La Piazza di Bella Donna

何とか右手の処置を終え、いよいよ最後の足の処置に移行しました。

ぜぇぜぇ、はぁはぁ……
やっとあと 1 ケ所までこぎつけたぞ。（って、処置しているのはワタシじゃないが）

そしてまたまた涙ちょちょぎれる局所麻酔に耐え、つつがなく手術は終了しました。

「はい、終わりましたよ」

という声に、「ありがとうございます」とちゃんと言えたお利口なワタシ。
指と指の間や、手術に関係ない部分に残るイソ○ンをきれいにふき取ってもらい、片袖脱いでいた手術着を元に戻して体を起こしてみると、かの医療系ドラマ「○龍」でよく見た「手術経過時間表示」が目に入りました。

「1:03:35」の表示。

おぉ～、1 時間の「大」手術だったんだ～。

で、ふと主治医（執刀医）の先生を見ると、まぁ～、手術着が花柄。らぶりぃ～♪
（ちなみに、30 代前半の屈強な先生なんですが。笑）
手術前には緊張してぜんぜん気づかなかったよ。

再びストレッチャーで手術室入り口まで運ばれ、車椅子に乗り換えて無事に病室に帰還。
病室では、ワタシの母と姉さん（娘）が待っていました。
ああだこうだ手術の様子を説明していると、母がボソッと言った。

「麻酔が切れると、痛いのよね～」

実はワタシの母、今までに 3 回の全身麻酔＆手術経験者。
ああ、そうだった。手術を終えることばかり考えて、終わった後の痛みのことまで思い至らなんだ。
ふぇぇぇ、今夜は痛みで眠れず、悶々と過ごすことになるんだろうなぁ……。

またまた明日に続く。