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カテゴリ:健康・美容・おしゃれ
仕事がさびしい状態なのもまた幸い、興味ある情報を膨らますチャンスと自転車で図書館へ。
食や化学物質やアレルギー対策やカラダを動かすことや気について……がゴチャゴチャ集まる予防医学コーナーから、借りるほどでもないけど目を通しておこうというのを選んで、斜め読みしてきました。 私は、大してよく理解しないまま化学物質を避ける生活を始めたところ、自分でもびっくりするほどの結果が得られ、なんでだ?なんでだ?と一時期集中的に関連本を読んだり講演会に参加したことがあります。自分や家族の体を守るということはどういうことなのか。売り言葉をそのまま受けたり、「安い」「便利」につられることがどれだけ危険でおかしなことなのか。読めば読むほどに、現代の生活(加工品にあふれた食事も、香りやツルツルや白さや抗菌をよしとする石油合成の生活用品も)ってなんかおかしい!!そりゃ病気もアレルギーも不妊も増えて当然!!と思うに至り、スーパーで買う食材ひとつにも気を配るようになりました。 食の安全性や化学物質のことについても「なんと大げさな」くらいの意識だったのが、そうした生活の末にわが家はアレルギーを慢性化させていたわけで、ちゃんと目を開いてみると「現代の生活、これでいいの?」と警鐘慣らす本のいかに多いことか。遺伝子組み換え食品はなぜこわいのかとか、養殖された魚や輸入肉はどういうエサを使っているのかとか、輸入の都合で危険な食品添加物まで認可されているとか、合成界面活性剤の危険性とか、書かれているのは1冊や2冊ではないのです。 それらはすべて私や家族のアレルギーが快方に向かったことへの裏付けだと私は受け止めているのですが、すっかり洗脳されちゃったね、miraicci。という目で見られるのもシャクなので、時には「危ないと書いてあるのは間違いだ」とする派の言い分にも目を通すのですが、今のところその手のに納得できるものにはお目にかかっていません。今日も添加物はこわくないよという視点で書かれた本まで読んでみましたが、「だってこういう添加物があるから価格が下げられるわけで、消費者が安さを求めているのだから仕方ないじゃない」とか「こういう添加物を使わないと食感がぼそぼそしたり、見た目がよくないんだよ」とか。「え、それで安全性は?」と目をこらしても、「国が危険なものを認めているはずがない。これは安全性が実証されているから認可されている。だから大丈夫」なのです。あー、原子力発電所と一緒の発想?! もっとも、その手の本を書いてる人の経歴を見ると、添加物会社の関係者とおぼしき人だったり、そういう協会の顧問だったりだから仕方ないのかな。いずれにしても安全性についてはかなりあやふやで、中には「食の安全性というのは食中毒を起こさないということ」と言い切って、だから菌を殺すための添加物は必要であるという主張も。その添加物自体にどんな毒性があるのかには一切触れられていませんが、そんな強い物が食物として体に入ることは放射性物質と同じくらい危険なことだと私は思うのですけれど。 と、いろんなことを思いながらの朝2時間の読書タイムでした。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月12日 18時49分26秒
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