スペイン語学校の思い出
スペインには短期・長期と何回か渡っているのですが、最初の頃はスペイン語がなかなか思うように上達しなくて、同じレベルのクラスを何回も受講しなおしました先生方には、「他の生徒は上のクラスに上がりたがるのに、あなたは何故いつも残ろうとするの???」と、半ば呆れられていたものです自分の中で、そのクラスで学んだ事が確実になるまで次のステップには進めない・・・と思っていただけの話ですが。特に、同じクラスにいるヨーロッパ人とは吸収できるスピードが全然違うそれは仕方の無い事なのですが、おかげで随分とへこみました。そんなこんなでゆっくりとレベルアップしていきました。私の通っていたサラマンカのとある私立学校。宿題が多い事で当時は有名だったのですが、特に上級クラスになると、すごい事になっていました。午前でクラスが終わり、午後は家で宿題漬け、何てこともよくありました。(映画を見に行ったり、お茶しに行きたい誘惑に勝てなくて、 次の日クラスで『宿題終わりませんでした~~~』という事も 何度もありましたが)でも、それでかなり鍛えられました同じ学校の、スペイン語試験対策コースに通った時、クラスメートは宿題の多さに辟易していましたが、私にとってはかつてのクラスの時の宿題よりも少なかった・・・それでも、試験に向けて寝ている時と食べている時以外は(しかも試験直前の数日は、食事の時はサンドイッチ片手に)勉強していました恐らく人生の中で一番勉強したのではないでしょうか・・・。終わった時のあの開放感といったら!!心は受験生のそれと同じですね好きな事だと、苦にならないのだなぁ、と今しみじみ思います。あの頃の充実感が、今の私を支えている、と思う事がよくあります。思い出しているだけで、幸せな気分になってきた