La Piazza di Bella Donna

救急センターで待っていると、急患がどんどん搬送されてくる。（あたり前だけど)
前歯を折った子供。
仕事場で怪我した人。

う～む。ちょちょっと治療して帰されるワタシなんて、ずうっと後回しだろうなぁ。
案の定、待てど暮らせど名前を呼ばれず。
ま、仕方ないか。

ようやく呼ばれて処置室に行き、傷をざっと診てもらうと、最初に診た若いお医者さんに代わり、次はもうちょっと経験を積んだ風なお医者さんが診て、血液検査をされ、レントゲンを撮られ、さらにさらに時間がかかり……。
再度処置室に戻ったときには、もう午後 1 時を過ぎていました。

う～、お腹減った。

周りをキョロキョロしていると、看護師さんが現れて、わが耳を疑う一言を口にした。

「これに着替えてくださいね。これから手術になります」

え？
今、なんて？

「え？？？手術？？？」

目が点になったワタシの前に、整形外科の先生登場。

「咬み傷ってねぇ、馬鹿にできないんですよ！最初の 6 時間が勝負なんです。もう、20 時間以上経ってますよね。細菌感染も起こしているようだし、手術しないとだめですよ！最悪（あくまでも最悪のケースですが）、命にもかかわるんですよ！」

えええええ～っ！

どんな手術をするのかと尋ねると（ここから先、切った貼ったが苦手な人は読まないように！）

「傷口を切って中を洗浄し、感染症を起こしているところはえぐって取り出します」

はい、卒倒。

なんなの、なんなの！この信じられない展開は？！

続きはまたまた明日に。（相当エグい内容なので、苦手な人は読まんといてや)