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カテゴリ:十年一昔
(音楽記号)リタルダント
=どんどん、ゆっくりと。。。もしくは、重く、引き摺るような感じで。。。 自分の記憶の中で。↑ちょっと、似たようなことがあります。 幼児のころの記憶は、潜在的なものも多く、鮮明でもないのですが、ふとしたときに思い起こすことってあります。 就学以前のことです。(かれこれ、○○十年前のことです。) 近所のガキ大将の“お兄ちゃん”が、大通りを越えて、てくてく歩いて、大きなグランドまでチビたちを引率してくれたのですね。 グランドの丘の上で、芝生をむしったり、転げまわったり、あるいは、パンやさんで買ってきたジャムパンを、包んであった薄紙にくるんでムシャムシャかじったり。。。そんなことだけでも、楽しかったことがありました。 あっちの方に、もう一山(ただの、小山)あると言うので、そろって、探検に行きました。 小川(石神井川の支流で、今じゃ、どぶ川に変身?)に、おたまじゃくしもいた時代なんです。 一本橋を渡り着くと、そこには、穴が三箇所あり、小山の中の方へ通じているんですね。 三手に分かれて探検開始です。 大したことない! たちまち、中で一緒になったほどの、狭さです。 夏になると、ふと、記憶をまさぐるのです。 確か、あの時、その小山の中で見た新聞って。。。 変わっていた?家で見ていたものとは、別だった? この時の、私の年齢がまだ文字をはっきりと読めなかったものですから、なお更、引き摺っているのかもしれません。 ただし、写真は覚えてます。 “あけぼの”マーク(魚肉ソーセージ知ってます?)に近かったかな? でも、旗でした。それと、戦艦もありました。 そして。。。脱脂綿のかけら???かすかに、血がついてました~!! (鼻血を止めていたような、今で云う、コットンのことですが。。。) 何の縁か、数年後に引っ越してきた今の、家の前の通りをまっすぐ下って行くと、その小山跡に着きます。 此処に越して、しばらく忘れていたのですが、十年くらい前に、娘の幼稚園が近いせいもあり、近所に寄ってみました。 宅地を造成していました。が、たしかに、その場所を感じました。 “ここだ!” 尋ねてみたところ、間違いない!と、言うのです。 現場の人が、 “ここは、防空壕、知っている? ま、そんな所だったんだけど、簡単に土被せて埋めて置いたんかなぁ? しっかり、均さないと、駄目なんだなぁ、此処は。。。” それをヒントに、また、想像と記憶を同一線上に載せようと、必死になるのですが。。。 薄らいで行く記憶をたどることって、かなり、難しく。。。また、怖い気もします。 何故って。。。、(記憶の中の)あの新聞には。。。時代の誤差があり過ぎるからです。 所詮、曖昧な記憶です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月20日 13時43分12秒
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