カテゴリ:私の走ったRUN大会
ゴールするとすぐに順位とタイム入りの完走証をプリントしてくれた。気象条件8:20現在、曇り、気温8.6度、湿度82%、風速無風との記載も有り。市長の名前と大会実行委員長の印の入った立派なもので、全体のバランスやレイアウトにそつがなく、さすが31回を重ねているだけのことはあるなと感心した。
でも洗濯のときカバンから出し忘れて水に漬けてしまい、紙はゴワゴワで色シミだらけにしてしまったことはナイショ。(^b^) その向こうではアクエリアス・コーラ・お茶飲み放題コーナー。協賛、北陸コカ・コーラボトリング(株)様々である。 搬送した荷物を受け取って着替えていたら遅くなって、チャリティ豚汁コーナーへ行ったら「汁ばっかり残っちゃったので半額50円でいいです」の閉店間際セールになっていた。それでもいいかと、一杯いただいた。底をさらうと安い即席みそ汁程度には具も入っていて、最初からこういうものだと思っていれば、こういうものだと受け入れられるものだった。どうでもいいけど。 スタート会場に戻るバスは待たずにすぎに乗れた。当たり前なことかもしれないが、今年参加した、富士山の近くで開催された某大会で悲惨なバス待ちを強いられたことがトラウマになって、こういう所のバス待ちに、落ち着きの悪い不信感を抱くようになってしまったのだ。 バスは地元の足そのまんまの路線バス。適材適所だ。 ある面の簡素さが、もてなしの面の心温かさを引き立てる。北陸方面のラン大会には、気のせいか共通してこういう美点を感じる。限りある資源を有効に活かさないと生活が成り立たない雪国方面の気質が、無駄のない、しかし手抜きでもない、そして参加して何とはなしに気持ちの良い大会をつくるのだろうか。 スタート会場に戻って、菊人形を見にいった。大阪ではひらかた大菊人形が有名だけど、一度も行ったことがなかった。枚方はもう毎年開催でなくなったが、ここ武生、福島県二本松市とで日本三大菊人形なのだそうだ。 ゆるキャラ「きくりん」は武生菊人形の公式マスコット。twitter now 236ツイート 菊を人形に飾りつける技師を菊師と呼び、その作業を菊付けという。菊人形を楽しむには、菊付けの見事さが分かる目を持つに越したことはない。私は事後になったが、これから見る方のために、菊付けの技巧の要所をしておこう。 ・適切な花の密度で付けてある。粗いと裏が透けて見え、厚いと着ぶくれしてしまう。 ・えりの合わせ、袖と同体の区切り、肩から袖と、各部位に区切りを付けられる。 ・表面を均質に保つことで着物らしい布の流れが表現できる。 ・肩で老若男女を表現し分けられる。 ・全体のバランス。内側に体が入っているように感じられるか。 (『わたしは菊人形バンザイ研究家』川井ゆう著 新宿書房 を参照させて頂きました) 会場の一画で行われていた大道芸、けん玉師しげきひろし氏のショーが楽しかった。写真は、6個の玉を同時に乗せるという大技を成功させた瞬間。ショーは難易度の高い技の連続披露。ときには失敗もあって、そこがよかった。 ランチは、ヨコガワ分店でボルガライスを食べた。ボルガライスは武生の名物。そのあたりは、こちら武生に来たらボルガライスに詳しいので、武生に行かれる方には一読をおすすめする。 汗を流しにしきぶ温泉湯楽里に寄った。(\600/17時以降\500) 離れの浴場まで斜行エレベーターで60m運んでくれるという珍しい構造。その割に展望はなぜかもうひとつ。こんなけったいな風呂屋は一度来ると忘れない。 もっとも、これだけいろいろと楽しませてくれた武生の一日ひっくるめて、忘れることはないだろう。…… 少なくとも3年ぐらいは。(by 老化現象を甘くみない性分) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.09 23:05:34
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