カテゴリ:介護ニュース
《佐藤さーん、今日はデイサービスに行くんだよね。そろそろお迎えが来るころだから、トイレに行ったらどうかなあ》
言葉の主は、身長38.5センチの生活支援ロボット。軽い認知症がある高齢者のサポートを目指し、国立障害者リハビリテーションセンターを中心とした研究グループが開発した。 薬を飲む時間や玄関の呼び鈴が鳴ったとき、外出予定があって準備が必要なときなどに、NEC製のコミュニケーションロボット「PaPeRo(パペロ)」が、やるべきことを音声で案内し、行動を促す。特にひとり暮らしの人の手助けを意識したものだ。 ロボットは、まず利用者の名前を呼びかけて注意を喚起し、事前のプログラムに沿って行動を促す提案をする。利用者から反応がない時は「わかったかな?」と再確認したり、提案を繰り返したり。利用者が「わかったよ」などと答えると、「よろしくね」と伝えて対話が終わる。 有料老人ホームで軽い認知症がある79~97歳の女性5人に使ってもらったところ、「ボク(PaPeRo)が言ってくれたから、トイレに行ってくるね」など、行動が促されるケースが大半だったという。同センターでは5年後をめどに普及を図りたいとしている。 「玄関に行ってみてはどうかなあ」などと、 やるべきことを提案する生活支援ロボット 2010年10月25日5時31分 asahi.com 「PaPeRoを使って新事業・新商品を検討したい」 「PaPeRoを子供や高齢者向けの施設で使ってみたい」 などのニーズをお持ちの法人のお客様を対象に、PaPeRo と開発ツールをお貸し出し中です。 ご質問や導入のご検討など、お気軽に お問合せ ください。 NEC製のコミュニケーションロボット「PaPeRo(パペロ)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.25 12:09:22
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