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カテゴリ:健康・美容・おしゃれ
よその国の映画の中の話だと「なんですぐに逃げないのよ」とか「うまい話ばかりに乗ってちゃダメ、真実に目を向けないと」なんて無責任に言っているものですが、実際それが我が身にふりかかるとやっぱり映画の中の人たちのように、恐ろしい真実には「そんなはずはない」と目を背けたり、「まだ大丈夫」とばかりに避難しなかったり。不安が大きければ大きいほどね。
今、日本はとんでもないことが起きているんだろうことはネットに続々。テレビでコメントする専門家は奥歯に物が詰まったような言い方で「もしかしたら大変なことが起きるかも」と言うだけで、伝え方には温度差がある。が、もう誰も楽天的なコメントはしないし、それだけでも事態は本当に大変なことになってんだろうと。 10年、20年後に健康被害が起きることに私ら世代は個人的にあきらめつくとしても、子どもが犠牲になるということは日本そのものの未来がなくなるということ。被災地では高校生が「私は子どもを産むことができるのか」と声をあげたけれど本当にその通りで、若くしてガンになれば進行も早いだろうし抗がん剤で妊娠はあきらめなければならないこともあるだろうし、胎内被曝のことを思えば妊娠そのものが不安になる。そんな現実に直面してるのだという意識は持っておかないと。そして、それは海産物や雪印メグミルク(福島の乳牛を混ぜていながら放射性測量せず「政府からの指示がないから」は無責任すぎ!!)を通じて遠地に暮らす私たちの口に入る可能性もあるし、風向きや潮の流れがこの先どういう変化をもたらすことか。決して福島だけの問題じゃない。 長寿を望んでいないのにどうして健康にこだわるのかという問いに「いざという時に自分が力を発揮するための力をたくわえるため(家族が倒れた時に自分も倒れるわにはいかないし、万が一病気になっても早く回復する力を持つことは大事)」という答えを聞いてなるほどと思ったことがありますが、こんな事態になると自分がこの2年間でやってきた生活改善について今は心底納得できています。これまでの栄養学では「何が足りない」と言っては「カルシウムを」とか「鉄を」でしたが、排出のことはあんまり言ってこなかった。だけど、それではいいモノも悪いモノもただためるだけ。そうじゃなくてまずは悪いモノをしっかり排出する機能を持ってからいいものを取り込んでいくというのが筋では?放射性物質は体内に取り込まれるとなかなか排出されないというのも個人差はあるはず。便秘がちな人とそうでない人、化学的な物質を蓄積して機能を弱らせている人とそうでない人。原子力を止める権限はなく、日本を捨てて逃げる場所を持たないのであれば、せめてできることからでも始めないと。 第二次大戦の原爆投下の中、健康被害を受けずに生き抜いた医師は自分の知識に基づいて塩をたっぷり摂取することで難を逃れ、他人にもこの方法を勧めたのだと。「原発どうすると大きな話をしている時にデトックス?生活の改善?」なんて鼻で笑われるかもしれませんが、何が怖いって環境や人間が汚染されることなんだから、「原発反対」と叫ぶと同時にそれを浄化する方法を講じて当然では?それとも、政府がこうしなさいというのを待つの? 息子にはデトックスのための生薬茶を濃くして飲ませています。取り越し苦労であることを祈りつつ、当分はいつも以上に気をつけるつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月17日 09時14分31秒
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