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カテゴリ:音楽
昨日のジャズスト、雨天により中止。。ざんねん。
でもスタジオ予約していたのでメンバー集まって朝から2時間練習。 今日演奏予定の曲を1曲ずつ録音して、ディスカッションして、 後半の時間で、MCなしの本番同様、通して一発録音。 一緒に練習を積んできた手応えを少し感じた。 メンバーの音を聞きながらも、自分の演奏にも集中できたし、 一体感も感じられる演奏だった。 楽しいというよりも、手応え感がうれしい。 ただ楽しいだけより。 自分だけ練習できていても一体感がなければ、アンサンブルの楽しさは感じられない。 メンバーで作り上げる一体感が感じられるか、、。 互いの大変な部分を理解して、役目をしっかり果たして今度はボールを投げる。 キャッチボールして頑張れよっていう思いでサポートに回って。。 自分だけ力が入りっぱなしでなくて、よく聞きながら押したり引いたり、、 やるじゃん!ってにやりとしたり、、。 コミュニケーションもずいぶん取れるようになってきた。 スタジオでの練習終えて、もう一つの予定、人形劇団の公演へ。 ほんとうなら、スタジオ練習後、人間劇団の演目1つ見て演奏に戻るはずだったけれど、 生憎の雨、いや、幸いにも(?)雨だったので、 はじめから最後までここで時間過ごすことに。 お天気の神様はここで過ごすことを勧めてくれた。 本日のプログラム3作のうち、2作は音楽を担当させてもらったものだった。 プログラムに名前を2つも載せて頂いて驚きと恐縮とうれしさと、 1作といえども場面ごとにたくさん音楽を作製したので、 どんなものだったかすっかり遠い記憶。 お話が進むうちに、あ〜、こんなだったなぁと思い出していく。。 1作はある曲をでてくるキャラクターによってアレンジを変化させたもので、 全体的にアフリカンなエスニックな音色での編曲。 アフリカの子守唄の音源を何度も聞き込んだ。 人形劇団のコンクールで受賞した作品。 いろいろ考えて作ったような、、感覚的にfeelingだけで作ったような、、 今もし作ったとしたら同じようなものが作れるかだろうか? 自分の作ったものとか、自分の演奏したものとか、聞くのは嫌いだけれど、 今日のは嫌じゃなかった。いいじゃん、、て。。 優しい感じに聞こえてきた。 うまくいいところだけを使ってくれていただけかもしれないけれど、、 時々、自分の作ったもの思い出して自分の存在を確認しなきゃ。 自分の存在証明みたいに、、ここにいるよって。 作った時、演奏した時、こんなふうに感じたよって、それは今でも嫌いでないよって。。 なにより、私の知らない子供さん、お母さん方に聞いて頂き、 人形劇団のメンバーの方には誰よりも長く私の関わった音楽と おつきあい頂いたことに感謝です。 この人形劇団は21年で解散することになった。 一言に21年と言ってもその時間と積んできた経験は どんなに大きくて豊かなものだったろう。 決して個人ではできない、ひとつのものを作りあげるために 切磋琢磨することのできる大切な仲間と 出会ってやり続けてきた21年間という大きさ。 そういう仲間と出会えたことに羨ましさも感じる。 また、一つのことをやり続けてきたことの重さ。 作品は10数作(16って言ってたかしら?) 公演回数は昨日で330回。 簡単にできることではない。すごいことだ。 1年なんてあっという間に過ぎてしまう。 5年、10年て長いようで何の結果も残せないまま通り過ぎていく。 1秒のような1日。 でもその積み重ねで1年、5年、10年がその人の財産に変わっていく。 自分を振り返ってみると私にはなんの財産もない。。 何も残っていない自分に今頃気づかされたようで、、 でも自分の作った音楽をこんなに大切に使ってくれて、 作品の一部に同化させてもらっていたこと嬉しく思った。 嬉しく思うと同時に私は今、ここから出発していいんだって。 コンプレックス感じて、マイナスからのスタートにしなくてもいいんじゃないかって。 ここから踏み出そうと。 1段階上がりたい。 音楽もプライベートも人生すべて、今の状態から変わりたい。 今のところからステップを上がりたい。 ここから抜け出たい。 くさのなかのぼうけんの変身のように。 いつになったらへんしんできるだろう。。 ラストの演目を見ながらそんなことを考えていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.14 00:52:25
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