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カテゴリ:高校教師の巻
なんだかんだいって、最近日記を書いていない・・・。
新学期が始まりちょうど1週間。うちの学校も今年で4年目です。 例のアホ校長は2学期からほかの学校に移るとかで、結局私は日本からのお土産も さりげなく求められるモノもやらずに放っておくことに。 雨の降る中始業式+入学式を経て、新しいクラスへ。 2年生は3年生になり、1年生は2年生になった。 毎度2年生は初めて会う顔振りだけれど、顔を知っている子も結構いる。 3年生は今年受験生で、夜間自立学習も9時から10時までに延長。 顔つきもちょっと変わった気がする。 思えば3年間、子供のガラが、本当にかわったよなぁ。 うちの学生サルから人間に進化しているよ・・・・。 2004年はじめてこの学校に来たときの3年生。 クラスの1人か2人くらいしか筆記用具をもってこず、 小テストするよっていうときも教室でペンが空中に飛び交ったものだった。 そりゃかばんも持ってこないんだからね。教科書はその当時私の授業では使わずプリント教材だったからよかったけれど。 3年生なのに、受験なんて言葉はあってないもので、毎日毎日ほとんどの学生が食べるか遊ぶか寝ていたしなぁ。あれはあれでいい思い出だけど、同じ子をまた教えるとなるとちょっと勘弁。 2005年の3年生は2004年よりはましだった。 問題のある子や勉強にあまりに興味なさすぎの子は委託班として実業高校やテハン高校にいくことになったからだ。でもこのときの3年生は愛着があまり沸かなかった。 そりゃ私にも問題があったかもしれないけれど、反日感情を言葉にだして、または態度に出す子達だったからだ。今までで一番心が生徒と遠くなった時だったかも。 2006年の3年生はそれはそれは感謝感激雨あられ。 日本語ができてもできなくても、本当に親身だった子たちだった。 男子生徒も女子生徒も、とにかく授業で笑わない日はなかった。今年卒業して彼らに会えないと思うと本当に残念で仕方ない。 で、いまのところの2007年の3年生。 結構いい感じ。やっぱり勉強(日本語ももちろんひらがなは去年1年も時間を与えたはずなのに「あいうえお」まで書くのがやっと)できない子もいるけれど、それなりに楽しそう。 私の話を聞いてくれないときはもちろんイライラするけれど。 クラスにボールペンが2,3本の時代から一人一人ペンケースに赤ペン、シャーペン、蛍光ペン、消しゴム、カッター、のりまでそろえられ、ノートまで準備している感動ものだ。 2年生はまだあったばかりでよくわからないけれどバシッと心をつかんで1年がんばらねば。 でもやっぱり3年過ぎるとちょっと仕事に飽きだすという私の習性が見え隠れ・・・。 ほかの職業や資格に興味もあるしいろいろ考える1年にもしようとおもう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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