カテゴリ:本・テレビ等
直木賞を受賞した作品。 「空飛ぶタイヤ」が相当面白かったので、これも期待して読んだんだけど、かなり面白いです。 読み始めたら最後まで読んでしまうので、時間のあるときに読まないと、とんでもないことになりますw。 ぶっちゃけ、話しのつくりは「空飛ぶタイヤ」とそれほど変わらないので、違うものを求めてた人にはちょっと残念かも知れない。 中小企業の経営者が孤軍奮闘して困難に立ち向かうというストーリーで、取引先や銀行、大手メーカーに苛められながらも、夢を追いかけて前へと進んでいく姿を書いているんだけど、「夢を忘れない」というところが大きく扱われているかもしれない。 それにしても話しの進め方が上手だね、ほんとに。 最初は一人で奮闘していて、もうダメだってときにちょっとずつ誰かが助けてくれたりして乗り切って、そのうちに周りの人間も一緒に頑張りだして、みたいなところはパターンなんだけど、それがものすごく面白い。 山あり谷ありじゃなくて、山また山って感じ。 ほんとに一息つくところが全くない、ノンストップで一冊読ませてしまうというのはスゴイことだと思います。 まさに、これぞ直木賞という作品ですねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 8, 2012 06:09:28 PM
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