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カテゴリ:健康・美容・おしゃれ
今日の取材中のこと。
相手は20代のかわいらしい女性で、合間に世間話のようになり「最近、添加物のことがすごく気になってるんですけど」と。仕事で会ってるだけですから、彼女は私のブログのこともどんな生活をしているかも一切知らないままの会話です。お腹には赤ちゃんがおり、そうしたことから食事のことや環境のことが気がかりになってきた様子。どこかで、食品添加物や化学物質を摂取してると子どもがアレルギー体質になるよと聞いたようです。 「添加物は胎児にどんな影響を与えるんでしょうか」。その調査(エコチル調査)がようやく国によってなされはじめたところですから、答えが出るのは何十年も先のことです。「危険だ」と国が積極的に言い始める頃には彼女のお腹の子は成人してるかもしれません。 化学物質は脂肪にたまるらしいよ。髪の毛と子宮はつながってるらしいよ。ラット実験では市販の洗剤を薄めて塗っただけで奇形が生まれているよ……。さすがにどれも言えませんでした。 女性は母胎となるからにはよっぽど若い頃から気をつけないとダメなんだな、と若い彼女を前にして思ったのでした。せめて妊娠する1年前に気づいていれば、今のようにふと心配になることはなかったのかも。 「それでなったかどうか、うちの子はアトピーよ。私もアトピー」「じゃあ、アレルギーは添加物が原因じゃなくて遺伝なんですね(ホッ)」「それもわからないけど、体質はアレルギーであったとしても、症状を出さないように生活すればいいんじゃないかな」「そんなことできるんですかね」。できますとも~! 彼女が仕事相手でなかったら心を砕いて教えてあげたいところ、クライアントさんの立場もありますから私的な話を持ち込むわけにはいかず。ただ「食事を気をつけてね。添加物があまり入らないように作ればいいのよ」とだけ。 女性は命を育むものだから、男の人よりこういう話は敏感になるんだろうなあ。 自分の体のことは男も女も無頓着、だけど次の命を育むとなった時に「この子は健康に育てなければ」という意識が強まるものなんでしょう。母として、人間としての責任を果たすためにもちゃんとしなくちゃね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月17日 20時40分25秒
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