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カテゴリ:健康・美容・おしゃれ
今朝の地元新聞を読んでいたら某化粧品(石鹸)メーカーの記事が載っていて、愛用者の中に小麦アレルギーで入院した人が出ているとのこと。大々的にCMにしていた裏で、実はアレルギー報告が続いていたことが先頃明からにされ、今は製造販売を休止しているの?でしたっけ。
これが問題になる随分と前から、私の周囲では「あれはあんまりよくないんじゃないのかな?」という声が聞かれていて、でもそれは小麦アレルギーのことではなし。どういう症状が出ていたのかまではニュースからは伝わっていませんでしたが、今朝読んだ記事によると、散歩中に目がかゆくなり呼吸が苦しくなって倒れたとか、ノドが腫れて意識が遠のいたとか、いわゆるアナフィラキシーショックということでしょうか。これはこわい。 この会社では「他社でも小麦を原材料にしたものが使われているのになぜ自社だけが?」と原因解明中の様子。んー。もしかしたら、原因って小麦じゃないんじゃないのかな。私は使ったことがないので本当のところはよくわかりませんが、色素として使われているグンジョウは鼻や肺に障害を起こすとあるし(吸い込んだ場合ということですが、でも肌から浸透するだろうしなぁ)、他にもアレルギーを引き起こす合成物たっぷりだろうし。 イメージにだまされていてはこわい。 私は広告を作る側の人間なので、材料のひとつをことさら大きく取り上げて、いかにも肌やからだに優しそうなナチュラルなイメージを作る気持ちはよくわかります。そして私も仕事とあればそういうコピーを書きます。これは企業側に立ったPRの仕方なのであって、消費者はうのみにしてはいけないのよね。原発作る電力会社の言い分が今はすっかり信じられていないように、身近な化粧品会社のCMだって企業側の都合だけで作られたものととらえた方が正解。 この会社のものに限らず、使っているものを一度は疑ってみてもいいよね。私は『食品・化粧品危険度チェックブック』というのを手元に置いています。ま、実際のとこほとんど開くことはないのですが(^_^;)、得体の知れない成分表示が出た時にどの程度の危険性があるのかを見極める手がかりにはなるかな、と。 化粧品でかゆみが出たとか湿疹がひかないという場合はちらっと調べてもいいかも。 ただ、パッケージの成分は全表示になってはいても、他社より購入した材料は、その工程で使用された成分に危険性があるのが入っていたとしても表示の義務はないのです。だからパラベンフリーとあっても、抽出段階で他社がパラベン添加していることもあるはず。安心の成分ばかりのはずなのにすごく安いという場合はそうかもなあ。「これはCMで言ってる通りに使い続けたらきれいになる」とあきらめず使い続けていると取り返しがつかないことになるかも。さすがにアナフィラキシーショックまではいかずとも、合成成分の悪い部分が体内に蓄積されると( 自然のものではないから分解して排出する機能を持っていない成分は多いはずよ。私、それが大腸や肝臓を傷めてると思うのよ )肌だけじゃなくからだにとってあんまりよくないと思うんだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月13日 09時59分27秒
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