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カテゴリ:バレエ
JI は決選審査が 16 名なので、あっという間に姉さんの順番になってしまいました。
ちなみに姉さんの順番は 1 桁台でした。 場当たりのときは、とにかく苦手なピルエット前後の動きを何度も確認。 と同時に、舞台の凹凸ももう一度頭に入れている模様。 (予選では、けっこうたくさんの人が舞台の凹凸に足を取られていたので) そんな様子を見ている間にも、こっちの心拍数と血圧はグングン上昇。 もう、なんだか気分悪くなってきた……。 姉さんの前に踊る数人は、1 人を除き皆 NBA で過去に受賞歴のある人ばかり。 はっはっは、もうなるようになれって感じですなぁ。 そして姉さんの曲が流れ始めました。 この曲は、もうかれこれ 2 年近く踊り込んできているので、いい加減に円熟味の 1 つも出てきてよさそうなものなのに、いまだにアップアップしているのはどういうことでしょ?(苦笑) 出だしはいい感じで始まりました。 予選の時には止まったときと止まれなかったときの差がはっきりわかったアラベスクも、今回はまぁまぁどちらもバランスよくキレイに止まれていたようです。 その後の 6 連続のほうのアラベスクも、まぁ何とか。 ここまでは予選よりいい感じです。 さて、ここで鬼門の(笑)ピルエットを含むストレートライン。 頼むよ~、ちゃんと回れよ~……と食い入るように見つめる中、1 回目のピルエットは何とか無事に通過。 そして 2 回目のピルエット。 ……回ることは回ったが、回り終わってからヨロっ! でた~。ここ、やるのがお約束みたいになってないかい? そして後続のイタリアンフェッテは……途中で落ちそうになるところを気合で持ち上げたところが見え見え。ぶわはは。 残りは何とか無難にまとめたものの、ベストの踊りとはお世辞にも言えない出来だったなぁ……。まぁ、親ってのは欲張りなもんですが。 え?たいしたドラマじゃないじゃないかって? いえいえ、その秘密はまだ明かされていませんの。 娘が踊り終わり、先生がお帰りになるときにひとことお礼を……と楽屋口でスタンバっていると(横浜は、出場者と指導者しか楽屋に入れません)、サブの先生が出ていらして、衝撃の(笑)事実を教えてくれました。 なんと姉さん、場当たり終了後に舞台袖に戻ったところで、いきなり鼻血を出したそうで。 どうも、本人も血流バリバリになっていたところへ、照明のあたる舞台に立ってのぼせてしまったらしい。(実は、けっこうよく鼻血を出すんです) 問題は、本人よりも「衣装」!!!(ひぇ~!) なんたって、淡い紫のシンプルな衣装(しかもチュチュ!)なので、一滴でも垂らしたら一巻の終わり。 しかし、そこは姉さん。 「あ!!」と思った瞬間に手のひらでキャッチして、思い切り前かがみになり、九死に一生を得たのでありました。(床には思い切り垂らしたらしいが) しかも、出番はもうすぐ。 鼻の穴にティッシュを詰めて出るわけにもいかず、止まらなかったらどないすんねん??……状態で出番を迎えたらしいのです。 (スタッフとして仕事をなさっていたどこかのお教室の先生が、すぐにスタッフ用の冷えたお茶のペットボトルを持ってきてくださり、鼻やら延髄やらを冷やしてくださって、なんとか出番までには止まったらしいのですが) そんなことは露知らず、舞台を見ていたワタシですが、やっぱり「嫌な予感」はある意味的中していたわけで。 で、結果はここに掲載されています。 ○○○ちゃん、見事に入賞に名を連ねているし。 うちの姉さんは、「入選」どまりでしたが……。 う~む、ごく普通のイベントを想定外のサスペンスに仕上げてしまうあたり、親子ともに天賦の才能があるとみた。ぬははは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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