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2008.05.15
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カテゴリ:音楽
自宅組は発表会へのレッスンは今日がラスト。
それぞれそれなりに仕上がってくれた。
この時期のレッスンでもこまごまと発見が多い。
ちょっとしたニュアンスの違いで曲がみちがえるようになるのはやりがいがある。
今日も録音して自分の演奏を客観的に聞くことから。
生徒さんがどこまで耳が育っているか?
前回のレッスンがどこまで理解されて身に付いているか?
客観的にどこまで自分の演奏が聞けるか?
自分の演奏している身体的感覚と聴覚的感覚の一致、不一致がどれだけ言葉にできるか?
ディスカスしながら感受のアンテナをチェックしてメンテしていく作業。
さらに最終段階、全体の構成を組み立て通りに運んでいるか、
全体のイメージを捉えることも重要なこと。
コントラストやフレーズのつながりに説得力があるか、流れがあるか。
ちょっとした間合いを身体運動からイメージすることで、いい具合に変わっていく。
弾き難いと思っていたフレーズも腕の動きひとつで、
音楽的にも身体的にも無理なことをしていたと気づく。
つくずく楽器演奏とは身体運動、指揮者に通ずる。


最近、青柳いづみこさんの本がおもしろい。
指の根元の間接がくずれてしまう人の訓練法等生徒さんで研究して試してみたい。
生徒さんにも読むことを勧めている。

ピアニストは指先で考える
著者:青柳いづみこ
出版社:中央公論新社



ボクたちクラシックつながり ~ピアニストが読む音楽マンガ
文春新書








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最終更新日  2008.05.16 09:35:55
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