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テーマ:今日のピアノ♪(729)
カテゴリ:音楽
今日も一番乗り。
まずはモチィーフ作りから見てもらう。 いくつかアイデアを両手のスタイルで2~4小節程度で書いていく。 いくつかアイデアを考えられるが、 1発で使えるアイデアを考えられるように、と言われる。 たくさんアイデアを考えられるほうがいいと勝手に思い込んでいた。 違った! それもそうだ。 試験では限られた時間でモティーフを考えるだけでなく、 1曲作品にしなければならないのだから。。 たくさんアイデアを考えられても意味無い! これも経験。。。 音列からのいいアイデアを1発で考えられるように、、、 モティーフ作りの課題。 前回提示されたモティーフでABまで書いていく。 「悪くはないけど、、」と言われ、所々直される。 ちょっとした音使い、フレーズの持っていき方、特徴的な和音の使い方、左の伴奏パターンのちょっとした変化、、、、 先生の引き出しにはいろいろなものがたくさん詰まっている。。 ABだけなら3級までの即興で嫌というほど作ってきたけれど、それだけでは物足りない。 間違いではないけれど、求められる音楽的センス(?)の要求の高さを感じざるを得ない。 それに、4~3級の即興課題をやっている生徒さんの演奏を聴いていてもやっぱり求められているものの違いをはっきり感じる。 まずは自然な流れがあるかということ、そして単調でないかということ、 といっても急にとんでもないものをもってくると自然な流れが打ち消されて違和感になってしまう。 自然だけれど単調でなく、きらりとセンスを感じさせるフレーズなり伴奏とのパターンがあるかどうか。。。 今回、直されるだけでなく、このフレーズは「良い」と赤ペンで書いてもらった! うれし~!いいところはいいとちゃんといってくれるんだ、とちょっとびっくり。 そう言えば前回1曲書いてもっていき没になったけれど、ある部分左のフィギィア、これは良い!といってもらっていたんだ。 そのモティーフで曲としてその部分は使えなくても、 いろいろ思いつくことをどんどんやってみて、 自分の貯えとして次にいつか使えるようにストックしておけばいいんだ、と思う。 先生はそれをちゃんと選別してくれているのだから。 とにかくどんどん、絞り出して作っていこう。 グループレッスンのいい所は、 いろいろな人の演奏が聴けること。 聞いているうちに自分の生徒さんの演奏を聞いている気持ちになる。 何が足りないか? そしてさらに先生が何を注意するか=何を聞いているか、 ということも。 感じることは、即興にしても初見課題にしても自由曲にしても、 すべては演奏力。。。 ピアノを弾く限り、やっぱり演奏力が全てだと改めて思う。 弾く内容が分かって弾いているかどうか、 それが全て演奏に現れる。 技術的に早い、難しいパッセージが弾きこなせるかということより、 本質的に曲の内容が本当に理解されているかが問題だ。 それに尽きるし、3級まで勉強して得られた一番のことこそ、 曲の内容を理解できるということのための勉強だったと 振り返り思う。 曲の内容が理解できて、その理解できたことが分かる演奏こそ演奏力のように思う。 そして、そのことこそ、いちばん生徒さんに教えなければいけないことだと気づく。 ピアノを弾くことを習いにいくのではなく、 作曲の勉強を再開したことは、今の私にとって、やっぱり必要なことだったんだという思いがますます強くなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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