|
カテゴリ:田舎生活~青森 弘前 津軽半島
前回の続きになります 十三湖から津軽半島の中央を縦断する 339号線を南下して、五所川原市金木町にある 作家 太宰治 の生家「斜陽館」にやってきました 斜陽館 斜陽館は、明治40年 明治期の名棟梁として有名な 堀江佐吉の作品で、国の重要文化財になっています 大地主であった父 津島源右衛門は、金融業と企業家であり 貴族院議員でもあったそうです 太宰治(津島修治)は、この家が建てられた2年後に 津島家の第十子六男として生まれ(11人兄弟) 中学入学までの14年間を過ごしたそうです 太宰治の作品には、この家での生活が時折登場するそうですが さまざまな場面を回想する方も多いのではないでしょうか 太宰作品を数冊しか読んでいないオバサン達には 共感や回想の場面は少なかったですけど(恥) 680坪の敷地に部屋が19室もあるという豪邸ですが 昭和25年から平成8年まで旅館「斜陽館」として営業していました 館内ガイドさんのお陰で、幼少時のエピソードや家族の関係など みて歩くだけではわからなかった事も細かく知ることができ 作品や人生に大きく影響した家だったことも分かりました 斜陽館からほんの数分のところにあるのが 太宰治疎開の家「旧津島家新座敷」 大正11年、津島家の離れとして建てられ 曳家されたこの地まで津島家の所有地だったそうです ここでも店主の方から熱いガイドをして頂きました 太宰治は家族と疎開していた1年4か月の間に 23もの作品をここで執筆したそうです 書斎で太宰になりきってる友人 洋室も素敵、造り付けのソファの中身は当時は藁だったそうです 新座敷前 表側にあるショップ 太宰屋 ここで記念の手拭いマフラーを買ってもらい 首に巻いた 話好きの野次馬ふたり 知らなかった太宰治の生い立ちや人生を垣間見た とても有意義な時間を持つ事ができました 珍道中はまだ続きます~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[田舎生活~青森 弘前 津軽半島] カテゴリの最新記事
|