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カテゴリ:健康・美容・おしゃれ
農家や漁業関係者のお気持ちはいかばかりかとお察ししますが、地元行政までもが風評だと言い張ってきた根拠はどこへ。大丈夫だから調べないと流通をごり押しした静岡茶は外国でセシウムが検知され日本茶全体の信頼を失墜させることになったし、危険区域ではない場所だからノーマークだったとの理由で汚染牛が市場に出回ってる。けれど、ネットでは広範囲で危険を指摘する国内外の情報はわんさとあったし、それを行政側もマスコミもきちんととらえなかただけ。そればかりか、風評被害をなんとかしなくてはとばかりにロクにしらべもしない食材を「新鮮でおいしい!」とPR。問われているのは味ではないんです。その奥にひそむものが、本当に安全なのかどうかなんだから。
経済を回すことも大事だけれど、子どもの口に入るものに危険を冒す気はないですよ。市場に出すのならば、有機食材を扱う宅配会社がやってるように検査を経てほしい。 現地には、私は安心して子どもが産めるのか、私はおとなになるまで生きていけるのかと泣いて訴える子どもがいて、それは事の重大さを現地の空気からも痛感しているゆえですが、呼吸や皮膚からの摂取は少ないとはしても「食事」ということでは私たちが置かれているのも同じ危険。このままでいいのかな。 過去にはもっと高濃度のセシウムが含有されていた時代があったのだからと言うけれど、それがどのような影響を人体に及ぼしたのかは?今、癌が2人に1人とか3人に1人とかいわれるのは、単に日本人が長生きになったからではないはず。いろいろな影響の中でも、高濃度のセシウムを体内に入れてしまったことも原因のひとつだとしたら、今の状況だってうかうかしてられない。 今、私にできることは東に比べては安全だろう西日本の食材を選ぶこと。できるだけ乳製品を摂取しないこと(酪農家の皆様、本当にごめんなさい。でも汚染エリアに近いところからの生乳が原材料に混じっているメーカーがほとんどでしたので)、デトックスにはげむこと。私はいいとしても、子どもはまだ50年は生きていかなければならないわけだから。 知らなかったからとかそんなに深刻なことだと思わなかったのよは、後々に自分や家族を苦しめる問題になるかもしれない。すべて「かもしれない」だけど少しでもその不安要素を減らすことができるのなら、やる価値はあると思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月15日 09時01分58秒
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