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カテゴリ:健康・美容・おしゃれ
CSIシリーズが大好きで、その中でもグリッソム率いる科学捜査班は一番。わが家はケーブルテレビによりAXNチャンネルで見ているため、おそらくWOWOWよりずっと遅れての放送なのよね。シーズン8がスタートしたばかりです。
昨日の放送はうひゃーと思う内容でした。 首つり死体の青年を調べてみたら胸にふくらみ。これは性転換の途中だったのか?と予測を立てるのですが、実は彼は環境ホルモンの被害者。人間が作り出した化学物質が分解されないまま川に流れ込み、棲息している鯉に雌雄同体のものも発見。そして、その水は浄水施設を経てふたたび人間の元へ。水道の水を口にしていた親のおなかにいたこの青年は、その害を被ったというわけ。そして、母親本人も乳がんで余命幾ばくもなく… 犯人捜しの本筋の方はネタバレになるので控えますが、つくづく環境ホルモンってこわいなーという話でした。 しかしながら、これは決して空想の話ではないんよね。 世界の各地の川ではすでに雌雄同体の生物はたくさん報告されていて、化学物質のことが疑われているのは事実。環境ホルモンは「内分泌攪乱物質」と呼ばれてて、生体の成長や生殖なんかに作用する化学物質。ダイオキシンが有名かな?界面活性剤なんかにも含まれていると言われてます。何年か前にはほ乳瓶の口にこの疑いのある物質が使われてて大きく取り上げられたよね?影響が大きいからということで使用禁止になったはず。環境ホルモン物質はプラスチック製品によく使われてるから、ペットボトルの類もよくないのかも。 不妊の人が多くなっているのは精子の数が減っているからというのが原因のひとつにあげられてますが、これも環境ホルモンの影響とか。草食系男子が増えたのも関係あるという人がいるし、乳がんが急に増えたのもこれだとする説もあるんよねぇ。もっとも「これ」と断定できないほどに、疑わしい要因は様々にあるわけだから「説のひとつ」として受け止めるしかないんですけどね。 でも、疑わしいものを好きこのんで体内に入れる必要はないし、私たちが垂れ流しているものが環境に影響して、それがまた我が身に(そして胎児に)返ってくるというサイクルについては、環境ホルモン云々でなくてちゃんと意識しないとダメだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月23日 12時26分17秒
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