永遠の四月
年の始まりの挨拶も
もう送るのはやめました
それでも「またね」の一言で
また今日を乗り越えています
あなたの夢をみた朝は
それだけで頑張れるんです
「さよなら」なんて口にしたって
わたしは自由になれないよ
自由にならないよ
逢えなくたって
逢えなくたって
逢いたいあなたがいることで
救われているわたしがいる
逢いたくなって
逢いたくなって
だからまだ生きていたいって
救われているわたしがいる
うっかり「大丈夫じゃない」と
心がこぼれそうになって
とっさに口角あげてみた
最後の愛を忘れないで
涙がこぼれるほどには
もう悲しませてはくれない
あなたと時間が少しにくい
わたしは自由になるのかな
なってしまうのかな
「いつかは忘れられるから」
そんな歌はほしくないの
最初で最後のあなたに
ただどこまでもいつまでも
わたしを委ねていたいよ
逢えなくたって
逢えなくたって
逢いたいあなたが明日もまた
わたしを救ってゆくのでしょう
逢いたくなって
逢いたくなって
だからまだ生きていたいって
わたしは進んでゆくのでしょう
自由になんてならないよ
最後の愛を忘れないで
「またね」 またね。