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テーマ:韓国!(17170)
カテゴリ:高校教師の巻
今日は私の日本語担当の権先生がいなかったため、一日の授業をすべて私一人でやった。
最後の授業は7時間目3年3組だったのだが、権先生もいないことだし、7時間目だし、月曜日だし、これからヤジャもながいので20分くらいは質問コーナーにした。 私は学生だけじゃなくていろんな韓国人から結婚したから国籍が韓国人になったのかと聞かれる。 そのたびに超面倒くさいのだが、今回もそういった質問を受けた。 私のアイデンティティーの問題や、結婚という一瞬のことで国は変えられないということを話したらすごく納得していた。 結婚したからといって、彼氏が韓国人だからといって、サッカーで韓国を応援するのか?といわれるけれど、みんなには申し訳ないことだけれど、それは絶対ナンセンスな質問なんだよ。って言ってみたところ 「それは絶対当然のことです。なんで誤るんですか?」と口々に言われた。 なんだか私は周りにいる大人たち?には「なんで韓国人にならないんだ?韓国人と結婚したんだから当然韓国人になるべきだ」とか「韓国人なんだから当然韓国を応援する」と思っている周囲の教師たちに比べるとなんて物分りがいいんだろう?というか、私を日本人として認めた上で、私個人を認めてくれたような小さな幸せを感じてちょっとジーンとした。 こういうことって結構ある。 教師って言う職業はなんでも人に「教えよう」として人の話を聞かない。自分が言うことが正しく、その話し方も人より上に立ったものの言い方をする人が多い。教師っていう職業病なんだと思う。私は周囲の先生と親しくなれば親しくなるほど、また、それが少しでも歳が上なら上なほど感じる。他人が知っていることよりも自分が知っていることの方が多く、絶対最後まで伝えなくてはならなく、同時に人の言うことを聞かないことも多い。 私も気をつけようと思うけれど、私自身もたまに、自分がそうなっているのを感じることがある。 私が正直に思っている竹島の考えとか、韓国人にならない理由も生徒たちは関心を持ってまじめに聞いてくれた。自分とは違う考え方でも、自分とは違う意見を持っていてもそれを受け入れられるってすごいことだと思う。 そういうのって言っても分かってくれない今の教師よりも、生徒の方がよっぽどマシだなって思った。そしてありがとうって思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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