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カテゴリ:お料理・食べ物
きっぱりした爽やかな秋晴れの
土曜日、足取り軽く阪急京都線 桂駅に急ぎました。 桂離宮そばの〈下桂(しもかつら) 御霊神社〉の新しくなった能舞台で 奉納狂言を楽しむ日です。 楽しみ事があると、持病の 腰痛も忘れちゃうから不思議。 演じるのは茂山千五郎社中。 狂言師の重鎮、松本薫さんの 極上のスマイルと、松本薫門下の 塩路けい子さんの演技も楽しみ😍 お楽しみはランチのあとで、 まずは桂大橋のたもと、中村軒に 急ぎましょう。 あれにしようかこれにしようか、 迷ったけれどアレにしましょ。 絶品のにゅうめんをチョイス。 中村軒の創業は明治16年、 山陰街道にまだ2頭立ての馬車が 走っていたころ。 150年続く和菓子の老舗ですが、 ランチも美味しくて泣けちゃい ます。おいしいお出汁は一滴残ら ず飲み干すのがワタクシ流。 おくどさん(かまど)でクヌギの 薪を燃やして、銅製の釜でゆっくり 練り上げる餡の奥深さも語りだし たら夜が更ける。 持ち帰り用に3つ選んだのは ①麦代餅(むぎてもち)と ② 織部薯蕷と③ 紫蘇もち。 俳人でもある女将さん(優江さん) の俳句に『 麦代餅(むぎてもち) 間食(けんずい)といふ良き 言葉 』 というのがあります。 そのむかし、農繁期の田植えどきの 間食として現場に届けられ、 田植えの終い時期の半夏生の頃に、 餅2個と麦5合を物々交換した ことから、"麦代餅" (むぎてもち) の名前が生まれました。 帰宅後すぐに頂きました。おいしい の最上級はなんという? 後を引くわ。10個でも食べられる😅。 あとのふたつは今日のおやつに、 友人と仲良く半分こして、秋の 昼下がりをお喋りしながら まったりと過ごしました。 紫蘇もち。 こし餡を包んだ道明寺を紫蘇の葉で くるんでます。紫蘇の葉ごといただく。 どっちも食べたいから半分こ。 織部薯蕷 織部の緑色を乗せて井桁もようの 粋なお饅頭。粒あんです。 あらら、下桂御霊神社での狂言の レポートが時間切れ🤣となっち ゃった😱 😭 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.29 18:47:23
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