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2008年03月05日
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世界一素敵な学校

アメリカ、ボストン郊外にある「サドベリーバレースクール」についての本
とても興味深い題名から、私が最初に想像したのはエリート学校、ボーディングスクール的な学校かな?だった
ところが、読みすすめるに連れてその想像はまったく覆された

こんな学校があるんだぁ
すごい!
理想を飛び越えてまさに超学校、超教育だわ
こんな環境の中で学童期を過せたらどんなに幸せだろう
私もこんな学校で学んでみたかったなぁ
読み終わってこな感想を抱いた

4歳から18歳くらいまでの子供達に学年もクラスも無い
学びはあくまでも子ども達の意思でスタートする
例えば、文字を学びたいとその子が思うまで勉強しない
だから8歳9歳になるまで文字が読めない子どももいる

算数の計算だって、子ども達が「教えて」と要求してくるまで先生は行動を起こさない
しかし、その学びの意志を持った時の子供達の吸収力はすごいもので、小学校6年間で学ぶ内容を1年ほどで覚えてしまったりする
少人数というのも良いのだと思うけれど、確かにいやいや集団で教え込まれるよりも能率がいいのは理解できる
何よりも、この子供達の自主性を大切にしている学校なのだ

何ものにも束縛されず、強要されることなく、自由な環境で学ぶ遊ぶ
ただし、自由の中には責任が必ず伴う事も学ばせる
トラブルが起きた時には学校内で陪審員制度よろしくミニ裁判が開かれ判決が下される
しっかりと自己主張することによって認められることで自信もつく

こども一人一人がある事に興味を持った時、その時にそれを学ぶ
学びは本来自然な欲求である
ピンポイントでその子に合った学びを実現することが大切なのだ

日本の教育ではよく子ども達が「なんで勉強するの?」といやいやながらやらされている感覚を抱く姿をよく見る
現に私も学生時代そうだった
勉強はやらなければいけないもの

しかし、この学校はそうではない
広い知識を入れるためには不向きかもしれないが、スペシャリスト育成のためにはやはり最適なのだろうと思う
自分は何ものなのかを深く見つめ、なぜこれを選択したのかも自分の中で明確になっていて、ポジティブに考えられる
つまり、自分の人生を楽しめる幸せ感が強くなる

広く浅い知識は自分の人生においてどれほど役にたつのだろうか
それよりも、自分で知識を獲得したという実感と責任感が自信につながっていく
知識が足りないと感じた時、いつでも学べば良いのだ
学びは生涯続く物

現にこの学校の卒業生達は実にバラエティーにとんだ職業に就き、この学校で学べた事に満足感を持っている

国としても国民が自己の能力を実現できて、それぞれにスペシャリストが増える事が望むべき姿なのではないか
人が幸せだと感じ、国も繁栄する、活力ある国
これを実現する教育がここにはあるのかもしれない

ネットで検索すると、日本でもサドベリーバレーを真似して運営を試みている学校が既にあるようだ
日本ではこのやり方が通用するのか興味深い

私も子供達をよく観察し、「もっと知りたい」と思った時に的確な本を与えてあげたりしてみようと思った
そういう意味では今のインターネットは実に便利だ
欲しい情報をすぐに手に入れることができる

実は車が好きなMに聞いてみた
「車のどんな事を知りたいの?」
「エンジンの構造とか、車の形とか」
そこで図書館の検索で良さそうな本を探して借りてきてみた
その日の晩、Mは夜10時まで熱心にその本を読んでいた
イラストが比較的多い本だがまだ習っていない漢字も多い
私に時々「これなんて読むの?」と聞きながら

なるほどぉ・・・これなんだなぁ・・・と思う私

私にとって今学びたいのは「教育」
世界にはいろいろな学校、教育があるんだなと実感
もっともっと調べてみよう!ウィンク





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最終更新日  2008年03月05日 10時04分22秒
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