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カテゴリ:健康・美容・おしゃれ
昨日のyahoo!ニュースにて「妊娠はするものの流産や死産を繰り返す「不育症」患者は妊娠経験者の4.2%で発生し、140万人いると推定できることが、厚生労働省研究班の調べでわかった。不育症の発症頻度や患者数の調査は初めて。29日から大阪市で始まる日本産科婦人科学会で報告される」。
そして、不育症の原因は「子宮の形の異常」「カップルの染色体異常」「血栓で胎児に栄養が届かない」などというのですが、7割近くは原因不明と!!ほとんどが原因不明で片付けられているなんて、じゃあ再発防止に手の打ちようがないじゃないの。 たぶんこれが環境省が始めたエコチル調査に関連してくることになると思うのですが、もうすでに化学物質を疑ってるはずなのにそれを大きな声で言わないのはやっぱり大スポンサーである企業への遠慮なのかな(わーん、それじゃ東電と同じ構図じゃないの)。 化学物質の中には環境ホルモンとして生体の成長や生殖に大きく関係するものが少なくなくて、たとえば胎児の成長を途中でストップさせるから障がいある状態で産まれることにもなる、そんな話を聞いたことがあります。形成されるべきものが作られなかったり、育つはずのものがそこまでにならなかったり、化学物質の中にはこうした成長を止めてしまうものがあるのだと。今や障がいを親からの遺伝と決めつけることは少なく、じわじわと疑いが広がっているのが化学物質(高度経済成長の頃からこうした疑いを向けている人はいるのですが情報としてきちんと伝わってなかったし、結果が顕著に大量に現れるようになったのがこの10年くらいなのではないかしら)。 「国か大丈夫と認めているから」と添加されてきた化学物質を当たり前に摂取し続けてきた結果がこれなのだとしたら、もうグズグズしてなんてられないんじゃないのかな。こうしているうちに自分の子どもや孫たちが自分の若かった頃よりずっと幼いうちから大量に危険なものを摂取することになる。そしてそれは環境だって壊すし、人類そのものの繁殖にも影響を及ぼすよ。不育症のように繰り返さずとも妊婦の40%が流産経験という記事も「うっ」だった。 便利すぎる加工食品や手軽な味付け、手触りのよすぎるシャンプーに洗っても洗っても香り続ける柔軟剤、必要な菌まで殺して体を弱める殺菌グッズ、吸収力のある粘膜に使用するというのに危険だらけの歯磨き、磨かなくても強力に汚れが落ちる洗剤……。冷静に考えるとやっぱりおかしいと思うんだよね。 きれい好きでおいしいもの好き、そんな日本人の落とし穴。でも、日本人ってもともとは自然を愛でて自然の力を信じてきたきた民族なのだから、みんなが少しずつ考えたらこんな不自然な日用品から脱却できると思うんだけど。……私、うるさすぎる? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月23日 10時30分36秒
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