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カテゴリ:健康・美容・おしゃれ
最近ジムで顔を合わせるようになった奥様は、40数年続けた喫茶店をたたんで今は悠々自適の身。この何年か体の不調を抱え、もしかしたら運動で健康が取り戻せるかもしれないと軽く体を動かすためにこのジムにやってきたのだ、と。
いろんな人がいろんな理由でジムにやってくるけれど、ひとつ共通することは「ダイエットしたい」という人の最初の意気込みも決意もすごいのだけど、諦めも早いということ。健康のためにという人は、運動できないのよといいながらもゆっくりゆっくりペースを上げて長続きしている。ダイエットが本当に必要そうな人ほどあれこれ理由をつけて動かないのを見ると、やっぱりその体形に至らしめる理由があるなあと思う。 周囲には体重が急激に何十キロ単位で太った人や、糖尿病に絡んだ薬を飲まなくてはならなくなった人、おそらく体形が原因で腰痛が酷くなった人もいる。前は「そんな気にするほど太ってないじゃーん」なんて言っていたのですが、年齢と共に本当に深刻になる例をいくつも見るようになってしまったので(そして、自分自身も「そんなに太ってないよ」にまだ大丈夫と油断して気がつけばおなかがあり得ないサイズになった経験者。お世辞は人を甘やかすというのが身にしみた)、この2年くらいは気をつけた方がいいのになーと思う友人には「一緒にダイエットしようや」と。ただ、それ「本当に必要」と思われる人に限って長続きしないのね。で、もう言っても無駄と悟って最近は声かけもやめました。病気が慢性化してからでは遅いんだけど、心配したところで自業自得だから仕方ないんだよね。 というわけで、今日のジムはリハビリをかねて自転車をこぐおじいさまと、心身の健康を取り戻したいおばさまと、マッチョな大会を目指す重量挙げの若者と、発汗でアトピー改善を願う息子と、筋肉量を上げたい私。統一感のない顔ぶれでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月01日 21時07分22秒
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