カテゴリ:私の走ったRUN大会
菊花マラソンコース図。
(http://www.city.echizen.lg.jp/office/090/040/kikkamarathon.htmlより拝借) ループ橋を下りて右折。川沿いを南に下り帆山橋で日野川を渡る。帆山橋50mほど手前に2K地点の標があった。9分後半。出だしオーバーペースになりがちな自分にしてはゆっくりめ。ちょっと前に出るのにもたついたようだ。 8号線のひとつ手前「庄田町」の交差点を左折。一本北にずらしてアンダーパスで8号線を越す。国道8号線は新潟から京都を結ぶ日本海側の大動脈だから、いかなるマラソン大会でも止められない道。 河川敷や線路沿い、高架道路沿いなど、ありがちなランニングコースは、そういう越せないものに沿って走るのが常だ。ところがこの菊花マラソンは、そうではない。ブチブチと横断していくのだ。JRをループ橋で越えて、日野川を渡り、幹線道路をアンダーパスを通って、この先の北陸自動車道もガードをくぐり、次から次へと交差をクリアしていく。 菊花マラソンのハーフコースの前半の味わいは、JR・日野川・R8・北陸HWYの4つをクロスするこの武生フォークロスにあると言ってよい。 北陸自動車道を越すと田園地帯になる。越前米コシヒカリの産地だ。 こちら、しきぶちゃんの宝箱の特産品情報によると、この地方の特産米は、しぶき米・華越前・あきさかり・コウノトリ呼び戻す農法米がある。コメ袋に「食味値」「整粒歩合」の数値を表示した直販がこだわり米らしい(参:越前米 ブランド向上作戦)。 コウノトリ呼び戻す農法米というのは、絶滅が危惧されていて国の特別天然記念物に指定されているコウノトリを再び野生化させようと取り組む運動の一環で生産されている無農薬・無化学肥料農法で作られる米である。 ラン後に立ち寄った菊人形展の一画に、武生の農家とコウノトリの取り組みをPRするコーナーがあって、そこで知った。展示されてあったコウノトリの模型?に驚いた。ずいぶんと大きい。怪鳥である。頭がスイカぐらいあった。でもスタッフはあんなに大きくはないと苦笑していた。 武生駅から西に8kmほど。しらやまいこい館にコウノトリPRコーナーと飼育ゲージがあり、そこで詳しく知ることができる。今回は寄れなかったので、次回に行ってみたい。大阪だと、天王寺動物園にコウノトリがいるようだ。(シュバシコウとコウノトリは違うので注意) 折り返しゾーンを走っていると、先導車が来て、ランナー2名のトップグループが対向していった。折り返しに向かう対向区間が長いので、仲間全員とエール交換ができる。これもコースの魅力のひとつだ。 10キロ地点あたりで鳴りモノあり。今立町の権兵衛太鼓である。トレーラーのウィングボディをオープンさせて子供太鼓を披露。天狗の早打ち、般若の三ツ打ちといった曲太鼓で物語を響かせ伝える権兵衛太鼓は、福井県の無形文化財に指定されているとか。 もてなしにパワーをいただいてまもなく、ビッグコーンの置かれてある折り返しを、48分ぐらいのタイムで回った。うまくできているようで、この折り返しがほぼ中間地点と思われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.07 23:06:31
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