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ミ　ソ　イ　チ

[なごのアチコチぶらり旅] カテゴリの記事

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親族一同の旅

　親族で2泊3日の旅へ行ってきました。静岡県の浜名湖畔にあるかんざんじ温泉と、愛知県北部にある犬山温泉です。　ロープウェイに乗って、大草山の山頂へ。展望台になっていて、360度見渡せます。どこを見ても浜名湖。　↓手前に見えるのが、浜名湖パルパルという遊園地。お子様にはピッタリ！　浜名湖で有名なのはうなぎですが、残念ながらありつけず！！お土産にうなぎパイは購入しました！　続いて犬山！犬山と言えば犬山城です！！　この城は、日本に数ある城でも珍しい個人が所有するお城らしいですよ！！（今は財団法人を作られたようですが）　城自体はそれほど大きくないのですが、古くて趣がありキレイです。最上階からは犬山市内が見渡せます！！　↑木曽川に映る町並。鏡のようです！！　この木曽川では鵜飼が有名なんですが、残念ながらもうシーズンオフ。川下り（日本ライン下りと言う）は年中やってます。　ほとんど穏やかな流れですが、時々↑のような瀬があり、波立ちます。でも波除シートもあるので、某アトラクションのカリブの海賊より濡れません。　割と地味ですが、なかなか楽しかった！親と行くと、こっちの財布が全然傷まないので！！かんざんじ温泉の湯質は普通でしたが、犬山温泉はなかなか良かったですよ。肌がスベスベしました。

2006年10月28日

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父と歩けば…その二十六

　毎月恒例の親子劇です。今回は神奈川県の真鶴半島へ行って来ました！　↑静岡県との境にほど近い、相模湾にちょこっと突き出た半島です。青い湖は箱根の芦ノ湖ですね。　↑拡大するとこんな感じ。なんかF○CKの指にも似てますが…そんなことない！　この日は非常にいい天気でした！！（実は10月8日のこと）海が空を映して真っ青！！キレイです！！　半島の先端（中指の部分←だから違うって！）は三ツ石と呼ばれる、その名の通り三つの岩があります。潮が引いているときには歩いて渡れるようですが、このときは満ち潮で行けませんでした。　遠くに見えるのは小田原方面です。いやーキレイでした！新鮮な魚も捕れるそうですよ！！次は是非とも舟盛を食べに来たいわ～！お・と・う・さ・ん♪　観光案内はコチラをどうぞ！

2006年10月21日

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スケッチ・オブ・北京　その2

　前回から引き続き、中国北京ネタです。　天安門広場の左側（天安門を背にして）には中国歴史博物館、革命博物館があります。共産党の偉業をたたえる展示や、中国4000年の歴史を語る美術品が見れたりするのですが、ちょうどこの時期、蝋人形館が開催されていました！蝋人形って初めて見ましたが、よくできてますねぇーー！！！本物そっくりなんで驚きました！←まずはお約束のお二人　　　↑左からトウ小平、始皇帝、チンギス・ハーン。　歴史上の人物がたーくさんいらっしゃいました。髪の毛とか眉毛まで本物みたい！着てる服も。しかし、始皇帝なんてホントにこんな顔してたんだろうか…？？　昔の偉人だけかと思ったら、今時の、しかも中国人でない方々もお人形にされてました。　　↑左からチャップリン、ビル・ゲイツ、ベッカム。チャップリンはビミョー…。　↑Bettyさんが喜ぶ？あのお方です。アチョー！！　思わぬ展示に大喜びで、写真撮りまくってしまいました。常設展なのかなぁ？北京に行かれた際には是非！！←元はこんなんです…コワ！

2006年10月14日

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スケッチ・オブ・北京　その1

　10月1日は中国の建国記念日、国慶節です。一週間ほど休みになります。この時期、観光地は中国全土から観光客が詰め寄せ、春節に続く民族大移動が起こります。　それを重々知ってはいたのですが…行ってきちゃいました。中国、北京。　↑天安門を撮りたかったのですが、否応なく人が入ってしまいます。　↑天安門広場。小さく見える黒山は、もちろん人の頭です。　↑北京駅。朝9時の時点でこんな感じです。　北京と言えばお馴染みの観光地にも、行ってきました。　↑万里の長城。有名な八達嶺ではなく、居庸関というところ。　↑北京郊外にある雲居寺という仏教の古寺。エギソチックな北塔。　北京と言えば、今もっとも熱いのが2008年開催のオリンピック！街のあちこちでオリンピックグッズが売られていました。　　　　　↑順に「ベイベイ」「ジンジン」「ファンファン」「インイン」「ニーニー」で、続けて読むと「BEI JING HUAN YING NI」＝「北京へようこそ」という意味になるそうです。尚、モチーフは順に魚・パンダ・聖火・チベットカモシカ・ツバメなんだそうです。　北京からの報告は、次回も続きます。

2006年10月07日

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諏訪湖の新作花火☆

　前回、前々回に続きまして…お出かけ日記です。毎週どっか出かけてるなぁ！たまたまですよ。たまたま！！　今日は知り合いのおじさま方二人と、長野県の諏訪湖畔で行われる新作花火競技大会に行って来ました。毎年行われている新作花火の発表会みたいです。地方の花火大会に行ったことのない私は、これが初めて花火を見るためのお出かけです♪　←レトロ感　新宿から花火大会用特別の特急あずさ号でずんずん山の中へ。山梨を抜け長野入り。上諏訪駅で下りると、もうすごい人！湖畔の有料観覧席は、17時の時点でもうシートを敷くスペースもないほどにいっぱい！花火は19時からなんだけど…皆何時に来たんだろ？？　おじさま二人は花火を見に来たというより、花火の写真を撮りに来たので、さっそく三脚を立てて撮影準備。夕暮れの段階からもうパシャパシャ撮ってました。私は一人、のんびりシートに横になって、花火が上がるのを待ちぼうけ～。　　辺りが暗くなってきた頃、いよいよ花火の始まり始まり～！この花火大会は、30人の花火師がそれぞれのテーマに合わせた小5発大2発の花火を音楽と共に打ち上げ、それを審査委員の方々が評価するもの。会場アナウンスと共に、花火がドォーンドォーンと7発上がっては「エントリーナンバー○番…」と続きます。そして合間にはスターマインの華やかな連打。打ち上げ場所からも近いので、かなりの迫力です。キレイ～☆　←凝ってる　1時間半以上の長い宴も終わり、審査発表の後は、諏訪湖花火名物の水上花火！湖面から上げられた花火が半円の状態でドカーン！！すごい風圧というか音圧？身体全体に響きます！ホントにキレイ！！　←デカイ！　いやー長野くんだりまで見に来て良かった良かった！！！大満足でした☆おじさま達もいい写真が撮れてたようですし（近すぎてフレームからはみ出ちゃったんじゃないかしら？）　帰りもまた特別特急ムーンライト号なんですが、出発時間の0時までまだ間があるので、三人で居酒屋へ！焼酎一本空けちゃいました！酔っ払った勢いで、電車で寝る…しかしさすがに寝心地悪くて、新宿着いたら全身疲労困憊でした。家帰って寝直そ…。

2006年09月02日

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富士五湖巡り家族旅行！

　最近の日記は、どっかに行った話ばかりで恐縮なんですが…今日もそんな感じです。サラーッと読み流して頂いて結構です。　ウチの家族は、まぁどっちかと言うと仲の良い方だと思うのですが、毎年夏に家族旅行へ行ってます。国内ですが。一昨年は東北へ。去年は九州へ。さぁ～て今年はどこへ？？と思いきや、4月に法事で八丈島に行ったりしてますので、近場で一泊ということに。家から車で富士五湖巡りの旅！　なるべく下の道で…という父の意向で、箱根から河口湖へ抜ける予定が、曲がるところを曲がり損ねて、相模湖から道志村を抜けて行くことに。天気がいまいち曇り空なもんだから、高度が高くなるにつれ、濃霧の中へ。右も左も真っ白で、5m先が見えません！！　何とか河口湖に到着！事前に調べておいた富士山の絶景スポットへ行くも、厚い雲に隠れてしまい、影も形も見えません。まぁ、白鳥にエサをあげれたから、父は満足のようですが…。　←うれしそう　その後、富士吉田市内へ。ここは手打ちうどんが有名なんだそうです。ガイドブックに載っていたはなやへ。すごい混んでて（折りしも、この日は吉田の火祭りだったのです。見てないけど）1時間くらい待ちましたが、ゆで上げたばかりのうどんはアツアツでおいしー♪コシのある太麺で、醤油をお好みの量かけて頂きます。んまい！　←大盛で600円　またちょっと戻って、有名な観光地、忍野八海へ。富士山の雪解け水が湧く池は、青く透き通っていて幻想的！しかも冷たい！！　←妹と　本来は富士山五合目まで車で登る予定でしたが、いかんせん天気悪いので諦め、早々と山中湖へ。今日のお泊り先湖山亭うぶやへ向かいました。ここは満足度の高い宿として、ネットの宿予約ウェブ等でも高い評価を受けてます。さすがにお部屋は広くてキレイ！食事も部屋出し。お風呂も広くて露天あり！（富士山は見えなかったけど…！）母も「贅沢してるって感じよね～」とご満悦の様子。　←記念撮影　さて、翌日。山中湖を出た我々は、次の湖西湖へ向かいました。西湖近くのコウモリ穴へ。その後富岳風穴も見ました。どちらも富士山噴火の際にマグマが固まってできた洞窟です。コウモリ穴はヘルメットを被って、屈みながら進まないと行けないほどの狭い道！風穴には年中溶けない氷がありました。冷え冷え～！　←スニーカーが光ってます　←とうもろこしソフト　それから五湖の残り、精進湖と本栖湖へ。精進の湖と書いて「しょうじこ」と読みます。前3つの湖とは違って、どちらもあまり観光地化されてなく、湖には釣り人がボートでゆらゆら～。のどかだー。　←カナダみたい？　本栖湖には、千円札の裏面に描かれた富士山はココから見たものです！というビューポイントがありましたが、もちろん、この日も富士山は見えず…。　←手に持ってます　麓まで来てるのになー。全然見えないよー！富士さぁーん！！…と思ったら、瞬間的に見えたようです。　←ちょっとだけ　雲の合間にうっすらと見えてるの、富士山頂だそうです（地元の方が言ってました）またすぐ雲って見えなくなってしまいましたが。　最後にまた河口湖まで戻り、湖畔の体験夢工房でサンドブラストにチャレンジ！ビニールテープで覆われたグラスに、好きな絵や文字を転写して、あとはカッターで切り抜くと、切り抜いた部分がザラザラに加工され、世界に一つだけのオリジナルカップの出来上がり～♪　←柄はトラです　2時間かかりました…。すげー疲れた。でもなかなかの出来栄え！　しかしながら、富士山を一度も拝めなかった！またリベンジしたいです！！！やっぱ冬かな…。

2006年08月26日

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父と歩けば…その二十四

　毎月恒例行事、父と娘の珍道中ハイキング！なんと今月で24回目！丸二年がたったわけです。始めた頃は、私まだ20代だったのに…。　←現教本　この本で紹介されている50のコースの中から、場所的に行けそうなものを選んでは、今月はこっち、来月はあっち…と出かけてたのですが、いよいよ行けそうなコースがなくなり、今回をもってこの教本は卒業することにしました！50コース中、24コースをもってしゅーりょー！！　←新教本　で、次回からはこっちの新教本の中からのコースです！私達のハイキングが終いになる理由は二つ！一つ、父が動けなくなる、二つ、私がヨメに行く…。とりあえず、まだまだ続行中です！！　さてさて…今回は神奈川県の丹沢系列、日向山（ひなたやま）へと向かいました。小田急線伊勢原駅下車。バスで終点日向薬師まで。日向薬師の本堂は珍しくかやぶき屋根！　←重要文化財　こういうところでは毎回、良縁祈願をお願いしてるのですが…。ま、今回も一応10円玉入れて祈っておきました。　宝物殿の横からハイキングコースへ。木立の中、それなりに整備された道を歩く。結構上りが続いて、息もハァハァ汗もダラダラ。それでも時折すれ違うハイカーの方もいたから、結構メジャーなハイキングコースなのねー。　ふと何気なく足元をみたら、右足首のところに何かついてるーーー！！！ミミズみたいの！！！「うわーーー！」と叫んだら、父が「ヒルだよ！！」とタオルではたいて取ってくれた。ヒル？！？！あの水の中にいて血を吸うやつ？？　なーんと山にもヒルはいるんで。家に帰ってココで見たんですが、夏場、湿った草むらの中に潜んでいて、タヌキやウサギなんかの動物の血を吸って生きてるそうです。ヤマビルって言うそうで、見たのも聞いたのも初めて！！　しかしキモイーー！！あの姿形。しかも身体がすんごく頑丈で、棒で突いたり足で踏んづけたりするくらいじゃ死なないの！幸い、足首についてたヤツは血を吸ってなかったようだけど。　今までも山の中ハイキングをしてきたけど、ヒルに遭ったのは初めて。いやーキモかった…と話してたら、また！！同じところにヒルがぁーーーーっ！！！また悲鳴を上げてしましました。　まぁね、半ズボンに丈の短い靴下履いて、山ん中行く私も悪いけど…。でもイヤだー！下手に指で取ろうとすると、指にくっつくし！キモイ！！マジ気持ち悪い！！ ←てっぺん　日向山の山頂でお弁当。シートを敷き、スニーカーを脱いだら、足の甲の横から出血！！あれ？まさか…。そう、知らぬ間にヒルにやられたようです。ヒルが肌に食いつく際、痛みを感じさせないモルヒネのような物質と、止血しにくくする物質を同時に出すようで、刺されても全然痛くないのです。なのに血が止まらない！じわじわ～っと傷口から血が出ています。靴下を通って、スニーカーにまで血がついてました！　父いわく「ヒルは木から落ちてくるんじゃないか？」そうなのかなー？なんて脱いだスニーカーを見たら、尺取虫のような動きで靴の上を歩く虫が…コレ、ヒルだよーっ！！！ぞぞーーっ！！　←足元にはまた…！　後はもう、足元気にしながら歩いてました。また出てきやしないか…。立ち止まるな…と。この写真撮ったすぐ後に、まさに足に来ようとしているヒルを発見！キャーー！！もう勘弁してよーーー！！！　二人して急いで山を下りました。こりゃ何をしててもやられる！山から出て、アスファルトの道に出たところで、急いでスニーカーを脱いでみたら…いました！！！靴下の上に！！！もう慌てて靴下を脱ぎ捨てました。あーーーキモイ。今思い出すだけでもキモイ（そんなわけでヒルの写真はなしです）　ジーンズに長い靴下を履いていた父のスニーカーの上にもヒル野郎がいて、急いで取っ払いました。まさかズボンの中にまではいないだろう…と二人して安心していたのですが…。　その後、広沢寺温泉の一軒宿玉翠楼で立ち寄り温泉に入ったんですけど、上がってくるなり父が「やられた…」なんと、左右のふくらはぎ合計3ヶ所も吸血されていたのです！風呂に入って血の巡りが良くなったせいもあり、血が止まりませんでした。よく見たら、ジーンズにも染みてる！！恐るべし、ヤマビル！！！！　今回はどこをどう歩いて来たのか…とにかくヒル被害で終わったハイキングでした。皆さんも、この時期の山歩きは注意！！！　↑帰り道に見かけた、塀の上からぶら下がってなってるスイカ。塀の面にくっついているので、丸くなく、下面は平らになっています。これ、どーなるんだろ？！

2006年08月19日

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父と歩けば…その二十～二十三

　毎月一回の恒例行事、父娘の近郊ハイキング！2004年9月からスタートし、2006年7月現在でなんと23回目！！！嫁にゆくまでは…とやり始め、まだ嫁にいってませんけど…大丈夫か？自分？！　さて、最近はイレギュラーな日記を書いてたもんで、月一行ってるはずのハイキングを紹介し切れていません。前回は3月分の第19回目をアップしてましたので、4～7月分を一気にご紹介致します！！…誰もチェックされてないとは思いますがね…。　ちなみに私達のハイキングコースは、ずっとこの本を参考にしています。　←JTBるるぶ「日帰りウォーキング関東周辺1」【4月22日　第20回目】　横浜から東京を抜け、埼玉の浦和へ。さくら草公園に向かいました。ここは100万株もの桜草の自生地として有名なんだそうです。　←さくら草公園　ちょっと時期がまだ早かったのか、一面のお花畑！というわけにはいきませんでしたが、キレイなピンク色の花が所々に咲いてました。　←こういうお花です。　その後、隣接する秋ヶ瀬公園を抜け、鴨川堤桜通り公園を歩きます。　←のどかだ～。　周りより高くなっていて、いかにも土手っぽい。脇にはずっと桜の木が植わっています。どんどん歩いてJR埼京線の中浦和駅を越え、別所沼公園へ。　←天然の沼らしい。　沼の周りはジョギングをする人やら犬の散歩をする人やらで賑わっていました。のどかな自然を満喫した一日でした。【5月21日　第21回目】　前回に引き続き、再び埼玉。さらに奥へと進み、西武池袋線高麗（こま）駅下車。道に迷いながらも高麗石器時代住居跡を見学。たいしたことなかった…ボソ。　←暑かった！　夏休みに遊びに来たおばあちゃん家のような、田舎ちっくな道をひたすら歩く。その昔、朝鮮半島からやって来た高麗人達の菩提寺聖天院と高麗王を祭った高麗神社を見学。　←歴史を感じる古さです。　その後、巾着田（きんちゃくだ）と呼ばれる地へ。これもまた昔のこと、稲作のために高麗人がかの地に流れる高麗川をせき止め、「ひ」の字のような巾着型にしたことから、その名が付いたそうです。　←川遊びのメッカ！　この高麗川沿いには、秋になると100万本もの彼岸花が咲き乱れるそうです。さぞキレイなんだろうなぁー。詳しくはコチラ。【6月24日　第22回目】　さて今回は東京都町田市。小田急線鶴川駅を降りて、旧白洲邸武相荘へ。「ぶあいそう」と読みます。　←武蔵の武、相模の相。　日本国憲法草案にも深く関わった白洲次郎と、その妻で随筆家の白洲正子が、50年に渡り住み続けた家を資料館として展示しています。古い民家はいいですよ～！木のぬくもりがあります！オシャレ！！　その後、本来ならバスで10分の道のりを、てくてく歩き野津田公園へ。サッカー場やテニスコートがありました。またもや道に迷いながら（毎コース一度は道に迷う）薬師池公園へ。　←カモもいます。　12万平方メートルの敷地内には、池の周りに季節折々の花が植えられていて、ちょうど今の季節は菖蒲と紫陽花が見頃でした。　←どっちもキレイ？！　すぐ隣には町田リス園が！動物好きの父が行かないわけがなく、園内で放し飼いにされているリスちゃん達に、思う存分エサをあげました！　←ほぉら、お食べ！【7月15日　第23回目】　そして今月は神奈川県内有数の観光地、箱根へ！小田急線箱根湯本駅からバスで30分。まずは仙石原にある箱根湿生花園を見学。期待してたほど花ざかりではなかった…。　←山が近い！　ここからは芦ノ湖畔まで続く自然探勝歩道コースをてくてく。静かな砂利道で歩き易い。すぐ隣にはゴルフ場があって、時折「ナイスショー！」の声が聞こえます。　コースの半分くらいの地点に、長尾峠へと向かう登山道が。教本にも「道のりは距離的には短いが、岩や木の根が張った急斜面の道が続き…」と書いてあり、かなりハードそう。どうしようか迷った挙句、せっかくだから行ってみよう！と登り出したはいいけど…やっぱキツイ！！父は息切れしてしまって、何度も休みながら登りました。　そして登り終えた景色がコチラ↓　←遠くに芦ノ湖！　行きは良い良い帰りは怖い～♪の逆で、帰りは楽勝！またコースに戻り、さっき上から見えた芦ノ湖に到着！　←観光客多し。　その後はロープウェーとケーブルカーと登山電車でまた湯本駅まで戻り、ひと風呂浴びて帰りました。　結構あちこち行ってます、我らが親子！次はどこへ行くのやら～？

2006年07月22日

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もんごりあーこりごりやー？！（八日目）

　すでにこの日は5月8日で、GWは終わっているのですが、一日有給取ってきたので大丈夫！でももう帰ります。さよなら～モンゴル！！　…と、朝起きて外を見てみたら…！　白いんですけど？！雪って、アータ、今の時期は初夏じゃないの？！もうビックリ！そりゃ寒いなぁー冬っぽいなぁーとは思ってたけどさ。雪って…。モンゴルは冬でも雪はあまり降らないっていう話だったのに…。よりによって帰国日。　とりあえず予定通りの時間に空港へ。この8日間、ずっと一緒に回ってくれたガイドのムギさんと、前半戦旅を共にした運転手さんが、最後まで手を振って別れを惜しんでくれました。ありがとう！！ホントに楽しかったよ～！また来るよー！！元気でねー！　ちょっと涙出そうになりながらも、待合室へ。まだ時間もあるしトゥグリク（モンゴルのお金）も残ってるので、土産品売り場をウロウロ。結構日本人観光客がいました。皆、どこにいたんだ？全然会わなかったけど。　搭乗予定の9時になっても、表示板のWAITINGの字が消えない。おまけに、30分ほど前に搭乗してたはずのロシア行きの乗客が、ぞろぞろと帰って来る！おいおい～。飛ばないとか、ナシね…。　不安なまま、待つこと3時間…。12時になって、やっと搭乗しました。格納庫みたいな所まで行ってから乗ったんだけど、大丈夫だよねぇ？！　MIAT（ミヤット）モンゴル航空機は、無事にウランバートルを飛び立ち、その後、韓国のインチョン空港でトランジット。予定より3時間半遅れて成田に到着しました。ただいま～日本！　何とも心が洗われるような、いい旅でした…モンゴル。自然の中で、ぼけーっとしたい人にオススメ！馬好きな人は絶対にオススメ！！　次回は是非、青々と草が生い茂る季節に行ってみたいもんです！　↑こんなんじゃなくて…。

2006年07月01日

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もんごりあーこりごりやー？！（七日目）

　一日半の乗馬体験もこれでおしまい。今日は再びウランバートルへ戻ります。朝食後、荷物整理も終えて、ゲルの外の景色を眺める。何もない平原と遠くの山。　今日は風もなくて、辺りは静寂に包まれている。この景色ともお別れかぁ…そう思うと、どこからか、一昨日、移動中のカーラジオで流れていたエリック・クラプトンのチェンジ・ザ・ワールドが聞こえて、感情とシンクロしたのか、涙が出てきた。寂しいのか悲しいのか、よく分からない。あの風景に、何かぐっとこみ上げるものがあったんだろうなぁ。そしてそれをさらに促すように、泣けるギターの音楽…。旅先で感極まって泣いたのは、これが初めて。　遊牧民ガイドさんともお別れして、私とR、ガイドのムギさんはまた車でウランバートルへ。実に都会だ！人も物もいっぱい！！今日はお土産探しをしなくては。まず、ザハという市場へ。　野菜や肉や乾物や、いろんな小売の店がびっしり！こういうとこ来るとワクワクするよね！！モンゴルは岩塩が有名なんで、お土産用に小袋入りのやつをいくつか買いました。ほとんどの友達にはこれで済ませよう。他に喜ばれそうなものもなさそうだし…。　その後、国立デパートへ。デパートなので値段も高い。服とか家電とかいろいろ。私達は地下のスーパーをウロウロして、お菓子やモンゴルウォッカを買いました。　ランチタイムということで、運転手さんと別れ、女子三人で目当てのレストランに行ったのですが、なんと、日曜はお休み！仕方なく、待ち合わせした時間に運転手さんが帰ってくるまで、その辺をフラフラ。映画館の中にゲーセンがあって、そこで三人でプリクラを撮りました。プリクラなんて何年振りだろう…。　帰ってきた運転手さんに連れられて、改めて行ったランチ先はモンゴル版定食屋みたいな感じの店。お客も店員さんも若い人が多かった。結構なボリュームでお腹いっぱい…。　↑左のがボーズというモンゴル風小龍包。うまいよ！　最後にボグドハーン宮殿博物館へ。第8代活仏であったボグドハーンの冬の宮殿だったそうです。写真撮影は有料なのですが、知らずに一枚撮っちゃった！　宮殿内には彼が収集した動物の剥製や、ヒョウ柄のゲル（←悪趣味）など、スゴイ物が展示してありました。　モンゴル最後の夜、Rが買って来たチンギスハーンビールを一杯もらい、乾杯しました。ちなみに私が買ったお土産はコチラ↓（すべて帰国後、家で撮影しました）　↑モンゴルウォッカ。瓶がかわいい！　↑チベットの神様を織ってタペストリーにしちゃいました！キュート！！　↑フェルトでできたミニサイズのゲル。ちゃーんと中には家具もあります！！

2006年06月24日

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もんごりあーこりごりやー？！（六日目）

　ゲル内唯一の暖房器具である薪ストーブなんですが、これまた厄介なもんでして…。ストーブというか、要は鉄の箱の中で薪を燃やしてるだけなので、薪の燃え方が激しいと、火あぶりにされているかのように熱く、薪が燃え尽きて火が消えてしまうと、途端に外気と同じ温度になり凍える…という、天国と地獄…いや熱地獄と寒地獄（どっちも地獄）になるわけです。　というわけで、今日も寝起きは寒い…。しかも、今日はやけに風が強くマジで寒い！昨日の乗馬で、下半身はすでにガタガタ。今日のスケジュールは、一日中乗馬なんだけど…始める前からツライ。　昨日とは違う馬くんで出発！あまりにも風が強く寒い！！ので、遊牧民ガイドさんが、軍手を貸してくれました。Rと片手ずつ、手綱を握る左手にはめました。あー軍手は必需品ですねー。　↑ヤクの群れを見たり…　↑放牧されている馬を見たり…　昨日よりは身体も慣れたのか、心配していたほど辛くはなかった。エライ寒かったけど。夕方には、遊牧民ガイドさんのゲルにお邪魔したりして、実に楽しい乗馬体験でした。馬、いいね！！馬乗るなら、モンゴルがいいね！！　↑日が沈んでいきます…が、只今21時です。　夕食後、ガイドのムギさんにモンゴルの遊びを教えてもらいました。それがコレ↓　シャガイというコレ、見ての通り骨です！ホネ！羊のくるぶしの骨だそうで、その向きによって（写真左から）羊、山羊、馬、ラクダとして遊ぶそうです。　この骨が全部で30個くらいあるんですが、その一部をまとめてバラッと投げ、同じ家畜の向き（羊と羊、ラクダとラクダ）でおはじきのようにしてぶっつけて遊んだり、骨をコマ代わりにズラッと並べて、馬を自分の持ち駒にして、すごろくのようにして遊んだり。遊び方は日本にもあるようなものですが、それに骨を用いるところが、いかにもモンゴルらしいなー！と思いました。

2006年06月17日

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もんごりあーこりごりあー？！（五日目）

　快適なベッドで快適な睡眠。目覚めもスッキリ…かと思いきや、そうでもなかった。寝付きも寝起きも悪いのデス、私。　ムギさんがお迎えに来てくれて、また車に乗って移動。今日はウランバートル近郊のツアリストキャンプへ。ムギさんの旅行会社が運営しているらしい。車で30分も行くと、もう何もない平原。舗装された道路を外れて道なき道を行くと、キャンプに到着。ゲルがいっぱい！！　前のツアリストキャンプとは違い、お客も結構いる。ゲルもやや広い。設備も良い。お湯が出ます！！さっそく洗濯だっ！手洗い手絞り。　食堂で昼食。隣のテーブルには日本人の団体さんが10名ほど。盗み聞きするつもりはないけど、何の気なしに会話が聞こえてしまう。ここに来てもう2日くらい経ってるようで、毎日乗馬しているらしい。　そう、我々も乗馬するために来たのです！このツアリストキャンプでは、乗馬体験ツアーをやってるのです。　馬…私は過去に2回ほど乗ったことがあります。一度目は北京近郊の十渡というところで。二度目はやはり中国の雲南省で。…結構ツライんですよね。乗馬。パカパカ走ると背中が揺れるもんで、お尻から太もも裏側にかけてが痛いんです。でも、もう二度も乗ったし、コツはだいたい分かってるから、ま、心配することもなかろう…。　午後からさっそく馬乗り。鞍を持って馬のいるところまで行くと、遊牧民の方が乗る馬を連れてきて鞍をくくりつけてくれました。ほー。ちょっと小さ目です。　さっそく乗ります。よいっしょっと！！小さいとは言え、乗るのは大変。鐙（あぶみ）に片足を入れ、鞍をつかんで乗っかるんだけど、意外と高いんだよね。両足をちゃんと鐙にかけ、手綱を持って…。　私とR、ムギさんと遊牧民さん、一人一頭ずつ。「チュ！」（＝「行け」の意味）と言って、手綱を引くんだけど、動きやしない！馬の方も分かってるんだよね。「あー、コイツ初心者だなー」って。遊牧民さんが後に回って、初めて歩き出す。「ちぇっ！しょーがねーなー」みたいな。　ポコポコ歩く分にはまだいいんだけど、ムギさんが「じゃあ、ちょっと走ってみましょうか」と言って、皆で走り出すと…お尻が、太ももが、すねが、痛いーーー！！馬の背中がバシバシ私のお尻に当たって、内臓がミックスされる感じです。しかも膀胱を刺激し、さっき行ったばかりなのに尿意が…。うぅ…ツライ。　途中休みを挟んだりしながら、たった2時間程度の乗馬でしたが、終わってゲルに戻ると身体ボロボロ…。下半身と手綱を持ってた左手がしびれている…。あー明日もあるんだよなぁー乗馬。大丈夫かしら…心配。

2006年06月10日

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もんごりあーこりごりやー？！（四日目）

　夜、すごい風と雹（ヒョウ）！基本的にモンゴルは風が強いようですが、周りに遮るものがなぁーんもないこのゲルでは、飛ばされるんじゃないか…と心配でたまりません。　↑ゲルの天窓部分は明り取り用にビニールで覆われているのですが、そのビニールが強風でビロビロなびいちゃってうるさく、しかも隙間から雹が入ってきて冷たく、さらに薪ストーブは燃えるように熱く、何だか寝たんだか寝ないんだか、よく分からないまま4日目の朝を迎えたのでした…。　ブルドのキャンプとは今日でおさらば！車でまたウランバートルへ戻ります。あーーー！！二日振りに風呂に入れるっ！！もう髪の毛が、山羊の毛のようにボサボサ状態になっております。かいー！！　↑参考映像：山羊の毛。　ウランバートルまではまた車で5、6時間。途中、トール川のほとりでお弁当タイムとなりました。　↑モンゴル料理の一つ、ホーショル。皮厚めのニラなし餃子を、木の葉状にして軽く揚げたもの。なかなかオイシイ！　そばに遊牧民のゲルがあって、そこの番犬が我々の周りをウロウロ。食べ物が欲しくてたまらない様子。ヨダレまでたらしちゃって…。運転手さんがホーショルの端っこをあげたら、飛びついて食べてました。　それをトール川の向こう岸から見ていた別の番犬が、またまた欲しそ～にしてます。お「おいでー！」と言ったら、ホントに川を泳いでこっちまで来ちゃった！！　↑奥の岸から泳いできたワンコ。全身ビショビショです。ご苦労様…。　午後、ウランバートルに到着。やはり都会だ！ビルも車も人も多い！！街の中心にあるスフバートル広場へ。　スフバートルさんはモンゴル革命の父だそうで、モンゴル紙幣（トゥグリク）にもお顔が載っています（ただし100Tg以下の小額紙幣。多額紙幣はやっぱりチンギス・ハーン！）　今年はモンゴル帝国建国800周年とかで、現在、広場の横にはチンギス･ハーン記念館が建設中です。　夕食後はモンゴル伝統芸能コンサートの鑑賞。笛や太鼓の演奏と、チベット仏教の仮面舞踏（初めて見た！）あとはホーミーという喉の奥の方を震わせて、超低音で「ア゛ー」とか「ウ゛ー」とか言う歌唱法を聞きました。すごいですよ。ホーミー！できそうでできない！（女性は元々喉の構成上、できないらしい）不思議な歌（音？）です。　でもって、ホーミー歌いのお兄さんが、また私好みの二枚目！！一緒に写真撮らせてもらいました（あまりの満面の笑みで、恥ずかしくて見せられません）　夜、初日に泊まった日系ホテルへ再び宿泊。ここには日本風の大浴場があり、さっそく二日分の垢を落としてきました！！あーさっぱり☆風もうるさくないし、ストーブも熱くないし、今日はぐっすり眠れそうだ…。

2006年06月03日

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もんごりあーこりごりやー？！（三日目）

　ゲルでの目覚め…夜中にストーブ内の薪が燃え尽きてしまい、起きたら寒っ！！外気と大して変わらない気がする。鼻の穴が冷たい。　朝食後、古都カラコルム（ハラホリン）を目指して車で出発。道の途中に、青い布が周りに巻き付けてられた石の山がありました。　↑オボと言うそうです。まず石を3つ拾い、オボの周りを時計回りに1周×3回。1周回るごとに石をオボに投げ、「オボンニイヒンテン　オルツニイヒンナダ」と唱えます。意味は「オボよ大きくなれ、旅の無事を守りたまえ」というそうです（ムギさん談）　この青い布、チベットでもある五色の布の一つなんだけど、チベットでは普通白色が好まれるのですが、モンゴルでは青色が優勢みたいです。やっぱり緑の草原に映えるから？（今は黄色いけど）　何もない平原を2時間ほど走り、カラコルムに到着。モンゴル帝国第二代皇帝オゴデイ・ハーンがここを都としたらしい。当時はシルクロードの中継地としても随分栄えたそうな。その後、第五代フビライ･ハーンが北京に都を移してから、カラコルムはすっかり廃れてしまい、今じゃただの町…。　町の南側の丘にはこんなもの↓が…。　こ、これは、インドでよく見かけるリンガ（男根）じゃないですか！なしてこんなところに？！ガイドのムギさんいわく、昔、坊さん達は禁欲生活をしていたんだけど、宮殿を抜けて丘の向こうにある町へと遊びに行ったりする者もいて、その戒めに、丘の起伏を女性の股に見立て、そっちを向けてリンガ像を作ったそうな。ふーん。　↑この起伏がアレらしいですぜ！リンガは子宝に恵まれるというので、触らせて頂きました。よろしゅう…。　丘の上には亀石↑があり、これが昔の城壁の四隅の柱になっていたそうです。ここでも亀は長寿の生き物として、尊ばれていたんですねぇ。　丘を下り、町の方に行くと、エルデニ・ゾーという寺院があります。周りを108のソブラガ（仏塔）で囲まれていて、中には中国風建築の博物館と、チベット寺院があります。観光地という感じが強く、信仰場所としての機能は、失われてはいないけど、チベットほどではないような。　↑チベット風な建物で、中にはラマさまが少々。　兵どもが夢の跡…といった感じのカラコルムを後にして、一度ブルドのキャンプまで戻り、近所のホンモノの遊牧民ゲルにお邪魔させてもらいました。　バター茶と手造り乾燥チーズ（エライ硬い！）をご馳走になり、生まれたばかりの山羊や牛と戯れさせて頂きました！カワイーーイ！！　↑最近のゲルにはテレビアンテナとソーラー発電機が必需品だそうです…ハイテクだ…。

2006年05月27日

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もんごりあーこりごりやー？！（二日目）

　泊まったホテルはウランバートル唯一の日系ホテルで、フロントには日本語の話せるスタッフもいました。部屋は広くてキレイ！朝食もなかなかおいしかったです。何でも大浴場もあるらしい！昨晩は遅くて行けなかったけど…。　お迎えの車でウランバートル市内にあるガンダン寺というチベット仏教寺院へ。　　↑ガンダン寺本堂。　本堂内にはデカイ観音立像が金ピカにたたずんでおられました。本場チベットの寺同様、至る所にマニ車や砂糖でできたお供え物や古いタンカ（仏画）がありましたが、一つ残念だったのは、ラマさま（チベット仏教僧）が厚着をしていたこと！　本来、チベットのラマさま達はエビ茶色の袈裟をまとい、その間からたくましい二の腕が見えちゃったりして、ラマさまフェチの私とRをドキドキムラムラさせていたのですが、ここのラマさまは寒いせいか、袈裟の上にデールというモンゴル伝統衣装を着ていて、二の腕なんぞ見えません。しかも少年僧が多い。あー。旅先にモンゴルを選んだ大きな理由の一つが、ラマ見物できるから！だったのになぁ…。　　↑参考写真。北インド・シッキムのラマさま達。萌え～！　その後は、ウランバートルを離れ、今日の宿泊地ブルドに向かって、ひたすら車で走る走る。市街を抜けると、途端に広がる黄色い平原…。　　↑どこまでも続くよ～。　あれ？モンゴルと言ったら、青々とした草原じゃないの？！と私も思ったのですが、今の時期、まだ草は枯れていて、荒涼とした平原があるだけ。どこを見ても、黄色い大地が広がっているのでした。6月下旬頃でないと、いわゆる草原にはならないそうです…。　　↑それでも放牧はしています。　ガタガタと悪路を進むこと…5、6時間。退屈な景色に何度も舟をこぎながら、着いたところはバヤン・ゴビ・ツーリストキャンプ。ツーリストキャンプとは、柵で囲まれた敷地の中に、宿泊用のゲル（遊牧民の移動式住居。中国語でパオ）がいくつかと、食堂やトイレの建物が別にある、その名の通りキャンプ場です。バンガローみたくゲルステイできるのです。スゴイ！！　　↑ゲル内部に関しては、次回！！　荷物を置いて、Rとガイドのムギさんと三人で、近くへお散歩。ちょっと行っただけで、砂漠っぽくなっていてビックリ！乾燥してるんだなぁー。しかし…何もないよ…周りに。　　↑遠くまで見渡せます。　今の時期、モンゴルはサマータイムを採用していて、日本との時差はありません。が、日の落ちるのが遅く、なんと22時まで明るい！！上↑の写真なんて、撮影時間は20時半です。全然昼間。　「こりゃ長い夜になりそうだね…」という我々に追い討ちをかけるべく、なんとこのキャンプ、オフシーズンの今はお湯が出ないそうです！水も蛇口からは出ず、やかんで沸かした水をチョロチョロと使って顔洗ったり、歯を磨いたり…（水の調達自体は、近くの井戸から電動ポンプで引いてるようです）　というわけで、二日間は風呂ナシの生活。んー。まぁ、私とRには5日間風呂ナシという記録があるので（インドのダラムサラにて）2日間くらいでは驚かないのですが、でも、そのつもりは全くなかったので、さすがにちと凹みました…。　↑キャンプの全景。何もないもんなぁ…。

2006年05月20日

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もんごりあーこりごりやー？！（一日目）

　実に3週間振りの更新です。「GWに更新がないってぇのは…コイツ、またどっか行ってるな！」と思って頂いて、全くもって結構でございます。そう、去年のGWはインドのダージリンに行ってたんだなぁー！　で、今年はどこに行ってたのか…？インド7回目？？いやいや、今回はもっと近場でラマに会える所、モンゴルへ！！！　チベット仏教の影響を受けているモンゴルには、今もチベット仏教の寺院があるとのこと！寺があればラマはいる！！ラマ愛好会（現在、会員2名）のRと共に、いざ！モンゴリア！！　成田から韓国のインチョンを経由して、モンゴルの首都ウランバートルまでは約5時間半ほど。モンゴルに行く韓国人なんているのか？！との思いをよそに、モンゴル航空の機内は満席。見てみても、モンゴル人だか韓国人だか日本人だか分かりましぇーん！皆、モンゴロイド。　深夜、ウランバートルのボヤントオハー空港に到着。ターンテーブルで預けた荷物が出てくるのを待つ。がっ！出て来ない！！いや、私の荷物が出て来ないんじゃなくて、荷物自体がなかなか出て来ない。20個くらい出ては10分待機。また20個くらい出てきて10分待機。それを繰り返して、やっと私が荷物と対面できたのは、飛行機降りてからゆうに1時間はたってたな…。　やれやれ…と出口に向かうと、私とRの名前が書かれた札を持ってる女の子が。そう、今回はなんとツアー旅行なのですよ。今までで2度目のツアー旅行。楽チンでいいよなぁ～！！　札を持ってたのが今回の旅のガイドさん、ムギさん。見た感じ25～7くらい？日本語がとても上手で、見た目も日本人みたい。私の友達に似てるんだよなー。顔とか声も…。　車でウランバール市内のホテルに向かう。外は暗くてよく見えないけど、何だか何もなさそーな…。草原？平原？ただの空き地？？それにしても広いけど…？　車を降りて深呼吸したら、つーんと冬のニオイ。あれ？？モンゴルは今、夏だって聞いたけど…？　初めてのモンゴル旅行、さてさてどうなることやら…？！次週につづく！！！

2006年05月13日

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父と歩けば…その十九

　月一恒例行事の父とのハイキング！今日も我らが教本を片手に、目指す場所は…ちょっと遠出して伊豆半島、城ヶ崎海岸！　小田原を越え、熱海で伊豆急行乗り入れ線で城ヶ崎海岸駅下車。着いた途端に「ホーホケキョ」の声が聞こえるほど、春真っ盛りでした！！　↑菜の花も咲いております～！　ポカポカ陽気の中を富戸港方面へ歩き「城ヶ崎ピクニカルコース」という名のハイキングコースを進みます。林道は石がゴツゴツしている所もありますが比較的歩き易く、木々の間からは、一見穏やかそうな青い海と切り立った崖に打ち付ける白波が見えます。　コースは起伏に富んでいて、それほど急ではないけども、上ったり下りたりの繰り返し。でも地面が土なので、脚には優しいです。今日は暖かいせいもあって、歩いていくと汗ばんできます。でも空はだんだん雲が多くなってきた…。（この日の天気予報は、晴れのち雨）　40分ほど歩いたところで、このコース一番の名所、門脇吊橋に到着！　↑長さ48m、高さ23mだそうです。橋のしたにはザッパ～ンと白波。吊橋ですので歩くと揺れます。高所恐怖症の人には怖いかも。私は全然平気なので、テクテク渡りました！！　時計も12時を回り、そろそろお腹も空いてきた～！吊橋から30分ほどで、ピクニカルコース終点の伊豆海洋公園に到着。ここでお昼にしましょう！…入場料を払ってね。　↑キレイな花壇があります。　公園を出て、ほど近い連着寺（れんちゃくじ）へ。ここは日蓮上人ゆかりの寺だそうです。境内には桜や桃？の花の他、ぶっ太いヤマモモの樹があります。祈願料を払えば鐘も突けるようです。　ここからは「自由研究路」という、また違うハイキングコースが始まるのですが、コース始まってすぐに「石喰いのモチの木」という看板があったので、そちらへ行ってみたら…　↑コレ、分かりますか？木の幹の中に、石が食い込んでいるんです。本当に木が石を食べてしまったみたい！どーなってるの？？　先ほどのコースもそうでしたが、この海岸線にはいくつもも岬が入り組んでいて、その一つ一つに名前がついているのです。「てんぐのはな」とか「いがいが根」とか。「びしゃご」とか「だせんば」とかよく分からない名前も多いんですが、江戸時代の頃に漁師達が名付けたものらしいです。　「自由研究路」はずっと八幡野港まで続いているのですが、私達は途中の「とよ」と名付けられた岬でコース終了。ここから車道に戻り、伊豆高原駅へと向かいました。電車にしたら一駅分の距離ですが、ぐるっと海岸線を歩いたので、結構疲れました…。　詳しいマップは、どうぞ　コチラをご覧下さいませ。　伊豆、と聞くとついつい温泉しか浮かばないもんですが、こういうハイキングコースもあるんですねー！自然いっぱいで、なかなか良かったです♪父も満足！　最後に…お昼ご飯を食べた海洋公園に咲いてたこの花↓　何という花か、誰かご存知ないですか～？木全体がグレーっぽくて、背丈は1mほどなんですが。お花が小さくて可愛らしい！！

2006年03月18日

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有意義な？館山の旅

　今日はR子とお出かけ～♪家の車が所用で使えないので、車なしで千葉の館山へ行ってきました！ナゼ館山…？イチゴ狩りをするために！　久里浜からフェリーに乗って、35分。東京湾の向かい側、金谷港に到着！さっそくうまいもんでも食おう！と辺りを探したけど、まだ10時じゃ店が開いてない…。　しょーがないから、JR内房線の浜金谷駅へ向かいました。でも電車が一時間に2本しかない！JRなのにスイカが使えない！ホームには屋根もない！千葉なんてバリバリ首都圏なのに、カルチャーショックだわ…（もっとも、神奈川の奥の方もこんなもんだけど）　見た目がいかにもレトロな内房線に乗って、館山駅へ。南欧風の駅舎だけど、人がいない…。なんか寒々しいんだよねー。　ガイドブックに載ってたおいしそーな回転寿司屋を目指して、駅から歩く。駅前なのに、お店が閉まってるし！住宅地なのに人がいないし！所々に空き家もあって、なんだかしんみりしながらも、寿司屋に到着！昼前なのに、ここは結構混んでました。ネタが新鮮でおいしい～！！臭みのないウニ、甘～いタラバガニ、うまいっす！！！　また歩いて駅前まで戻り、一時間に1本しかない路線バスで南へ。洲の宮停留所から歩いて5分ほどの常楽山萬徳寺へ。ここには日本では珍しく、涅槃仏があります。涅槃仏とは、釈迦が亡くなったときのお姿。足の裏に印があり、そこに額をつけてお願い事をします。…何を願ったかは言うまでもないですな…。　またまた歩いて館山ファミリーパークへ向かいます。本来はバスで行くようなところなんだけど、なんせ本数が少ない。ガイドブックの地図で見ると、2キロくらいの距離なので、歩くことにしました。R子とぺチャぺチャおしゃべりをしながら行けば、2キロなんて…やっぱ遠いなぁ…。　なんとかファミリーパークに到着。ここでイチゴ狩りができるのです！が、園内はイチゴ食べ放題ではなく、お土産用に摘んでパックに入れるだけ。それで700円もします。別途入場料もかかるし…。結局、お花摘みだけにしました。ポピーやストックなど、3～5種類ありました。もちろん、摘み取った本数でお金がかかります。高いよなぁー。　すでに16時を回ってしまい、帰りのフェリーのことを考えると、バスを待って駅へ…というのではキツイ。運良く来たタクシーで館山駅まで戻りました。2970円也！　やっぱり車で回らないと、時間もお金もかかるなぁー。電車やバスの時間で行動が左右されちゃうし、無駄な待ち時間が多い。交通費も一人当たり3600円かかったし。金谷か、せめて館山でレンタカー借りてれば、あと一箇所は回れたし、お金的にもトントンくらいだったかも…。　ま、車では味わえないスローペースが味わえた、ということにして…。

2006年02月19日

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父と歩けば…その十八

　今月も、しがない父娘がただただ歩くイベントがやってまいりました！今回の目的地は…ダラダラダラダラ（ドラムロールの音）…ダン！神奈川県の湯河原町にある城山です。　JR東海道線の湯河原駅を下りると、ちょうど梅まつりがやっていて、結構人で賑わっています。その賑わいを背に、我々は駅の裏手へ。樹齢800年を越えるビャクシンがそびえたつ、城願寺を見学！　…と、いきなりアクシデント！教本を見ながら石畳の参道を歩いていたら、石と石の間にある溝に足を突っ込んでしまい、派手に転倒！！そのまま脇にあった笹の植え込みに顔を突っ込み、ほっぺたに引っかき傷ができてしまいました！！あぁー顔が命なのに！！（ウソ）　寺を後に、いよいよ城山山頂目指して出発！って、歩けど歩けどアスファルトの上り坂が続く…。結構勾配も急だし。まるで万里の長城を上っているかのよう。ハァー疲れるーー。上り坂にめっぽう弱い父はげっぞり。汗はびっしょり。　1時間ほどダラダラと上りに上って、やっと着いた～！城山山頂！360度ぐるっと見渡せます。でも今日は天気がイマイチ…。　↑ちょこっと太平洋に突き出た、真鶴半島です。　ご飯を食べて、一気に下り。下りもまた急勾配。でも道が舗装された道路ではなく、自然の土道。この方が足にやさしい。でも昨日の雨で、ちょっとぬかるんでます。　バス停に到着！時刻表を見ると…うわ～一時間に1本しかバスがない！えーっと、今2時だから…と見ていたら、ちょーーーどバスがやって来たのです！！なんて運命的！もし途中で転んだり道草食ってたりしたら、このバスには間に合わなかったわー！！　ラッキーバスに乗って湯河原駅へ。コースはこれで終了なんだけど、まだ時間もあるので、足を伸ばして熱海まで。梅まつりを観に行ってきました。　実は去年も梅を見に、コース終了後小田原に行ったのですが、雪がひどくて花見ならぬ雪見だったのを覚えています。今年は雪もなく、きれいな花見ができました！　↑今5分咲きくらいでしょうか。　あー山歩きは楽しいけど、疲れがどっときます。帰りの電車は爆睡でした。zzz…。

2006年02月18日

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父と歩けば…その十七

　ハイ！という訳で、今月も父娘のぶらり旅がやってまいりましたー！！今日の行く先は…Ｙ浜！超☆地元です！！もちろん教本に載ってるコースですよ～！ただしそれだとちょっと物足りないので、最初と最後にオマケを付けました。では、行ってみよー♪　まず最初はオマケの野毛山動物園です。ここは入場無料の市営公園。昔は父に連れられてよく来たものです…。なんせ近所にアレがあるもので…ついでに連れて来てもらったのでした。　昔はもっと動物がいたのですが…随分少なくなってました。元々、閉鎖されるという話でしたので、まぁ、今こうして現存してるだけでも有難いことなんでしょうけど。　↑動物にエサをやるのが大好きな父が、たまたま近くを通ったカモに、持ってきたお菓子をあげています。このカモちゃん、また人懐っこいんだわ！！（良い子はマネしてはいけません！）　野毛から桜木町方面へ。一気にムードが変わります。　↑背後に見える観覧車と帆型の建物（ホテルなんです）は、一目見ただけで「お！Ｙ浜だ！！」と分かってしまうシンボルですねー。　↑ここは北海道か？と思えなくもない、広い雪原であります。後ろの方に赤レンガ倉庫が見えるでしょ？元々倉庫だったのですが、時と共に使われなくなり、その後改装されてショッピングセンターになったのです。　↑赤レンガ倉庫から山下公園へと向かう遊歩道。普段は歩き易い舗装された道なのですが、今日は雪が凍ってしまいツルツル！！慎重に進みました…おぉっと！危ない！　山下公園でお昼を食べた後、坂を上って港の見える丘公園へ。しかし…　港らしい港は見えませんでした。建物ばっか！ベイブリッジが見えるくらいで、あまりいい景色ではありませんでした…。　余談ですが、昔むかしここに来たとき、偶然、漫画家の蛭子能収さんに会いましたよ。お昼寝中でしたが、サインをもらいました（あれ、どこ行ったんだろう…）　あとはブラブラ洋館巡り。明治の開港以降、ここいらは外国人居留地として開発され、多くの西洋人が生活していたそうです。今でも西洋風の建築物が残っていて、その一部は室内を見学することもできます！　↑暖炉だー！！ステキ～☆　↑こちらは山手イタリア丘庭園内にあるブラフ１８番館。オシャレよねぇー！　山を下り、石川町駅方面へ。最後のオマケは、Ｙ浜と言えば…言わずと知れた中華街！　↑もうすぐ春節（旧正月）なので、いつもにも増して賑わっておりました。提灯なんか吊るしてあって、ホントの中国にいるようです！　いやはや～！Ｙ浜市民でも十分にＹ浜を満喫できるコースでした♪ますます好きになっちゃいましたよ、Ｙ浜！！　ってゆーか、お父さんじゃない男の人とデートで来たかった…これ本音。

2006年01月22日

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山ブラ旅

　山形の銀山荘にて目が覚める…よぉーし！朝食前にダッシュでひとっ風呂浴びてこよー！！夜の露天も風情があっていいけど、朝の露天も新鮮でいいよねぇ～！！　ガッツリご飯を食べて、出発～！また車で大石田駅まで送ってもらい、そこから鈍行で山形駅まで。すごいよ！電車２両しかないし、ドアは手動ボタンで開閉するの！！しかも、無人駅は下りれるドアと乗れるドアが決まってて、そこまで行かないとダメみたい。う～ん、ローカル！！　山形で下りたら、いざうまいもの巡りへ！ガイドブックに載ってた山田屋でふうき豆と会社用にドラ焼きを購入。昼ご飯は羽前屋で手打ちのそば。途中で栄玉堂という和菓子屋さんでオヤツ代わりにドラ焼きを買いました…バックが重くなってきた…。　お腹もふくれたところで、またローカルな電車に乗り、今度は山寺へ。　↑その名の通り、山の上にあるお寺です。山形の有名な観光名所。かの松尾芭蕉がここで名句「閑さや岩にしみ入蝉の声」を詠んだ所であります。　本当は雪道だろうが、えっちらおっちら上へ上りたかったのですが、時間的に間に合いそうもないので、下の方だけ見て回りました。芭蕉の句同様、本当に静かです…単に冬場で観光客がいないだけですが。　↑芭蕉像の前でふざけ合う三十路女二人。　山寺はとてもいい感じ！また夏か秋にでも来たいですねー！！秋は紅葉がまたキレイそうですわ～！　帰りは仙台まで出て、そこからまた新幹線でビューっと東京まで。あんなに雪まみれだったのに、福島を過ぎた辺りからウソのように雪は消えて、東京はネオンサイン。あーあ、戻って来ちゃいました…現実世界。　↑さっきまでは雪景色だったのになぁ～！　東北いいですねー！！温泉大好き！次はどこへ行こう！？

2006年01月15日

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銀山よいとこ！

　親友Ｒ子は大の温泉好き！二人連れ立って車で一泊旅行に行ったり、ハイキング帰りに立ち寄り湯に浸かったり…どちらも箱根と近場ですが…以前は土湯温泉や伊香保温泉や川俣温泉など、いろーんな温泉に行ってます。　さてさて…事の発端は先月の歌姫Ｍのライブにさかのぼりまして。知り合いから「青春18切符が2枚余ってるんだけど…」と言われ、その旨Ｒ子に話したところ「じゃあ、私達でどっか行こうかー！！」と急展開。どうせなら行ったことのない都道府県にしよう！ということで、相談の結果、山形の銀山温泉になりました！！　その後、宿代＋新幹線代のパックの方が経済的じゃないか…という話になり、結局青春18切符は使わなくなりました…。本末転倒ですな。　で、東京駅から新幹線に乗ってビューっと山形県の大石田駅まで２時間半ほど。駅に下りたら、もう辺りは真っ白な世界～☆　↑さっそく屋根の雪下ろし作業中。大変だにゃ～。　↑野も山も真っ白…この日、雪は降ってませんでしたが、積もり積もった雪がもう凍って硬くなってました。　大石田駅からホテルの送迎バスでさらに３０分。今日のお泊りは銀山荘という大きくて新しいホテル。とりあえず荷物を置いて、温泉街に出かけましょう！　銀山温泉は、この大正ロマン風の造りが有名なんです。足湯があったり、温泉饅頭があったり、いい雰囲気です！夜になると、ガス灯が灯るそうですよ！！　↑名物？のカレーパンをほおばるＲ子。ま、フツーのカレーパンでしたが…。　私達の泊まっている銀山荘は、写真の温泉街からはちょっと離れてます。歩いて５分くらいですが。でも館内はキレイだし、食事もおいしいし、何よりお風呂がいいですよ～☆硫黄のニオイがする透明色で、温度もちょーどいい！露天に寝湯があって、雪山を見ながらぬるめのお湯に浸かってると、時を忘れていつまでも入っていれそうです…。　静かだな～。時折、枝に積もった雪がドサッと落ちるくらい。あとは静寂です。寝湯に浸かってぼんや～りしてると、雑念が消えますね。もう何にも思い浮かばないし、何も考えたくない。極楽…というか、悟りの世界が見えそうです…。　家から持ってきた鍛高譚を飲み、お菓子をつまんで、早々に寝ました…。

2006年01月14日

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父と歩けば…その十六

　世間では、今日はクリスマスイブだとかいうそうですが…我が家ではフツーに恒例行事第十六回目が行われました。そう、父娘の気ままハイキング！教本から選んだ本日のコースは、秦野弘法山歩き！　小田急線の秦野駅を下り、水無川という本当に水がなくなりそうな川に沿ってしばらく行くと、右に入ったところに弘法の清水という名水があります。その昔、かの有名な弘法大師こと空海が見つけた湧き水だから、この名が付いたそうです。真偽のほどは定かではないですが…（この辺り、弘法と名の付くもの多いし）　さらに水無川を進み、交差点を左折して行くと「弘法山公園入り口」と書かれた看板があり、そこからは山道を登って行く。結構急で、ハァハァ言いながら１０分ほど登ると、まずは浅間山に到着！　山というか丘だね。もしくは小高い山。山頂付近は広場になっていて、桜の木がたくさん植わっているので、春はさぞかし花見客で賑わうんだろうなぁー！　↑次は権現山。ちょっと下って、また登る感じ。中華風のキレイな展望台がありました！　展望台からは遠く、富士山も見えます！今日は山頂付近にずっと雲がかかっていて、あの雄姿を拝むことはできませんでした…。　この権現山の山頂は整備されたキレイな広場になっており、私達はここでお弁当を食べました。風が強くて寒かったですが、景色はサイコーです！　権現山から次の弘法山までは、馬場道と呼ばれる砂利道が続き、昔はここで草競馬が行われていたそうです。散歩してる人、結構いました。犬と。　弘法山に向かう手前、ちょっと山を下るとめんようの里という牧場があり、動物にエサをやるのが大好きなウチの父は、持っていたお菓子を全部、羊にあげていました…（良い子はマネしてはいけません！）　で、弘法山に到着。山頂には弘法大師を祀るお堂や鐘楼がありました。　最後は吾妻山…なんですが、弘法山から結構あるんですよ。今までの３つの山（丘）は割と連なっていたんですけど、吾妻山だけは一時間くらいの林間コース。いまいち道が分からなくて、歩けども目印の鉄塔に着かないので、「間違えたかなぁ？さっきの分岐点まで戻ろうか…」と話していたとき、ちょうど通りかかった地元の方らしきおじさんが「吾妻山はあっちだよ」と道を教えてくれました！！ありがとう！　で、着きました。　あとはもう山を下り、秦野駅よりも２駅手前の鶴巻温泉駅へ。帰る前に、弘法の里湯という立ち寄り温泉でひとっ風呂！あーサッパリ！！　それほど高い山ではないけど、ハイキングにはピッタリのコースでした！天気がいいと遠く江ノ島や三浦半島が見えるしね！いいとこだ！！秦野！

2005年12月24日

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父と歩けば…その十五

　父娘のブラリ旅も、もう１５回を数えるまでになりました！…ここまで続くとは…。いろんな意味で感慨深いです。　我らがバイブル教本に紹介されてるコースの中から選ばれた、今月のコースは…丹沢の弘法山！だったんだけど、父が風邪気味なので、急きょご近所コースに変更。こないだのＲ子とのハイキングの時も、丹沢行かずにコース変更だったなー。丹沢は鬼門か？！　で、今日は逗子に行くことにしました。教本内のコースだと１時間ちょっとで終わってしまって短いので、京浜急行が発行しているおすすめウォーキングコースに沿って行くことに。　新逗子駅から田越川沿いに進み、六代御前の墓（誰だかよく分からない…）とそこにある大ケヤキを見て、テキトーに山を上って行ったら、何だか道が分からなくなってしまい、人も住んでないようなやたらデカイ別荘があったりして、どーしようかと思いましたが、何とか次の目的地郷土資料館の裏に出てきました。　↑大正時代に建てられたというこの別荘。板張りの廊下で、なんかいーな～って感じ。逗子にゆかりのある明治時代の作家、徳富蘆花の資料なんかもありました。　↑庭からは海も見えます。富士山も見えそうですが、今日は見えず…。　住宅地を抜け、次は葉山へ向います。逗子は逗子市で、葉山は三浦郡葉山町。一応違うようです…見た目には同じ、海の町っぽいですが。　↑ヨットがいっぱい！今日みたいないい天気の日に、海へ出たら気持ちいいだろうなぁ～！　来た道を戻って逗子海岸へ。すると、どう見ても芸術家岡本太郎氏の太陽がくっついた、やけに新しい石碑が！現東京都知事の石原慎太郎氏が、芥川賞受賞作『太陽の季節』の受賞５０周年を記念して作ったそうです。つい最近除幕式があったようですね。　海岸でお弁当を食べてから、浪子不動の脇を通り、披露山公園へと抜ける山道を行きます。ちょっとしたハイキングコースになっていて、結構人が歩いていました。　↑披露山公園展望台からの眺め。遠くにかすむのは江ノ島です。　逗子もこの辺りには、別荘みたいなでっかい家が建っています。家の敷地と庭が同じくらい！海も近いし、所々山もあって、何か雰囲気いいなー！　↑街中でも結構紅葉キレイですよね～！！　披露山を下り、住宅地を抜けて名越の切り通しへ。ちょうど公開していたやぐら（鎌倉時代のお墓）を見学。　あとは車道に沿ってＪＲ鎌倉駅へと向いました。いや～！海あり山ありで面白かった！　逗子とか鎌倉とかって、ホント雰囲気いいですよねぇ～！！いつかこんな所に居を構えられるほどになりたいですな…。

2005年11月26日

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箱根の山は～♪

　小さいけれどかなりの行動派で、海にも山にも行っちゃう親友Ｒ子と、今日は箱根へ行ってきました！「どこ行きたい？」と聞かれたので「山行こう！山！！」とリクエスト。本格的に丹沢の山にでも行こうかと話していたのですが、私が登山用の靴を持ってないので、箱根の初心者向け山歩きコースにしました。　箱根登山鉄道の箱根湯本駅で下車。１号線沿いに１０分ほど歩き、立ち寄り温泉宿の裏手からハイキングコースへと入ります。車の音がまだ聞こえるけど、周りはすっかり山ん中！しかも上り！うぅ…息上がっちゃって、もういきなりバテそう…ハァハァ。　もう上まで来ただろう…と思いきや、まだ先がある！！えっちらおっちら黙々と上って行きます。次第に勾配もなだらかになってきたので、Ｒ子と話しながら歩きました。　Ｒ子の会社には派遣社員が多いせいか、３０代の女性はほとんど独身らしく、しかも特徴ある人ばかりらしい。三段腹なのにピチピチの服を着てる人とか、人付き合いが見るからにうまくなさそーな人とか、我が強くてしゃべりっぱなしの人とか…「ああはなるまい」と思わざるを得ない反面教師な方が多いそうです。大変だ…。　いやしかし、今日はとってもイイ天気☆空が青くて雲一つない！途中、木々の間からは小田原市街と相模湾が見えて、神奈川県の地形を感じました。　…神奈川県ってラクダっぽい形してるじゃないですか！？山の中から弧を描く相模湾と遠く三浦半島が見えて、あー今、ラクダの後ろ足にいるんだなーと実感したのです☆　あまり人気のないコースなのか、さっきから３組くらいしかすれ違いません。湯本駅にはいっぱいハイカー（ほとんど中高年の方々）がいたのに、みんなどこへ行っちゃったんだろう…。　歩き始めて２時間弱。ついに浅間（せんげん）山の山頂に到着！山頂と言っても草っぱらの空間で、たくさんの人がお弁当を広げていました！わおー！みんな、どのコースを歩いて来たんだ？我々もお弁当にしましょー♪　今日のお弁当は料理教室で以前習ったレシピを元に私が作った、おいなりさんです！！あとは簡単おかず。でも全部、自分で作ったんだー！！朝、お弁当に詰める前に一個毒見してきたけど…うん、なかなかウマイよ！このおいなりさん！！　お腹いっぱいになったところで、しばし青空の下でゴロリ。ポカポカ、気持ちイイ～♪このまま寝てしまいそう…。　周りの連中もだいぶ行っちゃったところで、私達も再出発！ゴツゴツした岩場の道をひたすら下ります。１時間ほどで千条の滝（ちすじのたき）という穏やかでキレイな滝に到着。そこから徒歩１５分で、箱根登山鉄道の小涌谷駅に行けます。　小涌谷から湯本まで歩こうか？とも言ってたのですが、結局電車で湯本まで戻り、湯本駅近くの湯蔵（ゆうぞう）という立ち寄り温泉に立ち寄って来ました！お湯はぬるめですが、長く入ってられるのでいいかも！湯蔵独自の源泉だそうで、湯量は豊富です。ただ浴場は広くはない。　紅葉にはまだちょっと早かったけど、ススキとアザミの花がきれいな秋の山を歩き、青空の下で自分で作ったお弁当を食べ、帰りは温泉で疲れを癒し…あぁ～！いいなぁー箱根！！身近に手軽に観光気分が味わえました！　もっともお風呂に入ったら疲れがドッと出て、帰りの電車の中はまたもや爆睡してました…。

2005年10月23日

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父と歩けば…その十四

　毎月恒例の親子企画も、これで１４回目となりました。…あれ？ついこないだも行ったじゃん？と思われた方、アナタはエライ！！「よく読んでますで賞」を差し上げます☆こないだの分は８月分なんです。８月はバタバタしていて実行できず、９月も時間が取れなくて、結局１０月までズレ込んだのでした。　さてさて…いつもの如く教本に従って、今日行く場所はＹ浜市青葉区。いや～同じ市内なのに、着くまで１時間かかりましたよ。乗り慣れない東急田園都市線の青葉台駅下車。本当はバスで行くところを歩いて、住宅地を抜けて…着いたところは、ここはホントにハマ？と疑いたくなるほど、の～んびりした所でした。　↑寺家と書いて「じけ」と読みます。ここ一帯はふるさと村として、地域の方々が保護保全に当たっているようです。田んぼと山と池。柿の木と水車とコスモス。のどかだ…。　しかし、今日の天気はいまいち。時折小雨が降り、傘を差しながらのハイキング。ま、でもそれほど寒くはないので良かった。　ふるさと村をぐるりと回って終了！う～ん、まぁ雰囲気は良かったけど、ウォーキングするには物足りないなぁー。帰りも駅まで歩いて行きました。　…物足りないとか言いつつも、終わってみると結構お疲れちゃん。電車の中は爆睡でした。どこでも寝れるお得なカラダ☆

2005年10月22日

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父と歩けば…その十三

　毎月恒例、父娘の親子愛！父の健康を願う娘と、娘の良縁を願う父との二人旅！ただし日帰りで交通費１万以内。我らが教本を片手にいざ、いざぁ～！！　で、今日の行く先は古都、鎌倉。大船駅から湘南モノレールに乗ります。モノレールって、読んで字の如くレールが一つだけの電車でして、有名なところでは、浜松町から羽田空港を結ぶ東京モノレールなんかもそうですが、ここの湘南モノレールは、レールが車体の上に付いてまして、ぶらさがった状態で進んで行くんです！！　　　　左が湘南モノレールで、右が東京モノレールです。ちなみに、上野動物園内にあるモノレールも、ぶらさがり型です。　おっと、モノレールマニアでもないのに、熱く語ってしまいました。結構スピード速いんですよ、モノレール。家と家の間をすり抜けて行く感じ。　で、その湘南モノレールの西鎌倉駅を下車。無人駅なので、出口付近にいる車掌さんに切符を渡します。　↑写真中央部、駐車場の屋根みたいなのが西鎌倉駅のホームです。なんだかすごい…。　そこから車通りの多い車道を歩き、坂を上って行くと左手に鎌倉山と書かれた石碑が。ここを入って行きます。　鎌倉山は、昭和初期に開発された高級住宅地。今でもお値段高そ～な邸宅が、高そ～な丘の上に建ってます。道を歩いてる人がいないのですが…人は住んでいるんしょうか…。　山を一つ越えた後、また車道の脇をてくてく歩きます。鎌倉っぽい感じがしてきました！何が？と聞かれても困るのですが。　鎌倉の大仏で有名な高徳院を左手に、我々は市役所通りを東へ、銭洗弁天を目指している…はずなのですが、なぜか前方に「大仏はコチラ」の看板が！？…どうも道を間違えたようです。毎度恒例のミチマチガイ！　元来た道を戻るのも嫌なので、駐車場のおばちゃんに市役所通りへ抜ける道を教えてもらいました。大仏さんの後ろを通って…。　正解ルートに戻り、辿り着いたのが佐助稲荷神社。赤い鳥居がいくつも並び、境内はひっそりと静かで落ち着きます！なかなかいいところ！！　佐助稲荷から歩いて１５分ほどで、有名な銭洗弁天に到着！ここの泉でお金を洗うと、なんと１００倍になるそうです！！よっしゃぁ！さっそく１万円札を…と思ったら、父が「そんなのやめとけ！」と言うので、仕方なく１００円玉を洗いました。１００円×１００倍で１万円か…頼んだぞっ！！　今日のコースのゴール地点でもある鎌倉駅までは、銭洗弁天から３０分も歩けば着いてしまいます。只今の時間、まだ１４時…これで帰るにはまだ早いなぁー。ということで、去年９月にも通った鎌倉からＹ浜へと抜けるハイキングコースを通って帰ることにしました。今回は瑞泉寺というお寺の脇から山林コースに入り、前回同様、天園コースを経てＹ浜へ行きます。所要予定時間２時間！　しかーし！！鎌倉駅から瑞泉寺へ向かう間で、再び道を間違え、さらに山林コースに入ってすぐに、また道を間違えてしまい、今日は３回もミチマチガイをしてしまいました…今までで最高記録！　しかも、歩き慣れた天園コースに合流するまでの山林コースが、思いの外キビシイ！登りが多く、距離も結構ありました。だんだん日が影っていくし、父は焦りからか、やけに早足で進むし…あー疲れた！！！　歩くこと１時間半。やっと天園コースに合流し、それから１時間もしないうちにＹ浜へと辿り着きました。あーーおまけのコースの方が疲れた…。

2005年10月01日

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ただいま戻りました。

　インド時間、午前４時にデリーのインディラ・ガンディー空港を出発。５時間半のフライトで中国、上海の浦東空港に到着。２時間ほどボケーっとして、中国時間の午後４時半に成田へ向けまた出発。日本帰国は午後８時でした。　時間の進む方へ、私も進んで行ったもんですから、今日は２４時間ありませんでした。ま、でもよく寝れました。飛行機の中で。　しかし、朝にはまだインドにいたんだから、すごいよねぇー。空を越え国を超え、両立している別世界をのぞいてきたような感じ。家へと向かう電車に乗りながら、今こうして時速何ｋｍで過ぎ行く瞬間と同じ瞬間が、インドの、あのデリーの渋滞でも、ラーヴァングラの通りでも、流れているのか…とは思えないです。　私が家に着くまでの間、ダージリンの彼は、何をしているんだろう…。　旅行記はまた徐々に更新していきますので、ヨロシク！！とりあえず、風呂入って、洗濯します。

2005年09月24日

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ヒキョーなシッキム☆旅行記　～最終日～

　押忍！朝からデリーは暑いぜよ！そんなデリーとも今日でおさらば～！夜（っつーか早朝）の飛行機でインドを出るので、コンノート発空港行きの最終バスに乗る予定。なので、ホテルの部屋を今の広い部屋から、狭くて安い部屋に変更。って狭すぎるよね…コレ。　さーて！最後の買い物に行きましょうかねー！買い物するならやっぱりメイン・バジャール！何度来てもウザイ通りだけど、ここが一番、何でもそろうんだよなー。　↑三度の登場！メインバジャールことパパル・ガンジ　Ｒとは別行動。私はたいして買うものもないので、ほんの３０分でお買い物タイム終了！暑くて動き回る気にもなれず、扇風機の回るレストランでチャイを飲んで時間を潰す。だんだん混んできたので、店を出た。行くとこないなー。待ち合わせの時間まで、まだ時間あるしなー。ネットでもするか…。　Ｒと合流。お土産用と自分用の指輪を買ったらしい。「よさげなバッグがあったよー」と言うので、一緒に見に行った。お！インドにしては珍しく、いー感じぢゃん？日本でも使えそう。お店の人と値段交渉バトルを繰り広げ（もちろん、こういうのはＲの役目。私は値段交渉できない人間…）結局、我々の言い値で買いました！勝利！！　そんなこんなで夜…。インド最後の夜はコンノート・プレイスのRUBY FRIDAYというオッサレ～なバーで。お酒を飲みながら、Ｒと今回の旅を振り返る。いや～ホントに良かったよ～今回。今までで一番いい旅行だったかも！ココロが洗われたような、人の優しさにホッとしたような、いい空気をいっぱい吸ったような、満足感。シッキムに感謝！そして、いつも旅を共にしてくれるＲにも大感謝！！　Ｒ「また来ようねっ！」　私「そうだねー…また来なくちゃなぁー」　何だかホントに取り付かれたみたいだ…インドに。シッキムに。ヒキョーもの～！！（誰が？）　んじゃまぁ、フィル・ミレンゲー！！バーラット！（＝また会いましょう！！インド！）　　＊＊おまけ映像＊＊　↑こちらはヘンナーという即席入れ墨です。何やら薬草で作られた液体を、ケーキのチョコペンみたいに細く絞って、手の平や腕に模様を描きます。しばらくそのままにして、液体が乾いたらボロボロはがすと…　↑このように、茶色の色が肌に沈着して入れ墨みたくなるのです！これで一週間くらいは持ちます。インド女性のオシャレの一つなんですよー♪だいたいこれで３０ルピーくらい。

2005年09月23日

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ヒキョーなシッキム☆旅行記　～七日目～

　朝６時に起床。デリーに戻る飛行機が１２時半、それより１時間前に空港に着いているとして、ダージリンから空港までは車で３時間半はかかるから…と逆算した結果、７時にはダージリンを発つことにしたのだ。寝ぼけ眼をこすりながらも、荷造り荷造り…。　と、突然、ドアをノックする人が！こんな朝早くから誰じゃい！と思ってドアを開けると…ガイドの兄ちゃん（Ｓくんと言います）が部屋に飛び込んできました。おいおい…勝手に人の部屋に入るもんじゃないよー…って聞いてないしー！　いや、でもうれしかったんだー♪せっかく来たのに会えないんじゃあ、ガッカリだったからさー。Ｓくん、相変わらず元気そう！図々しさ（馴れ馴れしさ）さらにパワーアップ！ベッドに座ってテレビをつけ、残ってたお菓子をつまみ、置いてあったガイドブックをペラペラ…。　私が事前に出した手紙は、ちゃんと彼の元に届いたらしい。「手紙には２２日に来るって書いてあったよ。だからいろいろ準備してたのに…」ええーーっ？！私、２２日って書いてた？！Ｒと一応の予定を立てた後に手紙を書いたのになぁー。日程がズレちゃったんだ…ごめんねー。　朝っぱらからいきなりハイテンションのＳくん（後でＲに聞いたところ、私もそうだったらしい…）に、半ば呆れ顔のＲと３人で朝食を取り、昨日最初に会った兄ちゃんの車でダージリンを出発！ひたすら下山します。　前回はＳくん、助手席に乗ってたのに、今回は後方席の私とＲの間に座って、まさに両手に花！状態。肩に手を回したり、ひざに手を置いたり、もうやりたい放題！！まぁ…知らない仲じゃないし、友達だしね…でもGOOD FRIENDSHIPというイヤ～な思い出もあるからね…ちょっと用心。でもまんざらでもなかったりして！　数時間後、スィリグリに到着！下界は暑い！！引っ込んでた汗がダラダラ出てくる。Ｓくんの実家にまた寄らせてもらいました。親戚の方が、すぐ隣にレストランを開業したらしく、そこでご馳走になることに。何をご馳走してくれるのかと思いきや、Ｓくんお手製のチョウメンでした！　赤いエプロンをかけて、器用に野菜を切り刻み、お母さんが予めゆでておいてくれた麺と合わせて炒める。途中、私達もお手伝いしながら、出来上がり～！　ピリっと辛くておいしかったです。躍起になって料理する息子を、笑いながら見てるお母さんがステキでした。「普段は料理なんかしないのにねぇ…」って言ってるみたいで。　これから冬の時期は、ダージリンも寒くなって客も減るので、Ｓくん、しばらくはスィリグリの実家で過ごすそうです。家の敷地内に、もう一軒家を建てるそうです。手造りですか…。　お母さんや親戚の方にもお礼を言って、車で空港まで送ってもらいました。またねー！Ｓくん。「今度来るときは、時計と靴をちょうだいよ！」なんて言ってましたが…。でもまた来るよ。たぶんね！！結構、私は気に入ってます、Ｓくん…（後々、Rに「あの時の○○（＝私）ときたら“恋してる～♪”って感じでかわいかったよー！」と指摘されてしまいました…はずかしっ！！）　何事もなく無事にデリーへ到着。うわ…やっぱ暑い…。空港から、行き先告げてプリペイドタクシーに乗ったのに、タクシーの運ちゃん「もっと近場のホテルに行かないか？」とか「チップをくれよ」とか…さっそくウザイ！！　やっぱデリーに来るんじゃなかった…。疲れがどっと出るわ…。

2005年09月22日

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ヒキョーなシッキム☆旅行記　～六日目～

　今朝もまだ頭イタイ…。Ｒからバファ○ンをもらって、朝ごはん食べる前に飲んじゃいました。約束の７時よりも早く、ホテルの前にダージリン行きのジープが到着。急いで荷物をまとめて乗り込みました。すでに乗っていた外国人客３人と共にぺリンから出発！　今日のジープ、誰よりも先に予約したせいか一番前のシートが私達の座席。私が真ん中で、左にＲ、右に運転手さん。で、ギアが結構真ん中にあるんですよ。もちろん、このジープはマニュアル車。山道なんかはLOWギアで走るんですけど、ギアチェンジするときに、運ちゃんの手が私のひざに当たるんですよー。ま、狭い車内だから、しょうがないんだけど。それでも、なるべく当たらないように気を遣ってました…。　山に雲がかかっていて、道中はずっと雨降り。見通しも悪い。でもスピードは落とさない！ぺリンを出て２時間後、シッキム州と西ベンガル州の境界線に来ました。ダージリンは、西ベンガル州なのです。ここでシッキムともお別れ！！チェックポイントで、またパスポートとパーミットを調べられ、出境スタンプを押されて、ハイ、さようなら～！　初めてのシッキム…なんだかすごく素朴で良かったなぁ～！！インドなのにインドじゃない感じ。緑いっぱいの中で過ごした４日間、全身全霊にマイナスイオンを浴びた気がする…。また来るよーー！！待ってろよ、シッキム！　しかしシッキムを出た途端、道の至るところゴミだらけなのが目に付きます。シッキム州は自然保護に力を入れているので、インドの他の州よりもキレイなんです。いやーこうして見ると、汚いわー西ベンガル！　シッキムを出て走ること３時間。雨はまだ降ってますが、見慣れた街並みにさしかかって来ました！イエス！５月にも来たダージリンに、また来ちゃいました～！！　もうどこに何があるか大体把握してるので、前回も泊まったホテルへ直行。荷物を置いてから、坂の下のタクシー乗り場へ。何のために？そう、前回あちこち連れてってくれたガイドの兄ちゃんに、前回の写真を渡しに行くのです！今回ダージリンに寄った目的こそ、彼に会うため！！ちゃんと前もって、いつ頃行くか手紙に書いて送っといたんだー！届いてるかどうかは、定かじゃないけど…。　↑チベット人の兄ちゃん。確か２６？未婚。　見たところ、タクシー乗り場に彼の姿はない。キョロキョロしてたら、そこにいた見ず知らずの兄ちゃんに「○○（＝ガイド兄ちゃんの名前）を探してるの？」と尋ねられた。おぉー！よく知ってるねぇ！ちゃんと手紙届いたのかな？　あいにく彼は今日はいなくて、明日の朝にならないと戻ってこないって。何だよぉー！！せっかく来たのになぁ…。「明日の朝、また来るよ」と言ってその場を離れました。ガッカリ…。　Ｒはずっと天気の悪さを気にしてる。天気が悪いと、デリーへ戻る飛行機が飛ばなくなる可能性があるから。元々の予定は、今日と明日はダージリン泊、明後日バグドグラ空港へと下山してデリーに戻り、その日の夜遅くの便でインドを出国することになってたんだけど、Rは「もう別にダージリンにいてもすることないし、飛行機飛ばなくて日本に帰れないと困る！」と心配してるのです。　飛ばないなんて、そんなことないと思うけどなー。確かにダージリンですることもないけど、私はあのデリーに戻るのがイヤ！！できるだけデリーにはいたくない！…とＲに主張したのですが、あまりにもＲが不安がってるので、じゃ一日前倒しでデリーに帰ろう、ということにしました。国内線チケットは正規価格で購入したので、変更可能なんだそうです。ジェットエアの日本オフィスに電話して変えてもらいました。　お土産にまた紅茶を買ったりして、町をブラブラしていたら、先ほどのタクシー乗り場で手招きしてる人が！よぉーく見ると、ガイドくんの弟さんで、前回車を運転してくれた彼でした。前より痩せたなぁ…。弟さんに写真を渡し、明日にはもうダージリンを離れるから、また空港まで乗せてもらうように頼んでおきました。　日も暮れて…夕飯は何食うべぇ？と通りをさまよっていたら、前回は見かけなかったコギレイな中華レストランを発見！入ってみると、おー！高級ちっく！！デリーのコンノートプレイスにでもありそうな感じ（←行ったことある人にしか分からない喩えだな、こりゃ…）豚肉のオイスターソース炒めを食べたけど、うまかった☆ビールもギンギンに冷えてて、Ｒがうまそ～に飲み干してました。　明日はもうデリーかぁ…。デリーにはいい思い出がない。コレとかコレとか…。

2005年09月21日

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ヒキョーなシッキム☆旅行記　～五日目～

　有意義な一日を過ごしたラーバングラの町を離れ、次なる目的地はぺリンという南シッキムにある町。お馴染みのジープに乗り込んで、山道をガタガタ進むこと３時間。　とある通りに差し掛かった時、Ｒが「あ、アレ、私達が泊まろうと思ってたホテルじゃない？」と指差した。確かに、事前に『ロンプラ』でチェックしてたホテルカブールだ。けど、ここがぺリンなわけ？フツーの通りじゃない？！　このぺリンという町もまた山の斜面に位置しているので、UPPERぺリン・MIDDLEぺリン・LOWERぺリンと３つに別れています。ここはUPPERぺリン。町というと、一定の大きさに広がっているようなイメージですが、山の上にある町の場合、何本かの通りが中心になっていて、それが終わったら町も終わり。なんとも分かりやすい！　我々はジープを降り、ホテルカブールでチェックイン。荷物を置いて、さっそくホテルのお兄ちゃんに教えてもらったジープ乗り場へ、山を下って行きました。　着いたばかりなのに、もう明日はぺリンを去りん…なんて下らん話は置いといて、明日のダージリン行きのチケットを購入。ここのチケットブースでは、ぺリン観光半日ツアーもやってるらしく、メンドくさいのでお願いしちゃいました。　観光ツアー…と言っても、ジープをチャーターして回るだけですが…まずは何を置いてもゴンパです。ぺリンの近くのペマヤンツェ・ゴンパ！院内には、デカイ立体曼荼羅があります。　ゴンパとは逆の方向へ、車を走らせます。途中でランブの滝を通ります。↓こういうの、実はシッキムの山道の至る所にあるのですがね…。　ガタガタ道を走って行くと、道路を整備中のシッキム人達と一緒に外国人観光客が一人「乗せて欲しい」とのこと。いいですよ。どうせ同じ所へ行くのでしょうから。　聞くと、彼はイスラエル人だそうで。啓蒙なユダヤ教徒なのか、頭には独特の帽子を被ってました。歩いて向かっていたのですが、途中で疲れて、もう諦めかけてたそうです。「命の恩人だ！」と言ってました。いやー、この距離を歩いて行くのは、結構大変だと思うぞ…。車だって１時間はかかったもの。　で、私達は見たのがケチャップ…じゃなかったケチャパリ湖。本来なら、山の向こうにヒマーラヤの白き山々が見えるはず！なのですが、いかんせん曇り空。一応聖なる湖なので、靴を脱いで鑑賞します。　ジープでまた来た道を戻り、LOWERぺリンでイスラエルの彼と別れ、私達もとりあえずホテルへ。しかし、どうもさっきから頭が痛いのです…私。高山病？うーん、まぁそれなりに高い（２０００ｍくらい）けど、たぶん車の揺れのせいかなぁ？あーガンガンする。　せっかくなので、ぺリンの町を下ってみました…が、何もない…。所々にポツンポツンとレストランがある程度。現在、ぺリンはまさに開発中らしく、そこら中でホテルを造ってました。“ヒマーラヤを望める町”として外国人観光客にも人気があるらしい…けど、ヒマーラヤは最後まで見えませんでした。　↑これはガントクで瞬間的に見えたヒマーラヤ。　とっくに日も暮れて外は真っ暗。おまけに雨も降ってきたので、結局ホテルに併設されたレストランで夕食を取りました。急に停電してしまい、料理がなかなか来なかったけど。　夜、私の頭痛はとうとうピークを向かえ、もう頭痛い＆気持ち悪いのダブルパンチ！風呂にも入らず、歯も磨かず、そのまま寝てしまいました。うぅー参った…。

2005年09月20日

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ヒキョーなシッキム☆旅行記　～四日目・後編～

　＊＊＊　前編からの続き…　＊＊＊　大合唱ジープがくねくね山道を進むこと３０分。「ラランに着いたよー」と外に掴まっていた青年が教えてくれました。「バイバーイ！！」と手を振って、私とＲの二人は丘の上にそびえるゴンパへ。ゴンパというか、僧学院のようです。休憩中なのか、入り口の草っぱらではラマさま達がサッカーしてました。　一人のラマさまが鍵を持って来てくれて、寺院内の本尊を見せてくれました。デカくて金ピカ☆このゴンパは割りと新しいそうで、内部の壁画もキレイです。　敷地内の中央に寺院があり、周りをラマさま達の宿舎で囲われています。私達はしばらく階段に座って、行き来するラマさま達を眺めていました。鼻の下伸ばしながら…。　↑ラマさまの袈裟だー！欲しいなぁ…。　先ほど鍵を開けてくれたラマさまが、こっちへどうぞと部屋の中へ招き入れて、なーんと！紅茶とクッキーをご馳走してくれました！！今までいくつものゴンパを回った私達だけど、ご馳走になるのは初めてです！ありがとうーーー！　ブータンから来たというそのラマさま（２７）と、たどたどしく英語で話していると、もっと身分の高そうなおじさまラマさまがやって来て、またいろいろと話を伺いました。このゴンパのお祭りは、毎年４月と１１月にあるそうです。お祭りかぁーー見てみたい！　もっとゆっくりしていきたかったのですが、私達は車をチャーターして来たわけではないし、ここにはジープ乗り場もありません。ラーヴァングラから車で３０分かかった道を、てくてく歩いて帰るしかないのです。もうすでに３時半。そろそろ帰らないと、日が暮れたら本当に真っ暗闇です。　「泊まってもいいですよ」とのお気遣いをお断りし、いろいろとお世話になったラマさまに感謝を表して、Rと二人でゴンパの門を出ました。さぁー歩くぞぉー！と腕まくりをしたその時！！！ゴンパの前の道に、一台のジープがちょうど停まっているではありませんか！　「その車、待ってぇーー！！」と坂道を駆け下りましたが、ジープは気付かないのかエンジンをかけて出発しそう！「あぁーーー行ってしまうーー！」と思ったら、後ろから「ピィーーーー」と口笛や何やら叫ぶ声が。なんと、ラマさま達がジープに知らせようと、声を上げて助けてくれたのです！！ありがとーーう！！！！お陰で無事に、ジープに乗り込めました。　この時は本当に「神様っているかも…」と思いました。そして、人の温かさを、本当に本当にうれしく思いました。うれしさのあまり、Ｒはちょっと涙ぐんでいたもの。　心ホクホクで、ラーヴァングラに帰って来た私達。夕飯にはまだ早いので、町のはずれにある小さなゴンパに行きました。マニチョカリンゴンパ。　実は昨日、ここでお祭りがあったそうなのです。見たかった！！！　↑祭りのあと…。　ゴンパの前の原っぱでは、少年達がサッカーしてました。まだ小さい子供達は、そのそばで空のペットボトルを蹴って遊んでいました。外国人の私達に興味深々！写真を撮ったら大喜びで、何度もでんぐり返しをして見せてくれました。子供はかわいいなぁ～☆　日は暮れ、辺りは次第に暗くなっていきました。宿の屋上に干しておいた洗濯物も乾いたし！いやぁ～今日は実に心温まるいい日でした！！Ｒもそう感じていたと思います…。

2005年09月19日

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ヒキョーなシッキム☆旅行記　～四日目・前編～

　６時半、Ｒが１００均で買ってきた目覚まし時計が鳴る。朝も早から二人で荷造りして、宿をチェックアウト。今日は西シッキムのラーヴァングラという町へ向かいます。バスがあると思いきや、ラーヴァングラ行きのバスはなく、乗り合いジープで行くしかないそうな。ジープ乗り場を探して、通りをウロウロ。背中のリュックが肩に食い込みます…１０ｋｇあるので。　３０分歩き回って、やっとラーヴァングラ行きジープを発見！ジープ内は３列シートになっていて、シート一列に最高４人座ります。かなりギュウギュウ。しかも悪路。どっかに掴まってないと、座ってられません。屋根の上に置いてある荷物（ヒモで縛ってあるわけでもないので）が落ちないか心配！　コンタクトの目に砂埃が入り、涙を流しながら３時間。やっとラーヴァングラに到着…ってコレ、フツーの通りじゃないの？通りに沿って店が並んでいて、よく見るとホテルもある。でも繁華ゾーンはわずか１００ｍ。それが２本あるだけで、あとは山・やま・ヤマ…。　宿はＲが持ってる『ロンリープラネット』に載っていたところへ（こんなマイナーな場所は『地球の歩き方』には載ってません）「今、広い方の部屋を片付けるから、３０分待ってくれ」と言われ、とりあえず狭い方の部屋に荷物を置き、朝食兼昼食を食べに行きました。　しばらくして宿に戻っても、まだ部屋が用意できてない！もーう！！昨日洗ってまだ半乾きの洗濯物を干したいのにぃー！！荷物をちゃんとしておかないと、どこにも行けないじゃない！イライラ…。　私のイライラを察したＲが、宿の人に取り合ってくれました。宿の主人に言われた使用人らしい女の子が、部屋でゴロゴロしていたやけに背の高いインド人男性４人を追い出し、彼らが汚した部屋を片付けてくれました。なんだか悪いねぇ、急かしちゃって…。でもなんで、いい歳した大人の、しかも男４人が、こんな昼間っから部屋でゴロゴロしてるのかなぁ？　一通り片付いたところで、また出かけました。ここから２０数キロ先のラランというところに、ゴンパがあるというので。ゴンパあるところ、どこでも行きます！　またもやジープに乗って出発！したいのに、なかなか出発しない。車の中で待ってると、乗るんだか乗らないんだかよく分からない人達が、寄って来てはどこかへ行ってしまう。発車前なのに、席はもうギュウギュウで１０人は乗ってる。うぅー早くぅー！　やっと動き出した！と思ったら、またすぐ停まって給油とタイヤ交換。さらに人が乗ってきて…というか、車内にはもう座る場所がないので、みんな屋根の上、もしくは車体の横にへばりついている。総勢２０人。すごい！ジープくん、ご苦労…。　みなさん、こういうのに慣れているんでしょうけど、ジープが行くのは曲がりくねった山道、しかもガタガタの悪路ですよー！中で座ってるのも必死なのに、外で立ってる人は…あら、歌なんか歌い出した！！しかも車体を叩いてリズム取ってます～♪　今日は本当に、歌でも歌いたくなるようないい天気☆しかも珍しく外国人のお客さんが乗り込んでるもんだから、みんなゴキゲン～♪なのかな？　今回の旅で一番ステキだった日は、まだまだ続きます…。　↑周りには山しかありません…。

2005年09月19日

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ヒキョーなシッキム☆旅行記　～三日目～

　おはよーう！旅行中は朝の目覚めがよろしくってよ。本日、ガントクの天気は曇り。時折雨がパラついてます。折りたたみ傘持って来て良かった！　外に出ると、何やら通りが騒がしい。メイン通りでちょうど何かの式典が行われていて、たくさんの学生がそれを見ています。普通の学生服の子やら伝統衣装っぽいのを着た子やらいっぱい。　ガントクでは数少ないオシャレ～なカフェで朝食を取り、町のはずれの外国人登録事務所へ。なぜかってゆーと、私のパーミットのシッキム滞在期限が１７日～２０日までしかないので、それをもうちょっと延長してもらうために。いや、当初の予定は、シッキム滞在はガントクの４日間だけのつもりだったんだけど、「せっかく来たんだから、もうちょっといろいろ回ろうよ～」という、Rとの話し合いにより急きょ決まったのです。あくまでアバウトなＢ型二人旅☆　で、あっさりと延長スタンプを頂きました。一気に１５日も延長してくれたので、１０月５日まで滞在できます。そのくらいいれればいいけどねぇ～本当に。　事務所を出たところに、タクシー発見！半日チャーターすべく、さっそく交渉開始。「ウチら、ゴンパ（＝チベット仏教の寺のこと。コチラを参照下さい）だけを見て回りたいんだけど…」「８００ルピーでいいよ」…８００かぁー。一人４００ルピー。日本円で１２００円なら、ま、いっか。（日本円で考えたら、何でも安いわな）　まずはガントクの山を下り、谷を越えてまた山に上った所にあるルムテクという町へ。ここにはカギュ派最大のゴンパがあるんですねー。車を降りて坂を上がって行くと、もうもうと立ち込める煙（お香代わりの木の枝を燃やしている）の向こうから…来ました！ラマさま～♪　ちょうど行進（？）の途中のようです。太鼓叩きながら笛吹きながら、どこかへ行ってしまいました。托鉢？じゃないか。　じゃじゃーん！！こちらがルムテクのゴンパ。さすがにデカイです。ラマさまも、まだいっぱいいます☆　また車に乗り込み、舗装ガタガタ、石はゴロゴロ、水もジャージャーの山道を上って行きます。お次はPAL ZURMANG KAGYUDゴンパ！　そしてガントクのはずれにあるチョルテン。青い空に白が映えます！　辺り一面が山…ってゆーか州自体が山の中にあるシッキムは、非常に水資源に恵まれていて、山道の至る所から水が滝のように流れています。あーマイナスイオン！自然環境への取り組みも真面目で、インドの他の州に比べてゴミのポイ捨てが少ない！だけどいかんせん、道路状態が悪い！ま、山壁からフツーに水が流れ落ち、道の上を通って、さらに下へと流れていってるので、そりゃあ道も流されますわな。車も泥だらけ！　いやはや、半日観光は順調に終わりました。車があれば、こんな山奥でもどこにだって行けるのねぇー。↑対岸に見えるはガントクの町。こうして見ると都会かな？

2005年09月18日

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ヒキョーなシッキム☆旅行記　～二日目～

　狭い機内で寝たり起きたりを繰り返してるうちに、デリーのインディラ・ガンディー国際空港に到着。ここからシャトルバスで国内線用空港に向かい、ロビーのベンチでしばし仮眠。朝８時頃目を覚ますと、すでに人で溢れかえっていました。場所取ってちゃ悪いので、ちゃんと起きてコーヒーとパンを食べました。…ここまでは前回と行動パターンがまったく同じ。　１０時半のフライトで、着いた所は「バッグ・ドッグ・ラ！」と書いてBAGDOGRA空港。西ベンガル州です。ここからシッキム州まで、本当はヘリコプターで行く予定…ってゆーか行きたかったんだけど、事前に予約も何もしていないので、実際に着いて聞いてみたら、案の定「もう満員」と言われました。　仕方なくタクシー乗り場へ。空港からシッキム州の州都、ガントクまで直接行くタクシーの料金は１４５０ルピー（１ルピー≒３円）バグドグラの隣町、スィリグリまではタクシーで、スィリグリからはバスで行くと２５０ルピー＋８０ルピー。う～む。ま、時間はあるし後者で行きましょ。（ちなみにヘリで行くと一人１５００ルピー！）　いやぁ～しっかし暑い！！今朝方のデリーは、雨が振ってたせいもあって涼しかったけど、ここはまだ夏の暑さ！昨日今日と二日分の汗を、空港を出てからバス乗り場に着くまでの小一時間で、一気にかきました。だってぇー長袖なんだもーん。この暑さは予想外だったわ…。　ガントク行きのバスは、もう結構たくさん人が乗っていて、私とＲは一番後ろの席。バスの後ろって揺れるんだよねぇー。以前、初めてのインド旅行で、カジュラホ行きのバスに乗った時も最後席で、ただでさえガタガタの道を、猛スピードで飛ばして行くもんだから…その尋常なき揺れに、まだウブだった私は驚いたもんです。一度、お尻からポーンと飛び上がっちゃって、頭をバスの天井にぶつけたりもしました。マンガみたいに。　…で、今回もそれに負けじと劣らず、よく揺れました…。途中で気持ち悪くなるくらい。久々の車酔い…。　↑揺れが激しすぎて、景色を撮ろうにも、カメラのピントが合いません！　バスはどんどん山間へと進み、ティスター河の上流へと向かって行きます。やがて西ベンガル州を抜け、シッキム州の入り口に差し掛かると、我々外国人は一旦バスを降り、チェックポストで入境チェックです。パスポートとパーミットを見せると、係員が番号をひかえて、ポンと入境スタンプを押してくれればＯＫ！わーい！とうとう秘境に入境しました！！！　さらにバスで２時間ほど。ついに最初の目的地、ガントクに到着！いやぁ～見た感じ、フツーの町って感じだなぁ。外国人は少なそうだけど。　↑う～ん。これと言って、何もない。よっぽどダージリンの方が都会…というか観光地っぽい。ホテルはあるけどレストランが少なく、大体がホテルに併設されている。料理もいまいち。んー。　ま、今日からが本当の旅の始まりですから！移動に次ぐ移動でいい加減疲れたので、今日は早く寝ましょ。あーやっとベッドに横になれた…。

2005年09月17日

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ヒキョーなシッキム☆旅行記　～一日目～

　今日は金曜日。実はまだ平日…なのですが、フライトの都合により会社は午前中だけ。午後１時には成田に向かいました。一足先にバカンスさせて頂きまぁす♪後はヨロシク～☆　インドに行く時、いつもは成田からデリーまでを直行（バンコク経由の場合もある）しているエアインディアを利用してるんですが、今回はチケットが取れず、やむなく中国東方航空にて上海経由でデリーに向かいます。中華系かぁ…ちょっと不安。ま、エアインディアも変わらないか…。　２時間ほどで無事、上海の浦東空港に到着。うわ～久々の中国だー！！！そこらじゅうから聞こえてくるのも、そこらじゅうで見受けられるのも、すべて中国語！何だか血が騒いできました…。我愛中国！！　…と思ったのも束の間。中国人用と外国人用、別々に分けられた入国審査のカウンターにて、私とＲ（インドと言えば、彼女です！！）はもちろん、外国人用の列に並んでいたんですが、係の女性が、人の少なくなった中国人用カウンターを指して「こっちにも並んでいいわよ」と言ったもんで、私達はそちらへ回ったのです。そしたら、カウンターの入国審査官の男性が「外人はあっちだ」と拒否。「あの人がいいって言ったんですよー」と返したら、「日本だって、外国人と日本人と別れてるだろーが！それと同じだっ！！」…そりゃあ、そーだけど、こっちは“いい”って言われたから来ただけなのにさぁー。ホント、ムカつく！！こういう国だったよ、中国は！　悶々としたまま、空港内のレストランで酒をあおり、時間を潰しました…４時間ほど。外に出ても良かったんだけどね。　夜１１時、徳里（←中国語でデリーのこと）行きの飛行機は、意外にもインド人がたくさんいました。中国とインドってあんまり仲良くないから…と思ったけど、そーでもないんだなぁ。ただ、中国人旅行者はほとんどいませんでした。　あーまだインドにも着いてないよー！！　ちなみに、今回の目的地は…　赤丸で囲った部分。拡大しますと…　↑ココです。西はネパール、東はブータン、北は中国と国境を接している秘境シッキム州です。なぜ秘境かって、ここに入るにはパーミット（入境許可証）が必要なんです！ビザを取るとき（インド入国にはビザが必要です）申請すれば、タダで発行してくれるんですがね。　広い広いインドの、ホントはじっこ、ヒマラヤを望むシッキムに、今年インド３回目のなご（通算インド歴６回目）と同じくＲ（通算インド歴７回目）がいざ行かん！！！　…しっかし、ホント懲りないよなぁ、ウチら。

2005年09月16日

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父と歩けば…その十二

　毎月恒例行事…だったのですが、先月は日程が合わなくて実行できなかった、父娘のヒマつぶし企画。今日は先月分ということで、箱根へ行ってきました！いつもの教本を片手に…。　ウチから小田原まで約１時間。そこから小田急に乗り換え、箱根湯本駅下車。さらにバスに乗り換えて、今回のコースの出発点関所跡前に着いたのは、家を出てから２時間以上たってました。電車で行くとやけに遠いなぁ～。以前車運転して行ったけど、割とすぐ着いたような気がしたけどなー。でもやっぱ３時間かかってたわ…。　関所跡バス停から国道に沿って今来た道を戻ると、並行して杉並木の遊歩道があります。「台風により通行禁止」という貼り紙がしてあったのですが、構わず突入！確かに、地面がまだぬかるんでいました。でも、大きな古木が立ち並び、歴史を感じさせます…。　↑前にいる父が小さく見えますね～！いや、もともと大きい人ではないんですけどね。　元箱根の鳥居がある交差点まで戻ってきました。ここから興福寺というお寺の脇と通って行くと…。　↑こーんな看板と共に、これまた古そ～な道が続いているんですねー。　石が敷き詰められた道！昔はこの道をエッチラオッチラ通ったんでしょうねー。いやいや、山の中ですから結構アップダウンがありますよー。もっとも、元箱根方面から行く場合は、山を下って行く感じになるんですけど。　しかし、この石畳が曲者でして！周りは木立ですから、お天気でも日が当たるような当たらないような。んなもんで石の表面は濡れていて、しかも苔が生えてるんです！滑ること、滑ること！！父は二度も滑ってしりもちをついていました。　１時間ほど歩くと甘酒茶屋に到着！ここは道路に面しているので、車で来た人も多く、賑わっていました。みんな名物の力餅（きな粉餅かアベカワ餅）をほお張っていました。私も、お弁当を食べたのにも関わらず、きな粉餅２コ食べました。うまかったけど、くるじい…。　茶屋を後に、またひたすら石畳の道を歩きます。私達とすれ違う登りの客は何人かいましたが、下りの客はあまりいませんでした。教本に載ってるコースはいつもこんな感じ。コースを通る人はいるけど、大抵紹介されてるコースと逆ルート！同じ本持って歩いてる人も見たことないし…。　道はやがて道路沿いに。七曲りというヘアピンカーブを、てくてく下っていきました。歩いている人はほとんどいなくて、車やバイクが気持ち良さそーに右へ左へキューっとカーブを切ってました。　七曲りが終わったところで、また森林コースへ。しばらく行くと家が見えて、もうゴールに到着！！なんだか早かったなぁー。でも下ってばっかだったので、ひざがガクガクしてます…。　バスで湯本駅まで戻り、せっかくだからひと風呂浴びてくかぁ～！とベゴニア園に隣接されたひめしゃらの湯に寄ってきました。入湯料１０５０円ですが、こないだ行ったお風呂より断然いいですよ～！！　お風呂入ってサッパリ！！でも疲れがドッサリ…。あー早く帰ろ！！　そう言えば、箱根の温泉は今大変らしいですよー！早く直るといいですね！

2005年09月03日

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家族で行く九州の旅（三日目）

　大分の…いや、九州の有名な温泉処でもある湯布院。コテコテの温泉街というよりは、山の上の温泉町（まち）といった感じ。四方を山に囲まれ、穏やかな湖や洒落た店が軒を並べ、時間がゆっく～り流れているような気がします。　ちなみに“湯布院”と“由布院”と二つ表記がありまして、一体全体どっちなの？と思ったら、５０年ほど前、元々あった由布院町に隣の湯平村が合併し、それからは“湯布院”というのが正式名称らしいです。豆知識。　別に何も買わなくても、良さげな店があればチラリと見てみたい…のが女の心情ってもんですが、“目的あってこその買い物”が信念の父は、ブラブラほっつき歩いてる女どもが苛立たしいらしく、一人でさっさと歩いて行ってしまいます。　以前ならここで、同じＡ型の妹とケンカになり、険悪な雰囲気に陥りかねなかったのですが、妹も大人になったのか、イライラしてる父とうまく付き合い、Ａ型同士仲良く歩いていました。Ｂの血が流れる母と私は、二人の姿を後ろから微笑ましく見ておりました…。　昨日、宿の方が「みんな並んで買ってますよ」と教えてくれたロールケーキの店B-speakに到着。ホントに並んでた！まだ午前中なのに！せっかくだから…と我々も列後方に着き、順番を待つことに。ほとんどが女性客で、みんな３、４本は買っていく。プレーン味、チョコ味のロールケーキの他、カップに入ったパンナコッタもありました。とりあえずプレーン味と３個しか残ってなかったパンナコッタもお買い上げ～♪　後日食べましたが、ロールケーキのスポンジが、まるでシフォンケーキの如くフワフワ～☆クリームもミルキーでおいしかったです！！パンナコッタも濃厚な味！　一通りお土産も買い終わったので、湯布院を後にしました。有名ドライブコースのやまなみハイウェイを通って下山。別府へと向かいました。　別府で観光と言えば、何てったって（？）地獄めぐりです。地面のいたる所から９８度もの熱湯が噴出し、様々な形相を見せています。何人も近寄れない忌み嫌われた場所…それが地獄…だそうですが、実際は商売根性丸出しの観光地でした。　全部で８つの地獄があるのですが、前もって調べた結果、行く価値ありなのは海地獄と鬼石坊主地獄と血の池地獄と竜巻地獄の４つ。とりあえず、海地獄とすぐ隣にある鬼石坊主地獄↓を見ました。　粘土質の土壌なため、噴き出す熱湯がボコッボコッとなって、それが坊主の頭のよう…にも見えました。でもじっと見てると不思議！ここが一番オススメかも。　ちなみにコレ↑が血の池地獄です。下の方の赤い池からもうもうと白い煙が上がってます。ただそれだけ。入場料返せー！！　この３日間ずっと天気がイマイチだったんだけど、またここで雨が降ってきてしまい、地獄めぐりは３つで終了！もういいです。地獄は。　帰りの飛行機までまだ時間があるので、国東半島まで足を伸ばし、足利尊氏を祀る安国寺とその近所にある弥生のムラという社会科見学用施設を見てきました。ふぅーん。　２倍に増えた荷物を背負って、我々は大分空港から羽田空港へと帰りました。あんなに山だらけ畑だらけだった風景が、一気にビルだらけ人だらけに戻ってしまいました。あれほどのどかーな所で生まれ育った人が、こんなゴミゴミした所に来たら、さぞ驚くんだろうなぁー。こんなゴミゴミした場所が自分の居場所だと思うと、それもまた空しいというか何というか…。　いやはや～。自然満喫、家族万歳の旅行でした。お疲れさまー。

2005年08月20日

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家族で行く九州の旅（二日目）

　家族で旅行の２日目。黒川温泉を出発し、山道を川沿いに進むと、川幅は次第に広くなり、ダムになっていました。四国ではいまだ水不足で大変のようですが、ここ松原ダムの貯水量は、見た感じ、そんなに少なくもなさそう。でも岩肌が幾分見えてました。　国道を走ること１時間半。父の運転する車は、県境を超え、大分県日田市へ到着！ここは情緒溢れる古い町並みが残っているそうで、やはりＪ●Ｂのお姉さんオススメの場所です。　町営の駐車場に車を停め、さぁ観光！その前にトイレ…と公衆便所に駆け込み、スッキリした後、いざ観光！と意気込で出てきたら、妹が「デジカメがない！！」と騒いでいた…。　家族総出で車の中を探す。かばんの中を探す。ないー！今日、最後に写真を撮ったのは…宿の入り口で家族そろって撮ってもらったんだった！さっそく宿に電話して聞いてみたけど、部屋にも駐車場にもないって。ってことは…。　そう！黒川から日田に向かう途中、道が狭くなったから、と父が妹と一度運転を交代したのでした（運転は妹の方がうまいので）妹が助手席から外に出て運転席に移る際に、どうやらひざの上に乗せていたデジカメを落としてしまったみたい。そう言えば、運転席に移った妹が「これ持ってて」と後方の私達に渡したのは、かばんだけでデジカメはなかったなー！　父は「デジカメは弁償するよ」と言ったが、妹は「あるかどうか、行くだけ行ってみる！」と戻る気でいる。「みんなは観光してていいよ」と言うが、そうもいくまい…。結局、用だけ足して、日田を後にしたのでした。　落としたと思われる地点は、日田から黒川へと向かう間の半分より黒川寄り。今さっき見た松原ダムを超え、妹の運転で飛ばしに飛ばして、問題のポイントに到着！デジカメは…ありました！！！！ポツンと落ちてました！！　元々車通りの少ない道だったし、路肩の砂利ですから、歩く人もいなそう。幸い誰にも拾われることなく、車に踏まれることもなく、無事そのものでした。あー良かった！　その後、デジカメを乗せた車はまた大分へと向かい、耶馬溪（やばけい）という渓谷に到着。美しい自然の中、マイナスイオンを十分に浴びたのでした…。　↑中央の二つの岩は“夫婦岩”というそうです。岩をバックに、うちの夫婦も写真を撮りました。　昔むかし、禅海和尚という人がノミと槌で掘り抜いたという青の洞門↑　リフトに乗って上った山の上には、何千体もの羅漢像と願い事を書いたしゃもじがいっぱい掲げてある↑羅漢寺にて。　山間を抜け、今日のお泊り場所の湯布院へ。街の中心部よりややはずれにある津江の庄はこじんまりとした静かな宿でした。　↑カエルもいたしね！！

2005年08月19日

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家族で行く九州の旅（一日目）

　私の日記の更新が遅れていたら、旅に出ていると思って下さい…というわけで！！行ってまいりました、家族旅行！父と母、それに妹と私の４人、なご家一家そろって行くその先は…九州！　ところが、始まりからイヤ～な雰囲気。一緒に住んでない妹は、川崎駅で私達が乗る電車に乗り込み、そろって羽田空港へ行くことになっていたんだけど、予定より早い電車に乗った父母私の３人は、川崎より先の蒲田駅まで行っちゃおうと、妹にメール。そしたら妹からは「約束と違うじゃない！！わざわざ時間合わせて来たのに！」とお怒りメールが。父は父で「どうせ蒲田で（電車を）乗り換えるんだから、川崎なんかで降りないよ」と。妹は「すげー行く気なくしたー」なんて言い出すし…。　父と妹は同じＡ型同士。仲がいいときはベタベタくっついてるんだけど、ちょっとしたことで仲が悪くなると、お互いに譲らずに機嫌悪くなるんだよねー。今までの旅行でも、必ず些細なことで意見が食い違い、ケンカしちゃあ、全体がイヤ～な感じになってさー。父と妹、二人ともが「（仲良いい関係が）持つのは１、２日だな」なんて言ってるし。間に入ってなだめる私と母の気にもなってみろ！！っつーの！（ちなみに母はＡＢ型）　蒲田駅で、半分怒り気味でやって来た妹の機嫌を取り繕い、何とかいい雰囲気で羽田を飛び立ったのでした…。　着いた所は熊本空港！予約していたレンタカーに乗り込み、いざ阿蘇山へ！でも目的は阿蘇ではなく、宮崎県の高千穂峡。　↑このように、流れ落ちる滝の近くまでボートで行けるのですが、混んでて４０分待ちな上、雷がゴロゴロ鳴ってて今にも雨が降りそうだった（ホントに降ってきた！）ので、名物の日向夏ソフトクリームだけ食べて、また阿蘇へと向かいました。　↑途中、奇妙な形をした木々と共に、鹿が飼われていました。　今日のお泊りは黒川温泉。高千穂から車で１時間半くらい。山の中を流れる河に沿って、宿や土産屋が立ち並んでいます。静かで落ち着いた自然いっぱいの雰囲気の中、こじゃれた店が所々にあり、ゆったりと過ごせるオススメの温泉です。　↑どこか懐かしい感じのする建物。河を渡り上ったところにあったパティスリー麓の半熟チーズケーキは、マジうまかった～♪　今回泊まった黒川荘も、内装がすごく洒落てるし、お料理も凝ってるし、お風呂も種類が多くて、とても良かった！！！館内でほのかに香るお香が、いいにおいでした☆さすが、Ｊ●Ｂのお姉さんが勧めてただけのことはあります。熊本に行かれる際には、是非！黒川温泉の黒川荘へ！！　さーあ、明日はどこへ行くのかなぁ～？

2005年08月18日

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父と歩けば…その十一

　月一恒例イベント☆父も楽しみにしている日帰りウォーキングの日がやってまいりました！！教本から選ばれた今日のコースは、三浦の荒崎海岸！本に紹介されたコースではちょっと短いので、最近できたらしいソレイユの丘という公園にも足を伸ばすことにしました！　京急線の終点、三崎口駅から国道１３４号線沿いに歩く。畑にはトウモロコシやらカボチャが実ってます。この辺りは起伏が激しく、小高い丘は広々とした畑。日当たりいいからよく育つだろうなぁー。　↑割れたスイカが畑に捨ててありました。　ソレイユの丘に到着！入園は無料ですが、駐車場は一日１０００円だそうで。子連れで来る所らしく、みんな車で来ています。徒歩で来たのは我ら親子のみ。気にせず入るぜぃ！　広～い園内は南欧風の建物が点在していて、レストランや土産屋の他、パンや木工の体験教室もやってるそうで。ヒマワリ畑（来月咲くそうです）やちびっ子広場や牧場もあります！水深３０cmくらいの大きな池があり、子供がパンツ一丁でバシャバシャ遊んでました。まるで子供の天国！どう見てもいい歳した親子が来る所じゃないです。我々いい歳した親子の間に、小さな孫でもいれば、たちまちここにいる人達に溶け込めるってもんですが、孫がいない今、場違い感は否めません…。　↑ロバにエサをあげています。結構楽しんでる？！　子供天国を後に、いよいよ荒崎海岸へ！！実は、ここには以前R子と行ったことあるのです。今回は、前回と逆ルートを辿ります。昔、隆起したのか、波による侵食か、白黒の斜めになった地層があらわになっています。キレイです☆　いや～暑いです！！！そんなにカンカン照りではないのに、暑くて汗がダラダラ。持ってきた飲み物も途中で尽きてしまいました。自販機で冷たいのを買って飲んだときのおいしさ…生き返りますよねーっ！！一気に半分くらい飲んでしまいました。すぐ汗になっていきます…。　足元は、次第に岩場から砂浜に変わってきました。と同時に、海水浴客も多くなってきました。和田長浜海岸に到着。海の家も出てるし、パラソル開いてＢＢＱの家族もたくさん！リュック背負って帽子を被り、靴に砂を入れながら歩く我ら親子は、決定的に場に馴染んでません。いやはや…今日はどこに行っても疎外されてますな…。　海岸線を歩くこと１時間。円徳寺というお寺に着いて、シーサイドウォークは終わり！前回R子と来た時にはエライ時間がかかったイメージだったけど、今回は割と早かったなぁー。後は住宅地を抜け、また国道に戻る。バスに乗って駅に戻ろうかとも思ったけど、せっかくだからトボトボ歩いて行きました。駅前で農家直送野菜を売っていて、スイカとメロンをお土産に買って帰りました♪　日差しはそんなに強くなかったのに、やはり海辺は照り返しが強いせいか、父の両腕は半袖焼けがまっかっか☆見るからに痛そう…。私はちゃんと日焼け止めを塗っていったので大丈夫～♪と思ったら、ハーフパンツから出ていた膝下、ふくらはぎ部分が焼けてるー！！お風呂のお湯がイターイ！夏のお出かけは、全身日焼け止めしないとダメですね…イタタ。

2005年07月16日

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父と歩けば…その十

　去年の９月からスタートした我が家の毎月恒例行事、父娘の日帰りウォーキング！いつもの指南本からコース選択。今日のコースは…ちょっと遠出して静岡県の三島！　大船まで出て、そこからひたすら東海道線で西へ。車窓からの景色がだんだん海っぽくなってきましたよ～！湯河原に着く頃にはすっかりもう海！終点の熱海に着いたら、とっとと降りて一風呂浴びてぇ～！衝動に駆られました。いやいやまだまだ！三島はそこからさらに二駅先なのです！！　三島に到着！富士山の伏流水をたたえるここ三島は、街中、水が流れています。まずは駅からほど近い、楽寿園という庭園へ。うっそうと茂る木々の中、広大な池が広がって…いるはずが、ただいまは枯渇しているそうで。　池底の草むしりをして人がいました…池なのに草むしり。でも、他の池にはちゃんと水が張っていて、こぉ～んなカワイイ住人が♪　奥の方はちびっこ遊園地になっていて、孫連れのおじいちゃん・おばあちゃんもしくは小さい子連れの若いパパ・ママで賑わっていました。…デカイ娘連れのおじさんと、５０過ぎの親を連れた独身女には用のない所でしたので、早々に立ち去りました。　楽寿園を出たら、源兵衛川に沿って歩きます。いい感じの遊歩道になっていて、水中には小さなメダカなんかも泳いでいて、子供が網ですくっていました。　今回はずっと街中を歩くコース。前回や前々回のような山歩きだと、リュックをしょって歩く人も多いのですが、今日のような街中コースは、すれ違う人はすべてここの住民の方々。訪れるポイントポイントには人がいるのですが、その途中に我々と同じように歩いている人はいないわけで。しかも街中ですから、分岐点ごとに案内板があるわけでもなく。そうすると、地図を見ながら歩いていても、道を間違えてしまうのですねー。今回も曲がるべき所を曲がらず、ちょっと行き過ぎてしまいました。すぐに修正できましたが…。　指南本には「お弁当を広げるのに最適」と書かれた次のポイント、水の苑緑地公園には、確かにベンチがありましたが、ちょっと弁当広げるのはためらわれ、次のポイント中郷温水池を目指しました。　良さげな休憩所を見つけ、さぁ、ここでお昼にしよう！と弁当を広げた、その時！！隣でお弁当を食べていた家族の男の子が、私達が座っているベンチのそばまで走り来たかと思うと「あ、ウ●チだ！くせー！」と言ったのを聞いてしまったのです！見ると道の端にウ●チが…（犬のものにしては大量でした…まさか…？）他に場所を移るにも日陰のいいベンチはなく、我々はソレを見ないよーにして、お昼ご飯を済ませました。　気を取り直して、先に進みます。朝は曇っていた空も次第に晴れてきて、蒸し暑くなってきました。休憩にファミレスでアイスコーヒーを飲み、国道１号線沿いを歩くこと２０分。柿田川湧水群に到着。駐車場に観光バスまで停まってるところを見ると、結構な公園なんだなぁー。水がまさに湧き出しているのが見られるという展望台に行ってみると…。　↑これです！！中央のコンモリしてるところから、水が絶えず湧き出しています！湧き出すたびに砂が噴き上げられ、火山口でマグマがぐつぐついってるのを思い出します…もっと清らかで涼しげな感じですけど。いやはや、すごーい！！　湧水口はいくつか見られます。音もなくブクブクという泡もなく、まさにこんこんと湧いている様子は、実に神秘的！富士山の雪解け水が、長い年月を越えてこうして地表に湧き出ているなんてねぇー。心が洗われます！柿田川、なかなかオススメです！！（柿田川のある清水町のＨＰはコチラ）　国道をまた歩いて戻り、最後は三島のシンボル三嶋大社へ。我々のウォーキング、どこに行ってもコース中に寺や神社を通るのですが、私の願い事はいつも同じ！“十分御縁があるように”と１５円のお賽銭と共に「どうぞいい…がありますように！！！」…まだ御利益がないですが（涙）　水の街、三島！本当に街中せせらぎが絶えませんでした（楽寿園を除く）名物のうなぎを食べなかったのが悔やまれます！！

2005年06月18日

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父と歩けば…その九

　いい歳した父と娘の月に一回恒例行事～！日帰りハイキング～！！指南本に従いまして、今日の行き先は…先月の高尾山に引き続き登山コース！目指すは大山（おおやま）だっ！　小田急線の伊勢原駅下車。そこからはバスで終点まで。ケーブルカーに乗り換えて、下りた所に阿夫利（あふり）神社がある。元々は雨降り神社と言ったらしい。雨乞い祈願したんだろうね。雨アメ降れフレ～！！！…でも今日は降らないで！　境内には丹沢山系の名水が湧いていて、自由に飲めるようになっている。一口飲んだけど、フツーのお水だな。ま、おいしい。よぉーし！これからが山登り本番だ！　境内の裏側に山頂への登山口があった。いきなり５０ｍくらいの石段！ぜぇぜぇ言いながら登り切ると、今度はずっと上りの山道！！岩だらけの杉並木が続く。かなりキツイ！！そう言えばケーブルカーに乗る前、参道の土産屋のおばちゃんが「山頂まで登るの？大変だよ～」と言ってたな…。ホントに大変です！！　父は家から持ってきた杖（山登り用ではなく、普通の老人用杖）をつきながら登る。それでも息が切れる～！スタート地点を１丁目として、ゴールの山頂までが２８丁目。その間、ずっと「○丁目」と書かれた道標が立っている。「ほら！９丁目だよ！頑張れ！！」などと、げっそりしてる父を励ましながら登りました…。　１６丁目の分岐点で昼ご飯。所々展望が開けている…はずなんだけど、今日はなんせ天気が悪くて、辺り一面雲だらけ！！富士山も見える…はずなんだけどなぁ…。　えっちらおっちらゴールの２８丁目を目指す。登り続けて１時間半くらい。とうちゃーく！！　阿夫利神社の本社があって、そこでお参り。もちろん十分御縁があるように１５円のお賽銭。小さな売店があって、暖かいコーヒーを飲んだ。汗をかきかき登って来たんだけど、山頂は寒い！！汗も冷える！　２６丁目まで下って、そこから来た道とは別の道を下る。目指すはヤビツ峠！行きに比べたらなだらかな山道なんだけど、いかんせんずーっと下りなので、ひざが段々おかしくなってきた…。笑ってるよー。　ひとけのないヤビツ峠を過ぎ、最終目的地の蓑毛バス停を目指す。すれ違う人も、追い越して行く人もいない。父と二人でひたすら山道を下ってく。…道、合ってるのかなぁ？毎回一度は道間違うからなぁ。今回はまだ間違ってないけど…だ、大丈夫だよね…？！　１時間くらいしてやっとバス停に着きました！！はぁ～。すげー疲れた！！高尾山よりハードでした、大山！！　でも、山登りは楽しいね☆天気のいい日に、また行ってみたいです！

2005年05月14日

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Oh,my darling！Darjeeling！！　～インド旅行記・その６～

　朝起きたら頭イター！！二日酔いか？？でもそんなに飲んでないのに。Ｒも身体ダルイって。やっぱデリーの気候が合ってないんだなー。涼しいダージリンに慣れちゃったもんなぁ。あーダルイ…。　何だかんだ言っても、今日がインド最後の日。うまいもん食ってたせいか、下痢Ｐの洗礼を受けず「健康のまま日本に帰れるー！」と思ったのに、最後の最後になってやはり体調不良…。Ｒなんか、今朝方ちょっと戻したらしい…。大丈夫かなぁ？？？　とりあえず。初日にリコンファームした帰りのフライトが、ちゃんと処理されているのかどうか不安なので、エアインディアのオフィスへ向かった。もう営業開始時間の１０時半を過ぎているのに、まだカウンターで新聞読んでるよー係の人！！やっとのことで順番が回ってきて、「これこれこういうワケで確認して下さい」と話した。係のおじさん、ＰＣの画面とにらめっこ。しばしの沈黙…。ちゃんとリコンファームされてなかったらどーしよう…。　「ＯＫ。ノープロブレム」…ホッ！良かったぁーー！！キンチョーしたよ。ホントに。　その後、何か食べにでもと↑メインバザールへと向かった。Ｒは相当具合悪いみたい。歩くのも遅い。レストランでも何も食べなかったし。もうブラブラしないで（暑いし）リクシャーでコンノートへ戻った。　「どうする？ホテルに戻る？どっかファーストフード屋にでも入る？」Ｒが尋ねるが、行き先もなくダラダラと歩くばかり。暑い。あづい…。なんだかはっきりしないＲに、私もイライラして「一体どーしたいのよ？！」とキレ気味に言ってしまった。「そんな風に言うことないじゃん！」とＲもキレてしまった。あぁ大人げない。この暑さとインド人のウザさに、ついカッとなってしまった…。　「…ごめんね」（まだちょっとムッとしてる）　その後は私達もオトナですから、機嫌を直して互いに非を認めて、おとなしく近所のコーヒー屋に入り涼んでました。ホント大人げなかったね。Ｒの体調悪いこと、私も気遣ってあげてなかった。ゴメン…。　しばらくしてホテルに戻りチェックアウトしようとすると、チェックアウトタイムの１０時を過ぎているから、もう一日分の部屋代を払えと言われた。じょーだんじゃない！だいたいそんな話、聞いてないし！さんざん交渉して半値以下にしたけど、ホント油断も隙もありゃしないよなぁー！！　タクシーで空港まで向かい、荷物を預け両替して、予定通り、ちゃんとリコンファームされてたエアインディアに乗り込んだ。あーーまたしばらくインドともお別れだなぁーー。デリーはもう当分いいや。でもまた北の方には行きたいなぁ～！！　さよならーインド。フィル・ミレンゲー！！（＝また会いましょう）

2005年05月06日

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Oh,my darling！Darjeeling！！　～インド旅行記・その５～

　ダージリンとも今日でお別れ…。朝７時にホテルを出て、また兄ちゃんの車でバグドグラ空港へ向かった。イロハ坂並みのヘアピンカーブをいくつも越え、集落を過ぎ、どんどん高度を下げていく。走ること３時間。あの涼しく穏やかな町並みから、田畑の広がる蒸し暑い町並みへと変わって行った。本当に天上世界だったなぁ…ダージリン。　スィリグリの街に着いた。ここには兄ちゃんのご両親が住んでいて、連れてってくれるという。大通りから細い道を入り、牛やアヒルがのんびりしているちょっとした湿地に車を止め、レンガ作りの質素な家の中へ。寝ていたお母さんが起きてきてくれて、古い写真を見ながらお茶とビスケットを頂いた。６畳と８畳ほどの寝室が二つと、はなれにキッチン。庭には野菜が植えてあった。本当に質素。でも広くはない部屋の中にも、神様を祀る場所がちゃんとこさえてあって、さすが信仰と生活が密着しているんだなぁーと思った。　その後、空港へ。この３日間、ずっと一緒だった兄ちゃんと別れるのは、やっぱり淋しいな…。握手してバイバイ！！また会う日まで！　飛行機はやや予定より遅れて出発し、デリーには４時くらいに着いた。機内でＲの隣に座ったインド人のおじさんはアッサム州のご出身だそうで、見た感じも普通のインド人より濃ゆくない。今日はお仕事でデリーに行き、またすぐにムンバイへ向かうそうだ。そして何ともご親切に、私達を空港からホテルまで送ってくれると言う！彼の会社の車が来てるから、それに一緒に乗せてってくれると！ありがたい！！　おじさんは政府関係のいわば公務員らしく、とても忙しそう。車で移動中も、しきりに携帯電話で話していた。私達が「コンノート（地名）のホテルに泊まる」というと、「じゃあ、○○ホテルはどうだ？１泊１０００ルピーくらいだけど」と紹介してくれたけど…高い！「お金ないから…」とガイドブックに載っていた安いホテルまで連れてってもらった。「ホテル代、出そうか？」とも言ってくれたが、さすがに「NO！NO！」とお断りした。　いや～インド人でもお金持ちは優しいなぁ。「わざわざ遠くから、私の国に来てくれたから」と、見知らぬ私達に親切にしてくれるなんて…。もし私が日本で外国人観光客を見かけたら、そういう親切ができるだろうか…？　ホテルの前でおじさんと別れ、Ｒと私はホテルにチェックイン。荷物を置いて、外をぶらつくことに。しかしデリーは暑い！！めちゃんこ暑い！！！こないだ来た時でも十分暑かったが、今はさらに暑さ増量中！歩くだけで汗をかきダルイ。　ここコンノートプレイスは割と高級なお店が集まるショッピングモールで、ブランド品や外資系のレストランなんかが多い。ぐるりと回ってみたけれど、夕飯を食べるのに良さげな店もなく、たまたまお酒を売ってる店を見つけたので、そこで冷えたビールだけ買って、食事はホテルで取ることにした。　この通り、酒屋が多いなぁ～。なんか例のおっさんに会いそー。こういう所で酒飲んでそうだもんなぁ…なーんて思って歩いてたら！！ふと脇の小さな売店に立っている男の人、後ろ姿しか見えないけど、どー見てもおっさんだーーー！！！！！Ｒと二人、走って逃げました…。コワー！！彼が振り向かないでヨカッタ～！あんな所でばったり会っちゃったら、何言われるか…。ぞぞぞーーー。　デリーのクソ暑い中、ホテルのベランダであんまりうまくもないご飯を食べながら、インド最後の夜を、Ｒと二人飲み語ったのでした…。デリーは疲れる…。

2005年05月05日

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Oh,my darling！Darjeeling！！　～インド旅行記・その４～

　ダージリン３日目。天気は昨日と同じで、基本的に曇り。時々雨と晴れ間。気温は１５度くらいかな？すがすがしい！！　Ｒと二人、歩いてゴンパへ。メインロードを上がり、チョウラスタという広場まで出て、そこから細い道をひたすら歩いて行く。道沿いに並んでいた店やホテルがだんだんと少なくなり、すれ違う人も少なくなり、聞こえてくるのは鳥のさえずりだけ…。遠くの山には家が点々と見え、雲がその上を覆っている。…つまり、我々の方が雲より高い場所を歩いているわけ。まさに雲の上の人！！　歩くこと１時間。やっとゴンパらしき建物が見えてきた！が、見えているのに、なかなかたどり着けない！道はずっと山の斜面に沿ってうねうねと通っているので、姿は見えども、あと３うねりくらい歩かなければ！遠い！！　アルバリ・ゴンパは割と小さなゴンパ。周りで子供達が遊んでいた。私達が来たのが分かると、様子を見にやってきて、目が合うと笑いながら逃げていった。そして、また寄ってくる。その繰り返し。…純粋だよなぁ～。ピュア！　またブラブラと町まで歩いて帰った。土産を買おうと、チョウク・バザールという市場へ。やっぱダージリン土産には、ダージリンティーを買わないとね！　愛想のいいおじさんの紅茶屋には、何種類ものダージリンティーがあって、値段もそれぞれ。「これは今年の春に摘んだ一番茶で、こっちは去年の秋に摘んだやつ。これは去年の春」といろいろ茶葉を見せてくれたけど、どれがいいんだか分かりましぇん！試飲させてくれるわけでもないし。するとおじさん、手の平に茶葉を取り軽く握って、指の隙間からふーっと息を３、４回吹き入れた。手を開いて「ニオイをかいでみろ」と。くんくん。おー！！いい香り～☆こうやって見分けるのね！！　結局一番値の高い、今年の春に摘んだばかりのダージリンティーを購入。それでもメインロードの紅茶屋では、同様のものが１００ｇで９０ルピーもしたけど、ここは良心的で６０ルピー。さらにいっぱい買ったらまけてくれた♪　二人とも１００ｇを１０コくらい買ったので、ひと荷物になってしまった。とりあえず部屋に置いて来ようと戻る途中、昨日の兄ちゃんに会った。これから日本のお寺に連れてってくれると言う。また歩く。今日はよく歩くなぁ～！　日本妙法寺というこの寺には、日本語で書かれたいくつかの資料があり、日本人の尼さんが「南無妙法蓮華教～」と太鼓を叩きながら、数人の信者？を引き連れて、仏塔の周りを歩いていた。「ご一緒にどうぞ～」と誘われたが、遠くから見るだけにした。こんなところでもやってるんだなぁ～。日本の仏教。なんか陰気臭くて好きじゃないけど。　歩いてチョウラスタ広場に戻り、今度は夜のイルミネーションがキレイだという公園へ。ネパールの民族舞踊をやっていて、あとはシヴァ神が鎮座する噴水があった。ふーん。　兄ちゃんとはメインロードで別れて、Ｒと私はそれぞれ最後のお土産タイム！お土産と言っても“自分へのお土産”だけど。アクセサリーを少々（でも、値段はお茶１０コ分より高い！）買いました♪日本で買うよか安いもんね～☆　夕飯は初日に行ったチベット料理屋へ。満席だったけど、ちょうど日本人の男性二人がいて相席させてもらった。ダージリンで日本人に会うの、初めてかも！！（しかも、片方の人、結構好みの顔かも☆）　いや～！よく歩いて買い物して、ダージリンを満喫だなぁー。疲れたけど、心地よいもの。明日はもう最後だなぁ…さみしいよぉ～！！

2005年05月04日

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Oh,my darling！Darjeeling！！　～インド旅行記・チベット編～

　仏教と言っても、チベット仏教は日本のそれと随分趣が違います。まずお寺が派手ハデ！　建物は白壁の２階建てもしくは３階建。青や黄色の装飾に、法輪やら鹿やらも付いてる。もちろん、全てにちゃんと宗教的な意味があります。　お寺の壁は中も外も極彩色の宗教画でびっちり！細かーく描かれていまして、それだけでも見る価値あり！　ご本尊はコチラ。一体だけでなく大小様々何体もあります。キンピカなのが特徴。衣装も派手です。　大きなゴンパは僧院も兼ねていて、ラマ様（坊さん）達の生活の場となっています。日に焼けた肌に臙脂色（えんじいろ）の袈裟が似合います！！ああ～ラマ様～☆どのラマ様もかっこよく見えてしまう、私とＲはラマ様フェチ。　サキャ・チョリン・ゴンパはダージリンで最大のゴンパで、境内には病院や学校もありました。学校では、子供達が一生懸命勉強していました。　チベット文化は、中国西南部からネパール、ブータン、インド北部に渡る標高２０００ｍ級の高地地帯に広がっています。政治的歴史的な影響を受け、今現在は「チベット」という国はありません。チベット仏教を中心とした生活文化で暮らす人々を、チベット人と呼んでいるのです。同じチベット人と言えども、住んでいる国が違ければ、その生活環境も様々で、牛を追い田畑を耕す遊牧民もいれば、外国人相手に観光案内をするダージリンの兄ちゃんのような人もいます。祖国を失い、みなが散り散りに暮らすチベット人の心の支えこそ、チベット仏教なのではないでしょうか。　異文化でありながら、なぜか親近感を感じてしまうチベット。下の写真は、ダージリンのチベット難民センターで糸をつむぐおばあさんの姿ですが、なぜか懐かしいなぁ～と思うのは私だけではないと思います。　不幸な歴史の中でも、明確な民族アイデンティティを持つチベットの人々。過酷な自然環境にも関わらず、自然と共に生きるチベットの文化。日に焼けた（あるいは単に汚れているだけなのかもしれない…）肌に白い歯が映え、黒い髪と瞳は日本人と同じだ。近くて遠いものに、同じで違うものに、私はなぜか興味をそそられてしまうのです…。　是非、各国に散らばったチベット文化を見に行きたいです！私の夢ですね～！

2005年05月03日

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Oh,my darling！Darjeeling！！　～インド旅行記・その３～

　ダージリンの観光スポットとして有名なのが、タイガーヒルという丘から見る日の出！天気が良くて雲のない日には、白く輝くヒマラヤ山脈からのご来光が美しい！！…そうなんですが、あいにく今の時期は雲が多くて雪山はなかなか見えましぇん。今朝は３時に起きて、昨日の客引き兄ちゃんの車でタイガーヒルへと向いました…眠い。そして寒いっ！　入り口で「２０ルピーと３０ルピーと４０ルピー、どれがいい？」と聞かれた。よく分からないまま、とりあえず真ん中を取って３０ルピーに。何かと思ったら、日の出を見る専用の建物があるんだけど、２０ルピーだと１階、３０ルピーだと２階、４０ルピーだと３階に上がれる…ということらしい。ってか、建物の外で見てる人もたくさんいるんで、それでも良かったんだけど…。ま、外は寒いからね。　ということで私達は２階の部屋へ。窓に面して椅子が並んでいる。まだ誰もいなくて、兄ちゃんが「ここがいいよ」とベストシートを教えてくれた。座ってひたすら待つ。東の空はまだ暗く、外の客もまだちらほら。　しかし寒い！Rは昨日、寒さに備えてでかいショール（マントのような）を買ってた。私は長Tと薄手の上着とユニ○ロのフリースを着込んでいる。けど足が寒い！Gパン一枚じゃダメだな。インドで寒さに震えるなんて…ガタガタ。　空がだいぶ明るくなってきた。のに、太陽は見えない。雲に覆われているので、山から顔を出してもすぐには見えそうもない。にも関わらず、外も中もすごい人だかりだ。　５時くらいになって、雲の合間から太陽がやっとこ顔を出した。外にいた日の出待ち組から歓声が上がる。みんなシャッター押しまくり。…みんなにこれほど歓迎される日の出、初めて見ましたわ。　日が昇り終わると、一斉に町まで戻る車の渋滞が始まった。町までの道路は基本的に一本しかなく、道幅もそう広くはないので仕方ない。でも、これが毎朝繰り返されてることなんだと思うと、それもまたすごいよなぁ。ドライバーの方、ご苦労様です…。　その後、我々一行はいくつかのゴンパに立ち寄った。（ゴンパとチベットに関しては、後日まとめて更新します）バタヤ・ループという公園に寄り、軽く朝食を取ってから、動物園へ向った。わー！まだ９時半！！朝が早いと一日が長い！　ヒマラヤ地帯に住む動物を集めた動物園。レッサーパンダやユキヒョウ、ヒマラヤグマなど、広い敷地内でウロウロ（←これってストレス溜まってる証拠なんだってね）　お昼は兄ちゃんオススメのチベット料理屋へ。メインロードから一本外れた細い道を下った途中。お客はみんなチベット人。私とRはビーフモモ、兄ちゃんはタイフーンとか言う肉まんを食べてた。う、うまひ～～～♪♪　午後からはチベット難民センター（後日更新）と紅茶畑を見た後、山の下の方にあるゴンパまで歩く。行きは下り坂で楽チンだけど、帰りは上り坂！息は切れるわ、汗かくわ…。これでも標高２０００メートル以上あるからね、ダージリンは。（←単に運動不足ぢゃないの？！）　兄ちゃんと別れ、メインロードにある軽食屋（ここは観光地なので、そういうシャレた店もあるんですね～）でダージリンティーを飲みました。本場ダージリンで飲むダージリンティー。宇治で飲む宇治茶みたいなもんか。１０ルピーなんで、そんなに高級な茶葉を使ってるとは思えないけど、やけにおいしかったなぁー。至福のひととき☆　↑雲の晴れ間、瞬間的に見えたヒマラヤの白い山々！カンドー！！

2005年05月03日

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Oh,my darling！Darjeeling！！　～インド旅行記・その２～

　朝４時を回った頃から、空港内にも人が増えてきた。ベンチの椅子３つ分ぶんどって寝てたけど、さすがに１つ分におとなしく座ったよ。朝もはよからみんなどこに出かけるんやら…。今時はちょうどインドの夏休みなんで、きっと帰省したり旅行に行ったりするんだろう。もちろん、そんなことできる彼らはお金持ち！　しかし長いっ！朝１０時のフライトまで、することもなくダラダラ～。あー、やっと時間だ！乗ろう！我らがジェット・エアウェイズ！！以前は、インドの国内線と言えばインディアン・エアラインズくらいしかなかったが、最近ではジャクソン・エアラインズとかサハラ・エアとかいろいろ。インドも企業競争社会のようですな。搭乗手続きのときには「よいフライトを！」なーんてスタッフのお姉さん、笑顔で言ってくれちゃったりして、サービスもいいぢゃな～い！！　デリーを出て２時間半ほどで、まずはアッサム州のグワハティという空港に到着。ここいらはバングラデシュの東側辺り。政治的不穏のためか、外国人が立ち入ることは難しいそうだ。窓から見た景色は、デリー周辺の乾いた土地とは違って、緑も多く田んぼや畑が広がっている。のどかだ～！　そこから３０分で西ベンガル州のバグドグラ空港に到着。ここから目指すダージリンまでは、車で３、４時間ほどらしい。直行バスがあるとガイドブックには書いてあったが、空港内の観光案内所の人に聞いてみると、タクシーで隣街のスィリグリまで行って乗合ジープで行くか、ここから直接タクシーで行くかのどちらかだと言う。もたもたしてる時間はないので、タクシーで直行することにした。８９０ルピー（１ルピー≒２．５円）　タクシーは、スィリグリの街を抜けのどかな農村地帯を通り、やがて山道をどんどん登って行った。ヘアピンカーブが続く。車２台すれ違うのがやっとの崖道を、結構飛ばして行く。窓から下を覗き込むと…うわー！吸い込まれそう…。こんな急斜面なのに家が建ち並んでいるので、カーブを越えるごとに、集落の上へ上へと登って行く。　それに伴い、だんだん涼しくなってきた！最初は長Ｔの袖をたくし上げ、車の窓も開けていたのに、次第に気温が下がってきて、窓を閉め、上着を…はおりたかったんだけど、車の後ろに積んだリュックの中にあって取り出せない！ガタガタ震えてました。　走ること３時間。山の斜面に立ち並ぶ家々が多くなり、ちらほらゴンパも見えてきた。とうとう着いたぞ！ダージリン！！はぁ～。２日がかりでやっと辿り着いた…。　タクシーを降りると、さっそく客引きのお兄さんが寄って来た。でも、デリーやその他、下界インドのようなしつこい感じではない。そもそも顔つきがウザくない。チベット人らしいその彼はいくつか周辺ホテルを案内してくれて、結局、最初に見た窓際の部屋に決めた。トイレ部屋付きホットシャワー付きのＷルームで一泊６０５ルピー。（インドにしては）安くないけど、この寒さじゃホットシャワーがないとキツイので、ま、いっか。　客引き兄ちゃんが「有名観光スポットを車で３カ所回って６００ルピーでどう？」と言ってきた。私達が「すべてのゴンパを見たい」と希望を言ったら、「じゃあ１０００ルピー」と値をつり上げた。「高いよー！８００ルピーにして！」「高くないよ！ボクは仏教徒だ。信じてよ！！…しょうがない。間を取って９００ルピー！よし！決まり！！」「やだー！！８００ルピー！！」兄ちゃんはチッと舌打ちして「…分かったよ…８００ルピーでいいよ」おし！言い値で決まった！！　その夜の晩飯は、チベット料理屋に行きました。カレーはこないだの旅行でもう充分、１年くらい食べなくていいので。チベット料理は日本食のような薄味で、辛くもないし非常にうまい！私はチョップスィーというあんかけかた焼きそばを食べました。おいすぃー♪　あと、写真がなくて残念なのですが、チベット料理で絶対ハズレないのがモモという蒸し餃子！揚げてあるのもありますが、やっぱスチームモモの方がオススメ！うまかったなぁ～モモ…（ヨダレ）

2005年05月02日

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