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2011年07月25日
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放射能汚染を防ぐぞ!と思っても、それは個人ではどうしようもない問題。政府や電力会社の方針にNOは言えたとしても、空気や海水に大きな壁を作ることはできないのだから。チェルノブイリのはるか離れたエリアでも子どもの甲状腺癌が異常な増え方をしている現実が放射能汚染がどういうものかの答え。確かに恐ろしいことではあるけれど、今の日本で個人レベルでは「逃げる」という対策しか打てないのがつらいところかも。

もうひとつ。日本は化学物質の多用が際立つ国。賞味期限が長いたべものに、ありえないほどフワフワのパンやスイーツ、異常なほどのの泡立ちや、きれい好きが高じて必要以上の香り対策。調べてみると、私が生まれた頃からマウス(かラット)の実験で洗剤に含まれる化学物質が原因で奇形が生まれることはわかっており、でも「これはあくまでマウスだから」で黙殺されてきた危険性。長らく、障害ある子どもが生まれると「これは遺伝かも」とあらぬ疑いをかけられてきたものが、最近になって国がようやく「子どもが化学物質などの環境汚染に傷つきやすいのはまぎれもない事実」と認めるように。えっ、そんなの数十年も前にわかってたのに?
それを野放しにした挙げ句、不妊だダウン症だアトピーだという世の中。少し前の新聞によると妊婦の41%が流産経験なんて、10数年前ではなかったことじゃないかしら。癌だってこんな予防が進んでいる時代になってなお増えているって、やっぱり化学物質が無関係ではないんじゃないのかな。
放射能汚染を個人でシャットアウトできなくても、化学物質ならがんばり次第で取り込まない生活を送ることができる。セシウムの害がどんなものかまだ十分にはわかってなくても、たとえば化学物質の中でもほとんどの商品に入ってる「パラベン」が精子を減らすということや紫外線に当たると細胞の老化を早めることはみんなが知るようになった。

パラベンは食品にも飲み物にも化粧品にもなんにでも入っているようなもの。ひとつひとつは微量としても口からも肌からも吸収されるのだから体内にはどれだけの量が蓄積されているのか。その母胎で子どもは育つ上、最近は妊娠線防止とかでクリームなんかおなかにべったりつけるのね。生まれたら生まれたで、パラベン入りのベビー用品。こ、こわ~!!
パラベン入りのお化粧を作ってる会社がパラベンフリーを売りにした別商品を売り出す時代、パラベンがいかに危険かを認識しながら悪いモノ作ってるってことだもんね(もちろんパラベンだけじゃありません)。「それが当たり前だもの」とばかりのCMに踊らされないようにしないと、本当に取り返しのつかないことになる。自分次第で取り込まないことは可能なのだから、食品もお化粧もドリンクも、ちゃんと成分表を自分の目でチェックすることから始めませんか?








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最終更新日  2011年07月26日 00時32分31秒
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