はっきり断る勇気を持て!!
はっきり断る勇気を持て!!極めて優柔不断な私ですから、断ったつもりが実は相手にとっては断った事になってなかったり、或いは断りたくもない一分ほどの心が、いたずらをしてはっきり返事をしなかったばかりに迷惑をかけたりもしているものです。相手をなるべく傷つけまいとする日本人特有の美徳とも称されますが。商談に来られた人に断るつもりの言葉が「考えておきます」とか「検討しておきます」、「相談しておきます」とか。相手にしてみると、自分の都合に良い様に、希望や望みを持って解釈していますから「あ、ちゃんと考えてくれるんだ」とか「検討してくれるんだ」という解釈になってしまいます。恋愛の時でも良くあります。「貴女には私以上に相応しい方がきっと現れます」などもそうでしょうか。断る気があるならば、綺麗に断る、きっぱり断るというのがいいようです。未練を残したり、中途半端な気持ちで余韻を残したばかりにとんでもない結果を引き起こしたら、相手に余計な心配をかけたり、期待を持ったりもします。親しい間柄なら断るのに「考えておくね」でも、今までの経緯や性格から判断して「断っているんだ」と充分判断もできますが大事な相手や初対面の人間にとっては、中々そのようには汲み取ってはもらえないものです。時には、わざと狙ってそんな優柔不断なふりをしてみたり、迷わすような発言をしてみたり、相手が良いほうへ判断をするような発言をして見たりもありますよね。「人心を惑わす」とよく言いますが、上手に使い分けて世渡りをする人も居るものです。「袖にした」つもりのように見せかけて実はそうでなかったり、そうだったり。私は存じませんが、女性との関係を上手に操る事の出来る人がいますが、汚く言えば手練手管、上手く表現すれば心揺さぶる巧みな言葉遣い。天性のものを無っている方がいるものです。羨ましい限りですが、でも所詮見破られるのかも。いずれにしても、断るにも時には毅然と、或いは時には優しく、余り期待を残さないように。それが為に相手の思いや心を乱すことは、こちらの人生にも余りいい結果は残さないようです。冷酷なイメージを与えてはいけませんが。