父と飲む
2,3日前に父から電話があって、弟嫁と孫娘と居酒屋に行く約束してるんだけどお前も来ないか、と。いやいやー、まったく弟の奥さんである義妹には本当に感謝。私なら舅に誘われて「わかりました」なんて言わないよ。本当に父のワガママによく付き合ってくれるのです。で、私も行くよと返事していたところ、妹や弟にも声をかけたらしく、結局のところ姉弟集合。居酒屋で「1時間くらいで夕食を」が2時間飲んでしまいまして。ダンナと息子には持ち帰りで料理をお願いしたので、心置きなく飲んで食べて。父はたぶん息子と飲むのは嬉しかったのでしょう。母は一滴もお酒をたしなまない人で、どちらかというとそういう席を敬遠してたので家族でお酒の席なんてあり得なかったのです。家族でよく集まっていましたが、おいしい手料理を食べるのがメイン。子どもの頃には父と叔父が少しビールを空ける程度で、祖父は小さなグラスに一杯でおしまいでした。が、お母さん。残念でしたね。実は私たち姉弟はどうやらみんな父の血を引いたらしく「飲める口」です。父は息子に「もう一杯頼まないか」とそそのかし、日本酒から焼酎へ。母が亡くなって父の飲み過ぎをたしなめる人は私を置いて他になく、その私にしても「飲み過ぎないでね」と言われるほどです。いつもの実家での食事会では睨みを効かせていますが、まあたまにはいいでしょう。今日は私も飲む。生ビールは大ジョッキ。冷や酒も頼みました。なにせ「成田家」ですからね、遠慮なく注文できるのがありがたい。子どもと飲むというのが楽しいのだろうなというのがわかる年頃にもなりました。私も息子が成人するまであと4年。その日を指折り数えますもんね。