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2012.10.22
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カテゴリ:音楽
モティーフ即興対策のメモ。

モティーフ課題に関し得ては、即興Aよりも準備してもっていくことが可能なので、
点数がAより伸びやすい。
でも、楽譜ばかり見てひたすら弾いてきた人にとって、
創作しようという気持ちや発想が強くないので、動機付けが難しい。
どうしても試験にあるのでしょうがなくやる、、という感じ。
Jazzやっている生徒さんにはその必要性やら手法はJazzにもつながるので、
積極的に取り組む生徒さんが多い。
いわゆるモデルパターンを練ってどんな調性でも対応できるように、
さらにモティーフの特徴や拍子に対応できるようにと、
1曲集中完成型の指導が中心だったけれど、、
なんとかClassicしかやっていない生徒さんにも即興の面白さを感じてもらえる指導法や、
簡単メニューが作れないものか、5級4級目標の区別無く指慣らしメニューも模索中。

A-B-A構成の16−8−8或は16−16−8の32〜40小節を
パーツに分けて、指慣らしで手型をトレーニングするメニューを考えてみた。

モティーフの課題集を順番に、8小節のみどんどん弾き飛ばしていくことから。

コード進行は決めておく。
はじめの1小節は課題によるが、

I-V7-V7-I
I-IV-V7-I
I-VI-II(IV)-V

Tonic系かSubDomi系かDomi系か、、

次の4小節は定形句。

I1-IV/II-I2.V7-I

左のカデンツは何も考えないでも弾けるようにしておくことが大前提。

ポイントは、

1、ゼクエンツをきれいに自然にできるように
  上から、或は下から、どちらもできるように

2、コード進行は決まっているので、ベースラインに対するきれいなハモる
  メロディー音が取れることに注意。
  ゼクエンツのスタート音とベース音との関係に敏感に注意して、
  反射的に指がいくように促すこと。
  なるべくベース音と同じ音からのスタートにならないように、
  きれいな響きを意識させること。

3、さらにゼクエンツをどこまで固定的に捉えるか、、
  素直にいけない場合の音の選び方、変化のさせ方のバリエーションを提示すること。
  ゼクエンツに固執しすぎてコードトーンから逸脱してメロディーが
  流れないことがある。
  どこから、どのように崩していいのかをたくさん弾いてみせて柔軟性をもたせ、
  幅を広げる指導が必要。

4、ラストのDominantは一番自由にできる所。
  このバリエーションをたくさん広げること。
  或は、指の回りやすい、きれいな音を選んでフレーズが作れるように
  指慣らしをたくさんさせること。
  上から、下から、コードトーン、スケール、その組み合わせ。
  慣れてきたら、い音、ダブルアプローチ等。。

5、ゼクエンツはいろいろな音からスタートすることを試させてみる。
  いろいろな可能性とその対応。
  バリエーションを広げておけば、変化が可能。

6、モティーフの特徴がなんであるかの分析と理解。
  スケール系、跳躍系、音程、イ音から、ラスト音がイ音からの解決、
  リズム的特徴、、等。。





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最終更新日  2012.10.23 01:33:11
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