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カテゴリ:健康・美容・おしゃれ
miraicciはマクロビ食だもんねと言われることがありますが違います。オーガニックや菜食主義でもありません。ただの「粗食派」です(^_^;)
ここまで食に気をつけること言いながらなんで?と思われましたか。それは「せめて弁当やおうちごはんくらいは安全なものを」程度の意識があるだけで、肉も魚も食べますし、ぜんぶ有機野菜でそろえられるほどの余裕はありません(農薬に関しては、除去する液体に浸けおいてできる限り流す努力はします)。お菓子も食べりゃアルコールは好む、もちろんコーヒーも「タンポポコーヒー」なんかじゃないですよ。材料に「香料」としっかり明記してあるルピシアのハーブティーも飲みますよ。それはそれ、嗜好品まで制限する気は毛頭ありません。 わが家の調理用の砂糖は茶色い粗糖ですし、塩は昔ながらの製法で作ったというのを自然食品店で選んでます。醤油やミリンや酢も一応は成分や製法を確かめていますが、近所のスーパーで普通に買えるものであって、お取り寄せまではしません。ただし、コーヒーをブラックで飲めないダンナは自分用にグラニュー糖やクリープをキープしているし、実家からもらったダシ入り醤油を焼き魚なんかにかけてるし(彼の実家が濃い味付けで、焼き魚には醤油、生野菜にはたっぷりのマヨネーズ)、それはそれで「ご勝手に」と目くじらなんて立てませんよ。自分の口に入るわけじゃないのでいいのです。味には合う合わないがあって当然。 それくらいの「ほどほど」がなければ、いくら安心安全のためにといったってかわいげがないと思っていました。だから正直、マクロビは苦手。そうしたお店で食べるのもたまーにだからいいのであって、毎日毎食は私だってつらいです。マクロビが自然を愛する若い女子に浸透しているとはいえ、この世代が結婚して実際ごはんを作るようになった時には、男性の嗜好とのギャップに戸惑うんじゃないかしらとも思います。そこで自分の信念を押しつけるのか許容範囲を広げるかで関係性も違ってくるでしょうねぇ。 今読んでいる『ポテチを異常に食べる人たち(幕内秀夫著)』の副題は「ソフトドラッグ化する食品の真実」。最初、スナック菓子を食べるなんて危ない、ただちにやめなさい!!という警鐘かと思いましたが読み進めると違うことに気づきました。たしかにポテチを止まらないほど食べるのは依存症ですが、そうなるには理由があるということを冷静に分析し、ドラッグ的な要素があることを知らしめてくれます。でも、それを「ダメ」というのではなく(子どもには食べさせることを勧めていません。理由は本読んでね)、けれどアルコールやコーヒーやチョコレートと同じく、ほどほどの量を口にすることで心の健康が保たれるのならばそれは「必要悪」。そういえば、健康志向の人は体のことは一生懸命でも「心の健康」のことまでは忘れがちですよね(ということは、私の「ほどほど」は胸張っていいのね。アルコールは依存症ほどではありませんが、健康のためと言われても辞める気なーし)。 本書の中に「メタボと言われた60代の人が饅頭大好きならば、そこからゆっくり糖尿病になり高脂血症が進んだとしても、饅頭とほどほどに付き合う方が本人にとっては幸せな人生かも」というようなくだりがあり、そうよなーと。あれもダメ、これもダメと食べるものを制限されながら、その医者から大量に薬やサプリを処方されている人を見るとシアワセそうには見えないもの。偏った摂取で病気になるならばある程度の節制はするとして、だけど禁止されるのはツライものね(ニコチン中毒やアルコール中毒までいってしまってる場合は別ですよ)。だからって、病気になるほど食べたりごはんの代わりにお菓子というのは問題。大事なのは「ほどほど」ってことですよ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月29日 10時06分17秒
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