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2008.05.27
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カテゴリ:音楽
Jazzセミナーの生徒さん参加の発表会になってから、今回で3回目。
Jazzセミナーの生徒さんは原則Classicの基礎がある人なので、楽譜を読んで弾くことには問題はないけれど、採譜が弾けてもJazzの演奏にはならない難しさがある。
もちろん、本来のJazzの目的、自分でad_libできるようになること、Intro,EndingやRiff、構成などoriginalで曲が弾けるようになるように、理論の勉強や分析の勉強等がメインになるけれど、JazzののりやJazzに限らず、ピアノでの表現力を指導していくことも重要だと感じた。

今回、採譜をメインにswingにのること、フレーズを分析してどうピアノを表現していくかを勉強しつつ、1コーラスoriginalのad_lib作りをしてもらった。
全く自分で全ad_libを作るのと違って、前後の流れを考えてそこに1コーラス挟む作業は大変。でも反対に何気なく弾き飛ばしてしまっているフレーズの組み立てを分析して、意識してつながるフレーズを考えるにはいい方法だったように思う。
コードトーンで転回系やスケールのトレーニングを曲に合わせて音を捉える手型の練習も重要であるけれど、Jazz語で話せるようにidiomを移調して覚えて応用していき、自分の引き出しに増やしていく作業も大事だ。そのあたりのことは生徒さんは実感してくれたようだ。

次回は Introを考えることから、テーマのvoicing、ad_lib、その構成、Endingという創作の部分をメインに、さらにswingののり、ピアノとしての表現力へと指導のポイントを移していきたい。

発表会で、Jazzセミナーの生徒さんたちの演奏は、大変刺激的だったようだ。
テクニックはあるのに加え、170~200というテンポでswingしていく演奏はスリリングだ。
次回は自分の言葉で、自分のJazz語でしゃべれるように、演奏を広げていってほしい。
その目的のために、コピーや採譜をそのテンポで弾き、フレーズ分析、構成分析に役立ててほしいし、自分のad_libのために他の人の演奏を聞くという姿勢でJazzに広く興味をもってもらいたいと思う。~という私自身の勉強ももっとしなければ。。。bopがんばろ。。。

6月からまた新しいJazzセミナーの生徒さんが増える。楽しみ!
自分の勉強と、創作のための指導法も今後の課題。
もっと生でLive聞きたいし、Jazzの歴史ももっと知りたい。
アーティスト毎のCDの曲の組み合わせや各曲の構成分析、フレーズ研究、、課題はいっぱい。
生ドラ、生ベースで、、トリオで演奏する機会がほし~~い!





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最終更新日  2008.05.27 22:28:34
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