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カテゴリ:しごと
「フード・ライフコーディネーター」になりました。
資格といっても協会が認定するだけのものですが、テキストに沿って一通りの基礎的知識を修得し、課題を提出。なあんだ、それだけ?のことではありますが、食と健康についての問題は実に奥が深くて興味は尽きません。フード・ライフコーディネーターが専門的な仕事に結びつくかというと、現実問題としては難しいだろうなとは思いますが、毎日の食生活を見直すきっかけになるだろうということ、また現在のコピーライターとしての仕事の中で食に関わる依頼も少なくなく、少しばかり知識をかじっておけばいくらかは役に立つだろうと考えまして。 食に関する通信教育を受けてみようと思い立った時、いくつかの候補はありました。薬膳、ハーブ、野菜、食育…いろんな認定資格があることも知り、資料を取り寄せて見比べて、一番自分がやりたいと思えたのがこれでした。フード・ライフコーディネーターが目指すのは「地域や家庭、ビジネスの場で健康な食の楽しさや大切さを提案していく」というもの。大学で家政学を専攻していた私は栄養学なども少々は学びましたが、歳を重ねるにしたがって、主に栄養の計算だけで成り立つ栄養学には疑問がいっぱいに。たとえば、同じ野菜でも季節や産地が違えばまったく違うし、化学肥料や農薬のことを考えれば安全性も違う、身近な醤油にしたって製法によって全く意味が異なるものになる、だから今や食を「栄養」だけで評価できないよなあと。 人間の体は、吸い込む空気や触れるものや感情や、いろんなものでできているけれど、直接細胞を育てていくのはやっぱり「食」なのだと思う時、一番おろそかにしてはいけない問題なのだろうとも考えましてね。アドバイスしたりコーディネートしたりというおこがましい考えは毛頭なく、自分自身が食をあらゆる視点から見るきっかけにでもなればと。 ま、でも一応、これで私は「フード・ライフコーディネーター」ですから(^_^;) とはいっても特別な活動予定はなし。かといって、せっかく食への意識が高まっているのに得た情報を還元しないのはもったいない。せいぜい学んだこと、これから学んでいくことなど、このブログにて発信していこうと考えております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月20日 17時51分44秒
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