しむ事ももうなくなる。それもとても淋しく思うだろうから、残りの時間、ゆーゆーの胎動をじっくり楽しんでいたいと思う。 足の付け根、骨盤の痛み、背中の痛み、今週の頭から比べれば随分減って歩けるぐらいにはなったがまだまだ痛い。しかしドクターによると、それは全く普通で、しかもそうやって広がり下がってきたおかげで、もし予定日の次の日に誘発剤を打つことになったとしても充分安定して産まれてくるだろう、と言われた。私としてはちょっとそれはうれしい。初産だと産まれるまで全く降りなくて大変な思いをする人もいるわけで、それで誘発剤を打つと大変な痛みを伴ったりするわけで、いや、痛いのには変わりないけれど、下がってきている分きっと時間的には苦しみは低いんだろう、と思う。(信じてる…) 次の検診は来週の水曜日だ。私の予想では早くて月曜の晩御飯の直後、または翌日の火曜日のうちから陣痛が来るだろう、と思っているのでもう次の検診はないだろう。これはあくまでも自分の予想だけれども、現実にそれが起こるのなら出産はもしかして殆んど自分の意志でコントロールできるのかもしれない。皆さんにもおもしろい現実の例として参考になるかな。月曜の夜、というと日本では火曜日の朝だから、それ以降に私がのほほんと足跡を残していたら、なんだー、産まれてないじゃん、ぐらいに思って下さい…、どちらにしても差し迫ってるのは間違いないのだけれども。 NST(ノンストレステスト)も昨日受けた。Xデーが迫っているのでテストの後もう一度超音波で羊水の検査を受ける。(普通週一回で月曜日だけやっていた)ゆーゆーは良好、羊水も良好。ゆーゆーは毎回顔を手で隠しているのだが、なんと今回は初めて手を胸に置いていた。あと4日で会えると言うのに、初めての画面でのご対面だ。か、かわいいよ、ゆーゆー…!意外に目鼻立ちはパッチリしてるかな。ま、私もノリノリもはっきりした顔立ちなので当然かしら…親としてはもう何でもかわいく、特別に見えるものである。超音波写真なんて、結局白黒のなんだかよく分からない影を写しているだけのものなのにやっぱりベイビーは特別に見えるんだ。 次の月曜日は夕食のフランス料理を控えているので、日中は空けてある。NSTは月曜にもう一回やるので親も連れて行って、超音波で羊水の検査もするだろうから一緒に病院の様子を見ることができるだろう。9ヶ月の間、私が経験してきたことを親と共有する機会は全くなかったわけだからちょっといい機会だし、心と身体的にノリノリに沢山支えられてきたけれどJanに貰った妊娠についての本を読みながら殆んど一人で実際にドクター達と交渉したり話を聞いたりしてきた私の姿を見せられるのは、それなりに親孝行じゃないのかな、なんて思ってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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