メンズ雑誌コーナーで腕組みするおばちゃん
レディスのお洋服コピーを8,9割方書き終えたと思ったら、今度はメンズウェアのカタログ2種。頭はレディスのままなので、TSUTAYAにて資料集め。勘違いしてる人もいるけど、コピーライターってぷかぷかと言葉が浮かんでくるわけじゃないのよ。広告用の言葉には時代性も大事だし、ターゲットを見定めることも肝心。ちょっとはずしただけでも、すっかり時代遅れのかっこ悪いモノになってしまうから、こんなにいい加減な性格の私とてそのへんのことは意識して資料に頼ります。特にファッションものはね。雑誌をぼーっと眺めるだけでも、時代の傾向ってのはぼんやり見えてくるので、息抜きしてるように見えるけど実は大事なことなのです(と、言い聞かせる)。とか言っちゃって。日々、こうした関心の目を光らせているかというと全然そうではなくて、年に2,3度やってくるメンズ向けのコピーの仕事が入るたびに男性ファッション誌のコーナー直行ですよ。女性誌に関しては美容院とかカフェとか、あるいは買ったり借りたりで目にする機会は多々あれど、誰がどんなん着てようが全然興味もない男性ブランドの記事が載ってる雑誌なんて、仕事でもなけりゃ見ないもんね。で、毎回「うーん」となってしまう。一体、今回はどんな傾向の雑誌参考にすればいいんだか、おばちゃん、それさえ決めかねてコーナーで「うーん」。若くて背の高い兄ちゃんに挟まれて、いろんな雑誌を開いては返し開いては返し。ようやく「こんなもんかな」というのを選んではみたけど、ちょっと普通すぎ。今夜はダンナと息子に声かけて、それぞれが買ってる雑誌を集めてみようっと。コピーに取りかかるのはその分析が終わってからです。