まさに王道人生……チャンピオン!
1999年1月31日はプロレスラージャイアント馬場さんの命日である。
今年で13回忌を迎える。
馬場さん亡き後のプロレス界はどんどん縮小しており、馬場さんをしのぐスター選手も生まれていない。しかも、皮肉なもので馬場さんの後継者といわれていたジャンボ鶴田や三沢光晴の各選手もこの世を去っている。
あの豪快な巨人ファイトのインターナショナルヘビー級チャンピオン時代。
小さなパートナーアントニオ猪木とのタッグのお手本を見せてくれたインターナショナルタッグチャンピオン時代。
老獪さとテクニックで相手を倒すPWFヘビー級チャンピオン時代。
世界一とは強さよりも受身と器用さが求めれれることを教えてくれたNWA世界ヘビー級へのチャレンジと3度の奪取。
自ら前座に登場し、強くなければメインは取れないことを選手やファンたちに教えてくれたプロレス道への悟り。
ジャイアント馬場さんの命日は「王道プロレス」の命日でもあったようだ。
もう一度馬場さんのファイトが見たい。
合掌
2011年1月30日記